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アラン・ドロン没後1年特別企画 「太陽がいっぱい」「冒険者たち」ほか全23作品をBS10スターチャンネルで一挙放送

2025年8月4日 12:00

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「太陽がいっぱい」
「太陽がいっぱい」
© 1960 STUDIOCANAL - Titanus S.P.A.

2024年8月に88歳で逝去したフランスの名優、アラン・ドロンの没後1年企画として、「太陽がいっぱい」「冒険者たち」ほか出演作全23作品が、プレミアム映画専門チャンネル「BS10スターチャンネル」で8~10月に3カ月に渡って一挙放送されることが決定した。番宣動画(https://youtu.be/piopUalKA44)が公開された。

全23作品のラインナップと放送日時は以下の通り。


【8月放送(計8作品)】
字幕版:8月5~8日午後4時半頃~4日連続放送
字幕版/吹替版:8月26~29日午前6時40分~4日連続放送
「太陽がいっぱい」
「太陽がいっぱい」
© 1960 STUDIOCANAL - Titanus S.P.A.

女流ミステリー作家パトリシア・ハイスミスの原作小説をドロン主演で映画化。殺害した友人になりすました青年の完全犯罪とその破滅を、「禁じられた遊び」の名匠ルネ・クレマン監督が描く。

貧しさから劣等感を募らせて殺人へと至る主人公の葛藤を、当時25歳のドロンが鮮烈に体現し、本作で一躍人気スターに。太陽の輝き、青い海、白い砂浜とドロンの陰影ある美貌が絶妙に調和し、ニーノ・ロータによる甘美な主題曲と共に強烈な印象を刻みつけている。スターチャンネルオリジナル新録吹替版も放送。


◆「冒険者たち 4Kリマスター版」
画像2© Societe Nouvelle de Cinematographie (SNC ) -Paris 1967

ドロンが主演した青春ドラマの秀作。夢を追い求めて冒険に賭けた2人の男性と、1人の女性の三角関係を美しく詩情豊かに描く。

男の色気全開のドロンと、対照的に渋さ満載のリノ・バンチュラ。2人の間で揺れ動く美女ジョアンナ・シムカスのアンニュイな存在感が絶妙なバランスを生み、ロベール・アンリコ監督の名を世界に知らしめた。アクション描写もさることながら、友情と愛情が微妙に交差する三角関係も繊細に綴られ、埋葬場面の美しさは語り草に。フランソワ・ド・ルーベの名曲が青春のほろ苦さと儚さをかき立て、忘れがたい余韻を残す。スターチャンネルオリジナル新録吹替版も放送。


画像3© 1971 STUDIOCANAL - Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche S.R.L. - Diagonal Films

チャールズ・ブロンソン三船敏郎、ドロンの3大スターが共演した異色西部劇。大統領へ献上する刀を巡り、武士と強盗団がアメリカ西部を舞台に争奪戦を繰り広げる。二枚目の代名詞だったドロンが悪役に徹し、剛直なサムライと腕利きガンマンの友情を三船とブロンソンがユーモアを交えて演じるなど、オールスター作品の魅力満載。監督は「007」シリーズを3作手掛けたテレンス・ヤング


◆「チェイサー(1977)」
画像4© 1977 - PATHE RENN PRODUCTION

ドロンとモーリス・ロネの「太陽がいっぱい」コンビが再び顔を合わせたサスペンス。極秘文書を巡って政界の闇に迫る男の姿を、テンポの良い演出とふんだんなアクションを盛り込んで描く。「死刑台のエレベーター」など多数の名作を手掛けた名カメラマン、アンリ・ドカエによるシャープで深みのある映像、ジャズ・サックスの名プレイヤーとして知られるスタン・ゲッツの演奏による音楽が醸し出すクールな雰囲気に痺れる。


◆「仁義
画像5© 1970 STUDIOCANAL - FONO ROMA

口ひげを蓄えた元服役囚役のドロンと、元警官で銃の名手を演じるイブ・モンタン、フランスを代表する2大スターが共演。セリフや音楽を控え目に、男の美学を追求してきたジャン=ピエール・メルビル監督のクールな演出によって、友情と裏切りが交錯する犯罪計画の顛末が綴られる。脚本も手掛けた監督本人の人生観を反映したかのような哲学的セリフ、夜の街を捉えたシックな映像も、物語を味わい深いものにしている。


画像6© 1970 STUDIOCANAL - FONO ROMA

ドロンが妻子を殺され復讐の鬼と化す孤独な殺し屋に扮するアクション映画。黒いコートを翻し無表情で敵を撃つ冷徹極まりない表情と、亡くした妻子を悼んで静かに流す涙。寡黙な役柄のため台詞を極力排し、裏社会に生きる男の葛藤と孤独を体現したドロンには圧倒的な存在感があり、アウトロー役が似合うことを改めて感じさせる。マフィアによる凄まじい拷問シーンなど、当時としてはハードなシーンの数々が話題になった。


画像7© 1969 SNC(Groupe M6)

太陽がいっぱい」で共演したドロンとモーリス・ロネが再共演した心理サスペンス。鬱屈した男を演じたドロンが、ここでも心に秘めた情念を表現。中年に差しかかった男の焦りと色気を全身から魅力的に放っている。かつて実生活でも婚約者同士だったロミー・シュナイダーとの恋人役という設定もスキャンダラスで、ラブシーンや喧嘩の場面は演技とは思えない生々しさがある。ロネの娘役でジェーン・バーキンが共演。


画像8© 1968 STUDIOCANAL - Medusa Distribuzione S.r.l.

フランス映画界きっての二枚目ドロンと、ワイルドなチャールズ・ブロンソンという対照的な2人が共演した犯罪サスペンス。金庫破りの依頼を受けた軍医が、軍曹と手を組んだものの逆に罠に嵌められていく設定の妙。衝突しながらも友情が芽生えていく2人の渋い男のカッコよさが随所にみられ、忘れがたい名場面の数々にうならされる。特にラストシーンのブロンソンが印象的で、本作を機に彼は世界的なスターに。


【9月放送(計8作品)】
字幕版:9月2~5日夕方 連日放送
字幕版/吹替版:9月15~21日午前9時頃ほか連続放送/9月26~30日午後11時頃ほか連日放送
◆「地下室のメロディー HDリマスター版」
画像9© 1962 Cite Films

老ギャングを貫禄たっぷりに演じた「望郷」のジャン・ギャバンと、血気盛んな若者役のドロン。フランスを代表する2大スターが初共演を果たしたフィルム・ノワールの名作。有名なテーマ曲を始め、全編を彩るジャズに乗せて、ビーチ・リゾートを舞台に現金強奪計画が繰り広げられる。高級スポーツカーを乗り回し、水着姿を披露するドロンなど、ファンに対するサービス精神にも溢れた娯楽作で、鮮やかな幕切れも印象深い。


◆「若者のすべて 4Kレストア完全版」
画像10© 1960 TF1 Droits Audiovisuels - Titanus

南北の経済格差が存在するイタリアを舞台に、田舎から都会に出てきた5人兄弟の愛と苦悩を綴る一大叙事詩。「ベニスに死す」のルキノ・ビスコンティ監督によるリアリズムに徹した演出が見どころで、人生の皮肉な側面をありのままに映し出し、物語を奥深いものにしている。役者陣もそれぞれ渾身の演技で監督の熱意に応えており、特にナイーブな主人公を演じたドロンがかげのある美しさを存分に見せ、強い印象を残す。


画像11© Tigon Film Distributors Ltd.

オートバイにまたがり愛人のもとへ駆ける若妻の熱情をエロティックな演出やサイケデリックな映像で描いた、実験性に富んだ伝説的ラブロマンス。素肌の上に黒革のライダースーツをまといコケティッシュな魅力を振りまく歌手マリアンヌ・フェイスフルと、サディスティックな大学教師を演じるドロンのセクシーさが魅力。独特な色彩感覚を持つ撮影監督ジャック・カーディフが監督を務め、衝撃のエンディングは度肝を抜く。


画像12© 1976 STUDIOCANAL - Titanus Distribution

ジョセフ・ロージー監督が第二次世界大戦中におけるユダヤ人排斥をテーマに、人種差別、他者への不寛容、思想弾圧の恐怖を織り交ぜて描いた社会派サスペンス。自らの潔白を証明しようと奔走するうちに、次第に同姓同名の謎の男に同化してゆく主人公の心の揺らぎをドロンが繊細な演技で表現。暴力的なまでに残酷な国家権力と、無力な個人の関係を冷徹かつ淡々とした眼差しで描き、ラストシーンは異様な印象を刻みつける。


画像13© 1972 STUDIOCANAL - Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche S.R.L. - Euro International Films S.p.A

サムライ」や「仁義」でドロンとコンビを組んだジャン=ピエール・メルビル監督の遺作。友情で結ばれた強盗団のボスと刑事が、その宿命から対決へと導かれてゆく姿を描く。カトリーヌ・ドヌーブが2人の間で揺れ動く女性を好演。強盗団のボス役には、後に「ランボー」シリーズで上官・トラウトマン大佐を演じることになるリチャード・クレンナ。ヘリコプターを使った列車からの麻薬強奪シーンは手に汗握る迫力。


画像14© 1973 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

 バート・ランカスター、ドロンという2大スターがニヒルな男を演じた、ハードボイルド・タッチのスパイ・アクション。二重スパイの疑いをかけられたCIA諜報部員と、彼の殺害を命じられた相棒の殺し屋。裏切りとサスペンスが幾重にも張り巡らされ、非情な巨大組織に翻弄される2人の男の対決が描かれてゆく。冷戦時代の緊張感漂う国際情勢を背景に、ワシントン、パリ、ウィーンと舞台を移しながらの追跡劇もスリリング。


画像15© 1984 Gaumont / France 3 Cinema (France) / Bioskop Film GmbH & Co Produktionsteam KG (Allemagne)

文豪マルセル・プルーストが“意識の流れ”をそのままに小説化する試みとして、半生をかけて執筆した文芸大作「失われた時を求めて」の一篇を、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手フォルカー・シュレンドルフ監督が映画化したラブロマンス。絵画のような格調ある衣装や美術で、匂い立つロマンスを官能的に描いている。主演のジェレミー・アイアンズをはじめ、ドロン、ファニー・アルダンら仏英豪華キャスト共演も見どころ。


画像16© 1979 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.

航空パニック映画の元祖「エアポート」シリーズ第4弾。ドロン、「エマニエル夫人」のシルビア・クリステルらオールスターキャストが顔を揃え、超音速旅客機コンコルドに迫る危機を、武器不正輸出を巡る陰謀を絡めて息詰まるタッチで描く。繰り返されるミサイル攻撃など、次々と発生するパニック描写は娯楽色豊かで迫力満点。既に現役を退いたコンコルド独特の美しいフォルムを収めた映像は、今となっては貴重な記録。


【10月放送(計7作品)】※放送日時未定
◆「サムライ
画像17©1967 - Production Filmel - CICC - TCP / Editions Rene Chateau

トレンチコート姿が代名詞となってその人気を不動のものとしたドロンが、フレンチフィルムノワールの巨匠ジャン=ピエール・メルビル監督と組んだ代表作。日本の武士道に由来する“侍”という原題が示すように、無口でストイックな一匹狼の殺し屋の生き様を危険な魅力と共に描いてゆく。ドロンの本作に対する強い思い入れは、後に自身が立ち上げた化粧品ブランドの香水に“サムライ”と名付けたことにも表れている。


◆「最後の標的」
画像18© 1982 STUDIOCANAL - MK2 SA - France 2 Cinemaus

ドロンとカトリーヌ・ドヌーブ、フランスを代表する2大スターが共演したハードボイルドアクション。ジャン=パトリック・マンシェットのノワール小説「眠りなき狙撃者」を映画化。脚本にも参加したドロンは、冷酷なだけでなく人間臭さのある殺し屋を演じ、色香漂う人妻役のドヌーヴとのロマンスも美しい。2015年にはショーン・ペン主演で「ザ・ガンマン」としてリメイクされている。


◆「真夜中のミラージュ 4Kレストア版」
画像19© 1984 STUDIOCANAL - France 2 Cinema

列車内で出会った謎の女に翻弄される男性をドロンが演じたミステリアスサスペンス。「美しすぎて」のベルトラン・ブリエ監督が“多重な人間関係が導く不条理”という得意な題材で本領発揮。ドロンの希望で「緑色の部屋」などフランソワ・トリュフォー作品で知られるナタリー・バイが、謎の女を演じている。本作はセザール賞でドロンの主演男優賞と脚本賞にも輝いた。ブレイク前のジャン・レノが出演しているのも見どころ。


画像20© 1977 STUDIOCANAL - Irrigazione Cinematografica S.R.L.

ドロンが自ら製作を務め、私生活でも恋人だったミレーユ・ダルクをヒロインに迎えたドラマ。ドロンが演じるのは、仕事に憑りつかれオークションでのスリルを生きがいにする美術商。彼の妻との愛憎入り混じる結婚生活を交えて、オークションに挑む姿をドラマティックに綴る。監督は「Mr.レディ Mr.マダム」などを手掛け、当時ヒットメーカーとして知られたエドゥアール・モリナロ。切ない旋律のテーマ曲が印象的。


画像21© 1959 Gaumont (France) / Zebra Film (Italie)

サムライ」や「仁義」でドロンとコンビを組んだジャン=ピエール・メルビル監督の遺作。友情で結ばれた強盗団のボスと刑事が、その宿命から対決へと導かれてゆく姿を描く。カトリーヌ・ドヌーブが2人の間で揺れ動く女性を好演。強盗団のボス役には、後に「ランボー」シリーズで上官・トラウトマン大佐を演じることになるリチャード・クレンナ。ヘリコプターを使った列車からの麻薬強奪シーンは手に汗握る迫力。


画像22© 1958 STUDIOCANAL - Rizzoli Film S.p.A.

ドロンとロミー・シュナイダーが共演したラブロマンスで、アルトゥール・シュニッツラーの戯曲「恋愛三昧」の映画化。情緒あふれる18世紀のウィーンを舞台に、若き将校と人妻、歌手を目指す美しい娘を巡る愛の行方が描かれる。本作の直後「太陽がいっぱい」でブレイクするドロンと、無垢で可憐なヒロインを演じた西ドイツのスター、シュナイダーはプライベートでも愛を深め、2人の婚約のきっかけとなった作品。


画像23© 1973 STUDIOCANAL - Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche S.R.L.

フランスの雪深い農村で起こった殺人事件を調査するために訪れたドロン演じる地方判事と、シモーヌ・シニョレ演じる嫌疑をかけられた大農家の母親との対決を、緊張感溢れる演出で描いた心理サスペンス。密接な人間関係の中にある閉鎖的な町で、“燃えつきた納屋”と呼ばれる大農家の母親が、容疑を掛けられた長男と次男を必死で守ろうとする。雪に閉ざされた町の幻想的な風景やシンセサイザーを使った音楽なども面白い。

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