劇映画 孤独のグルメ

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劇場公開日:

解説

原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる同名漫画を実写化し、グルメドキュメンタリードラマの代名詞的存在として長年にわたり人気を集めるテレビドラマ「孤独のグルメ」シリーズの劇場版。主演の松重豊が自ら監督を務め、主人公・井之頭五郎が究極のスープを求めて世界を巡る姿を描く。

輸入雑貨の貿易商・井之頭五郎は、かつての恋人である小雪の娘・千秋からある依頼を受けてフランスへ向かう。パリに到着するといつものように空腹を満たし、依頼者である千秋の祖父・一郎のもとを訪れる。一郎は子どもの頃に飲んだスープをもう一度飲みたいと願っており、五郎にそのレシピと食材を探してほしいと依頼。わずかなヒントを頼りに、究極のスープを求めてフランス、韓国、長崎、東京を駆け巡る五郎だったが、行く先々でさまざまな人物や事件に遭遇し、次第に大きな何かに巻き込まれていく。

韓国領の島で暮らす女性・志穂を内田有紀、スープ探しを手伝うことになる青年・中川を磯村勇斗、五郎をフランスに呼ぶ千秋を杏、千秋の祖父・一郎を塩見三省、中華ラーメン店「さんせりて」の店主をオダギリジョー、五郎の同業者・滝山を村田雄浩が演じ、ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョンが韓国入国審査官役で特別出演。

2025年製作/110分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2025年1月10日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原作(作)
久住昌之
原作(画)
谷口ジロー
脚本
松重豊
田口佳宏
エグゼクティブプロデューサー
浅野太
吉見健士
チーフプロデューサー
祖父江里奈
プロデューサー
小松幸敏
佃敏史
古郡真也
アソシエイトプロデューサー
渡辺大介
撮影監督
赤松比呂志
撮影
金子圭太郎
照明
坂本心
録音
清川隆行
美術
あべ木陽次
美術プロデューサー
三竹寛典
アートコーディネーター
福井大
佐々木伸夫
装飾
千葉ゆり
スタイリスト
増井芳江
ヘアメイク
高橋郁美
丸谷亜由美
フードスタイリスト
飯島奈美
VFXプロデューサー
長井由実
選曲効果
壁谷貴弘
編集
相羽千尋
音楽
Kan Sano
The Screen Tones
主題歌
ザ・クロマニヨンズ
監督補
北畑龍一
助監督
尾崎隼樹
スクリプター
西川三枝子
制作担当
辻智
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(C)2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会

映画レビュー

3.5お祭り企画としてはご祝儀込みで星5つ、五郎の身体を張った食材探し

2025年1月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 29件)
ニコ

4.0何を求めるのかで満足度が変わってくる、料理を食べる描写に優れた連ドラの映画化作品。

2025年1月12日
PCから投稿

「グルメドキュメンタリードラマ」というジャンル分けがなされている本シリーズ。
本作は、パリ在住の日本人から「子供の頃に母親が作った“いっちゃん汁”をもう一度食べたい」と依頼され、それを再現しようと主人公が奮闘する物語です。
長崎県の五島列島から始まり、食材探しに奔走します。
展開についてはあまり深く考えずに「主人公が訪れた先で美味しい食事を探して食べる様を見る作品」と捉えれば、主人公が実際に美味しそうに食べるので満足度は高いでしょう。
ただ、「グルメドキュメンタリードラマ」という括りで考えると、ドキュメンタリーというようなリアリティーには欠けている印象があります。
例えば、未知の汁を再現する際に食材の数までを判断できる情報もなく、遭難などで偶然みつけた食材が目的の物と偶然一致していくような作りになっているからです。
そのため本作は、深く考えずに雰囲気を楽しむのに適した作品と言えるでしょう。

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共感した! 17件)
細野真宏

3.0劇場版ではなく劇映画というタイトルの意味

2025年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 0件)
ヤマッチ

2.0観たら孤独になった

2025年1月20日
iPhoneアプリから投稿

自分が悪い。
今まで何度も「劇場版」というやつで痛い思いをしてきたはずなのに。
今回も最初は観る予定無かった。
でも、評判がかなり高いような気がしたし、今回は「劇場版」ではなくて「劇映画」だし。
もしかしたら今回は面白いのかもしれない。
よし、もう一度だけ信じてみよう。
そう思っていざ鑑賞。

鑑賞後。
後悔先に立たず。
金欠なのに、金をドブに捨てることに。
面白いと思える瞬間が本気で一度も無かった。
でも、自分が悪い。

YouTubeでこの映画の感想動画を検索。
絶賛の嵐。
とても孤独を感じた。

ドラマ版は未見。
そもそもテレビは観ない。

冒頭の飛行機の場面。
機内食といえば「肉or魚」だと思っていたので、「ビーフシチューor焼き鳥丼」なんてあるのかなと思いつつ(飛行機とは無縁の生活)、みんなビーフシチュー頼んだら足りなくなるのでは?なんて思った。
まあでもこの時はまだこの映画への期待感があった。

パリ到着。
ここで元恋人の娘の祖父と出会い、「子供の頃に飲んだスープをもう一度飲んでみたいから、そのための食材を集めてきて」と依頼され、食材集めの旅に出ることに。

正直、この「食材集めの旅」に全く興味が持てず。
わざわざ映画館の大スクリーンで描かないといけないことなのだろうか。

途中、海で嵐に遭って謎の島に漂着する展開が、意味不明すぎて話についていけなった。
完全に少年漫画の世界。
真面目に観る気が失せる。

そもそも海に出る前に主人公の取る行動からドン引き。
いつから、金を置いておけば人の家の物を勝手に持っていってOKな法律になったのだろう。
野菜の無人販売じゃないんだから…
後で返却したからセーフ、みたいな感じになっていたが、この映画に影響を受けて同じことをして逮捕されたら、テレビ東京は責任取ってくれるのだろうか。

「見知らぬ島に漂着」ってかなり大ピンチな状況のはずなのに、その結末が「主人公が頑張って解決」ではなく、「たまたま通りかかったものすごく親切な人に助けてもらう」だけ。
なんという都合のいい展開。

材料が集まった後はラーメン屋にスープ作りをお願いしていたが、依頼主が言っていたスープは家庭料理に出てくるようなものだと思うので、ラーメン屋で何日も煮込んで作るようなスープとは別物だと思うのだが…
ラーメン屋にお願いするのが、ずっと腑に落ちなかった。
あと、ラーメン屋が最初は落ちぶれていた理由が、最後まで観ても謎のままだった。

『孤独のグルメ』ファンにとっては当たり前のことなのかもしれないが、ずっと主人公の心の声が聞こえてくる演出が、映画の演出としては稚拙に感じた。
質の高い映画ほど、役者の表情や演技から、その人物が何を考えているかが読み取れるようになっているものなので。
でも、ここまで心の声が出てくる映画は他に無いと思うので、逆に斬新な気もした。
それ以上に気になったのは会話シーン。
状況を説明するためだけの長台詞が多すぎ。
テレビドラマなら良いのかもしれないが、映画だと厳しいものがあった。

本作で初めて『孤独のグルメ』を観て、このシリーズがYouTubeにあるような「食レポ動画」みたいなものを連続ドラマの中に組み込み、それで人気を得ているということはわかった。
でもそれは映画でやらないといけないことなのか、やっぱり疑問に思ってしまった。

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おきらく