【10月放送開始・秋の地上波ドラマ】映画.comが注目する15本/出演者・あらすじ・放送開始日など
2024年10月2日 10:00
厳しい残暑もようやく和らぎはじめ、10月から地上波では秋ドラマが続々とスタートします! 大人気シリーズの新作やヒットメーカーが手掛ける話題作、考察が楽しめそうな推理ものなど、夏ドラマ以上にバラエティに富んだラインナップとなっています。
本記事では、映画.com編集部のドラマ好きが特に注目する民放ドラマ15本をピックアップ。今週から放送が始まる作品もありますので、お見逃しなく!
・「嘘解きレトリック」(鈴鹿央士、松本穂香)
・「オクラ 迷宮入り事件捜査」(反町隆史、杉野遥亮)
・「あのクズを殴ってやりたいんだ」(奈緒、玉森裕太)
・「全領域異常解決室」(藤原竜也、広瀬アリス)
・「ライオンの隠れ家」(柳楽優弥、坂東龍汰、齋藤飛鳥、佐藤大空)
・「無能の鷹」(菜々緒、塩野瑛久、井浦新)
・「放課後カルテ」(松下洸平、森川葵)
・「モンスター」(趣里、ジェシー、古田新太)
・「相棒 season23」(水谷豊、寺脇康文)
・「わたしの宝物」(松本若菜、田中圭、深澤辰哉)
・「海に眠るダイヤモンド」(神木隆之介、斎藤工、杉咲花)
・「マイダイアリー」(清原果耶、佐野勇斗)
・「民王R」(遠藤憲一、大橋和也、あの、山時聡真)
・「ウイングマン」(藤岡真威人、加藤小夏、宮野真守)
10月4日(金)深夜24時12分
松重豊、ゲストキャスト
「劇映画 孤独のグルメ」の公開も決定している松重豊主演の人気シリーズ「孤独のグルメ」の特別編。ドラマ11作目となる今作は、松重自身が構想、企画発案したオムニバスドラマとなり、井之頭五郎(松重)に加えて多彩なゲスト主人公を迎え、“様々な職業の人のグルメ・独り飯”を描く。
「爆笑問題」の太田光が第1話のゲスト主人公を演じ、町の中華料理店の大将役で登場。第2話ではマキタスポーツがゲスト主人公のタクシー運転手を演じる。
10月7日(月)午後9時 ※初回15分拡大
鈴鹿央士と松本穂香が初共演し、「別冊花とゆめ」(白泉社)で連載された同名人気コミックを実写ドラマ化。「ガリレオ」シリーズ(07~22)で演出を手掛けた西谷弘とプロデューサーの鈴木吉弘氏がタッグを組み、昭和初期という時代設定のもと、異色の男女コンビが難事件に挑むレトロ・ミステリーを描く。
舞台は、昭和初期の九十九夜町。故郷の村を出た浦部鹿乃子(松本穂香)は、空腹で行き倒れたところを貧乏探偵の祝左右馬(鈴鹿央士)に助けられる。鹿乃子には“人のウソが聞き分けられる能力”があり、そのために人々から疎まれてきたが、左右馬は鹿乃子の能力を「探偵として素晴らしく便利」と言い、行く当てのない彼女を探偵助手として受け入れる。
10月8日(火)午後9時 ※初回15分拡大
反町隆史が情深い昭和刑事、杉野遥亮がクールな令和刑事を演じ、凸凹バディがお蔵入り寸前の未解決事件に挑むさまを描く。「電車男」「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」「3年A組 今から皆さんは、人質です」などで知られる武藤将吾が、完全オリジナル脚本を手掛ける。
“お蔵入り”してしまった未解決事件を追う部署・通称“オクラ”は、警視庁のエリート部署でもある捜査一課に属しながらも、他部署からは“刑事の墓場”とやゆされていた。そんなオクラに追いやられた昭和刑事・飛鷹千寿(反町隆史)と令和刑事・不破利己(杉野遥亮)が、わずかな手がかりを頼りに風化寸前となっていた事件の真相に迫る。
10月8日(火)午後10時
真面目で真っ直ぐな性格の29歳の佐藤ほこ美(奈緒)は、結婚目前で彼氏に逃げられ、さらに彼氏が浮気していたことが判明し、「もうクズな男とは付き合わない!」と決心。そんなとき、優しくて人懐っこい葛谷海里(玉森裕太)と出会う。どん底のときに助けてもらい運命を感じるほこ美は、海里の影響もあって一念発起してボクシングを始める。
10月9日(水)午後10時 ※初回15分拡大
科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を解決していく完全オリジナルの1話完結型ミステリードラマ。ヒットメーカーの黒岩勉が脚本を執筆し、「リーガル・ハイ」や映画「変な家」「赤羽骨子のボディガード」などを手掛けた石川淳一が演出を担う。
警視庁音楽隊カラーガードの雨野小夢(広瀬アリス)は、ある日、「全領域異常解決室」への出向を命じられる。室長代理の興玉雅(藤原竜也)いわく、全領域異常解決室(通称「全決」)は世界最古の捜査機関で、超常現象のような“不可解な事件”を捜査する内閣官房直轄の機関だという。最初の事件は、服と持ち物、そして大量の血液だけが現場に残された連続・神隠し事件。まるで人間の体だけが消えているような“不可解な異常事件”が発生する。
10月11日(金)午後10時
柳楽優弥が主演し、坂東龍汰が自閉スペクトラム症の弟役で初共演する完全オリジナルのヒューマンサスペンスドラマ。脚本は、「私の家政夫ナギサさん」「おっさんずラブ」シリーズなどを手掛けた徳尾浩司と新人・一戸慶乃が共同で執筆。演出は、「さよならマエストロ 父と私のアパッシオナート」「妻、小学生になる。」などを手掛けた坪井敏雄らが担当する。
市役所に勤務する小森洸人(柳楽優弥)は、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰)と2人暮らし。両親を早くに亡くしてからは、常に弟のルーティーンに合わせ、同じ時間に起き、家を出て、市役所の仕事を終えて、デザイン会社で働く美路人を迎えに行く生活を送っていた。そんなある日、兄弟の前に突然「ライオン」と名乗る男の子(佐藤大空)が現れる。
10月11日(金)午後11時15分
菜々緒が主演を務め、「Kiss」(講談社)で連載中のはんざき朝未氏の人気コミックを実写ドラマ化。2024年後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」でもオリジナル脚本を手掛ける根本ノンジが脚本を担当。「アンナチュラル」「最愛」「トリリオンゲーム」の村尾嘉昭と、「半沢直樹」「下町ロケット」の棚澤孝義らが演出を務める。
鷹野ツメ子(菜々緒)は有能オーラが半端ないが、圧倒的無能で社内ニートとなっている。一方、鷹野と同期入社の鶸田道人(塩野瑛久)は、本当は仕事ができるのに無能に見えてしまい、鷹野の相棒役を押し付けられる。しかし、やがて“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグが奇跡を起こしていく。
10月12日(土)午後9時
松下洸平が学校医役で地上波ドラマ単独初主演を飾るヒューマンドラマ。日生マユ氏の同名人気マンガ(講談社「BE・LOVE」所載)を原作にオリジナル展開も加え、主人公の小児科医が子どもたちの“言葉にできないSOS”を見抜き、背中を押す姿を描く。演出は「3年A組 今から皆さんは、人質です」「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の鈴木勇馬。
小児科医の牧野(松下洸平)が、学校医として東多摩第八小学校に赴任してくる。牧野は医師を学校に常駐させるという新たな試みで大学病院から送られたのだが、その影にある事情を抱えていた。仏頂面で口の悪い牧野に児童も6年2組の担任・篠谷(森川葵)も唖然とするが、その観察眼で子どもたち、その家族、時には教師までも救っていく。
10月14日(月)午後10時 ※初回15分拡大
趣里が弁護士役でGP帯連ドラ初主演を飾るリーガルドラマ。型破りな新人弁護士が、ゲームのように法廷闘争に立ち向かうさまを一話完結で描く。先輩弁護士役でジェシー、主人公の父親役で古田新太が共演する。「モコミ 彼女ちょっとヘンだけど」の橋部敦子がオリジナル脚本を手掛け、橋部の代表作のひとつ「僕の生きる道」の三宅喜重が監督を務めた。
ある日、大草圭子(YOU)が所長を務める法律事務所に弁護士バッジをつけた見神波亮子(趣里)が現れ、「弁護士をやってみることにした」と言い出す。素性もわからない亮子に東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘(ジェシー)は戸惑いを隠せないが、大草はあっさりと受け入れてしまう。さらに亮子は、杉浦が断るつもりだった自殺教唆の罪で起訴された塩屋遼の弁護に立候補する。
10月16日(水)午後9時
杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が復活して3シーズン目、通算10シーズン目となる新作。初回スペシャルでは、右京が上層部の指令を受けて“警視庁150年史”の編纂に取りかかるところから幕を開ける。
明治7年、警視庁を創立したのは、元薩摩藩士・川路利良。彼は内務卿・大久保利通とともに警察機構を作り上げ、初代大警視(現在の警視総監)に就任。しかし、のちに大久保は暗殺という悲劇に見舞われる。そんな警察黎明期に起きた事件をなぞるかのように、大物政治家が殺害される事件が発生する。
10月17日(木)午後10時 ※初回15分拡大
松本若菜が、夫以外の男性との子供を夫との子と偽って産んで育てる“托卵”を選択する悪女を演じる大人の恋愛ドラマ。田中圭が主人公の夫役、「Snow Man」の深澤辰哉が主人公の幼なじみ役で出演。脚本は「あなたがしてくれなくても」の市川貴幸が担当する。
かつて大企業に務めていた神崎美羽(松本若菜)は妊活のために専業主婦となるが、夫・神崎宏樹(田中圭)との愛はすでに冷め切っていた。そんな時、かつて密かに思い続けていた幼なじみの冬月稜(深澤辰哉)と偶然再会する。宏樹のある行動がきっかけで冬月と一夜を共にしてしまった美羽は、彼の子供を宿す。追い詰められた美羽は、愛する人の残してくれた宝物を守るために、悪女になる決断をする。
10月20日(日)午後9時
神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさし、宮本信子、尾美としのり、豆原一成(JO1)、美保純、宮崎吐夢、片岡凜、酒向芳、内藤秀一郎、西垣匠 他
神木隆之介が一人二役を演じ、「アンナチュラル」「MIU404」など数々のヒット作を生み出してきた脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子の“強力チーム”が集結。高度経済成長期の長崎県・端島と現代の東京を舞台に、70年に渡る壮大な物語を完全オリジナルストーリで紡ぐ。
2018年夏、東京。その日暮らしのホスト・玲央(神木隆之介)は、出会ったばかりの怪しげな婦人・いづみ(宮本信子)から突然プロポーズされる。ホストクラブで大金を使ってくれた彼女の誘いに乗り、玲央は軽い気持ちで長崎を訪れる。1955年春、長崎県・端島。炭鉱員・一平(國村隼)の家に生まれた青年・鉄平(神木隆之介)は、島外の大学を卒業後、島の炭鉱業を取り仕切る鷹羽鉱業の職員として端島に戻ってくる。
10月20日(日)午後10時15分
清原果耶が主演を務め、男女5人の群像をノスタルジックに描く完全オリジナルのヒューマンドラマ。NHKドラマ「わたしの一番最悪なともだち」の兵藤るりが脚本を手掛ける。
家庭教師のアルバイトをしながら大学に通い、仲のいい友人と一緒に講義を受ける。そんなありふれた生活を送っていた恩村優希(清原果耶)は、母親から「優しい人になりなさい」と育てられ、自身もそうありたいと願っていたが、最近は物足りなさを感じていた。そんな時、桜の木の下で夢中になって数式を書く不思議な青年・徳永広海(佐野勇斗)と出会い、彼が忘れていったリュックを拾う。この偶然をきっかけに、優希の毎日が動き出していく。
10月22日(火)午後9時
遠藤憲一と菅田将暉の主演で、「半沢直樹」シリーズの池井戸潤氏の同名小説をドラマ化した「民王」(15)の9年ぶりの新作。遠藤が総理大臣・武藤泰山を再演するほか、新キャストとして「なにわ男子」の大橋和也、あの、山時聡真が出演する。
息子・翔(菅田将暉)と、心と身体が入れ替わるという未曾有の事態に見舞われながらも総理大臣を務め上げ、まもなく政界を引退しようかという泰山(遠藤憲一)に、再び総理の打診が舞い込む。そんな矢先、またしても“入れ替わり”が巻き起こる。その対象は全国民。毎話、泰山と誰かがランダムに入れ替わってしまう奇想天外なストーリーが繰り広げられる。
10月22日(火)深夜24時30分
藤岡真威人の主演で、「電影少女」や「I"s」で知られる桂正和氏の連載デビュー作を実写ドラマ化。演出・アクション監督は、「仮面ライダーフォーゼ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」「ウルトラマンギンガS」などで知られる特撮アクションの第一人者・坂本浩一が担う。
特撮オタクの高校2年生・広野健太(藤岡真威人)は、授業中も空想の世界にばかり浸っている。そんな健太の元に、アオイ(加藤小夏)と名乗る不思議な美少女が現れる。彼女は悪の手を逃れて異次元世界からやって来たという。健太はアオイが持っていたドリムノートに、自分が空想したヒーロー“ウイングマン”を描いたことで、変身能力を手に入れてしまう。
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死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
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