ザ・ガンマン
劇場公開日:2016年2月6日
解説
「ミスティック・リバー」「ミルク」で2度のアカデミー主演男優賞を受賞している演技派ショーン・ペンが、引退後ふたたび銃を取ることとなる元特殊部隊員を演じたアクション作品。除隊後、愛する恋人も捨て、ひっそりと平穏な生活を送っていた元特殊部隊最強の暗殺者ジム。除隊から数年後、ジムは何者かに命を狙われる。アフリカ・コンゴ民主共和国の鉱山利権に絡む極秘の大臣暗殺作戦に参加した、かつての仲間たちが次々と殺されている事実を知ったジムは、自身の身を守るため、そして命を狙う敵の正体を暴くため、再び銃を取る。主人公のジム役にショーン・ペン。「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「パシフィック・リム」のイドリス・エルバらが脇を固める。監督は「パリより愛を込めて」「96時間」のピエール・モレル。
2015年製作/115分/PG12/アメリカ・スペイン・イギリス・フランス合作
原題:The Gunman
配給:クロックワークス
スタッフ・キャスト
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2022年11月3日
Androidアプリから投稿
アクションはそこそこ、脚本はゴミ、でも最後はちょっと笑えた、お金払って映画館で観る価値はない
2022年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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民間軍事会社の傭兵がコンゴで起こした大臣暗殺事件、インターポールの捜査が迫ったので黒幕は証拠隠滅に傭兵の抹殺を企てるという傭兵と黒幕の内輪もめ。これだけならよくあるクライムアクションものなのだが、主役が56才の爺さんだし、頭の病を抱えている設定だからアクションシーンも痛々しい。ハード路線かと思ったら殺し屋と女医さんのラブロマンスを絡めるから気が緩む、もっとも本作はアランドロンとカトリーヌドヌーブで映画化された「最後の標的(1982)」のリメイクだからロマンスの方がメインなのかも、失礼ながら絶世の美男美女には程遠いので本作では雑味に思えます。銃撃戦にロマンスにさらに発展途上国の地下資源独占に暗躍する悪徳、多国籍企業の実態を警告する社会派メッセージも込めて正統派の趣も添えていますが欲張りすぎ。
ファンの方々には相済みませんがショーン・ペンは演技派であることは認めますが爺さんになって華がないのでアクションもロマンスも興醒めでした。
2022年8月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
何と言っても本作のポイントは、“ショーン・ペン・ミーツ・アクション”だろう。
アクションが絡む作品への出演はあるが、本作はアクションもアクション。バリバリバリのアクション。肉体改造し、身体を張った本格アクション初挑戦。
『96時間』でリーアム・ニーソンをアクション開花させたピエール・モレルが監督。
ペンはプロデュースと脚本も兼任する気の入れよう。
共演にハヴィエル・バルデム、マーク・ライランス、イドリス・エルバ…ペンも含みオスカー級!
キャストだけ見ればA級。しかし、それが絶対に作品的にもA級へとは結び付かない。平凡な中年アクションの域を出られなかった。
特殊部隊凄腕の暗殺者、ジム。かつて関わった極秘暗殺任務後、除隊。恋人にも別れを告げず…。8年後かつての仲間が標的にされる事件が続き、陰謀に巻き込まれる…。
話的には既視感あるアクションの設定だらけ。
コンゴの鉱山利権絡む社会派テーマで他のアクションとは違う作りを意識したのだろうが、結構社会派×アクションってあるし、何だか話を小難しくしている気がする。
バルデムが黒幕かと思ったら途中退場し、今は企業のトップに就いているかつての仲間が胡散臭いのはすぐ察し付く。
やたらと恋愛色を押し出している気もする。
初の本格アクションで色々詰め込み、気合い入れ過ぎたか…? リーアム・アクションのようにもっとシンプルで良かったかも…?
ペンのハード・アクションを見るには申し分ない。
銃撃戦、肉弾戦。敵とナイフを押し合う接近戦は手に汗握る。CGには頼らず、こだわったという生身のアクション。
ムキムキ体型に身体を造り、熱のこもった演技。
さすが2度のオスカーに輝く演技派、抜かりナシ。
迫真のアクションを魅せ、また挑戦するかと思いきや、結局これ一本…。
業界もファンも暗黙の了解だったのかな。一回限りのサプライズで、やはりシリアス・ドラマでのペンの熱演が見たい、と…。
でも、いずれはまた見たい。
2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波