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綾瀬はるかの生涯ベストアクション映画は?【あの人が見た名作・傑作】

2023年8月13日 10:00

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取材に応じた綾瀬はるか
取材に応じた綾瀬はるか

映画を見に行こうと思い立ったとき、動画配信サービスで作品を鑑賞しようとしたとき、何を見れば良いのか分からなかったり、選択肢が多すぎて迷ってしまうことは誰にでもあるはずです。

映画.comで展開する新企画「あの人が見た名作・傑作」は、そんな皆さんの映画選びの一助として、映画業界、ドラマ業界で活躍する著名人がおすすめする名作、傑作をご紹介するものです。第26回は番外編として、「リボルバー・リリー」に主演する綾瀬はるかさんにアクション映画について語ってもらいました。


【紹介してくれた人:綾瀬はるか
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2000年、デビュー。02年から女優としての活動を始め、オムニバス作品「Jam Films」(02)の一「d」(行定勲監督)で映画デビュー。04年に磯村一路監督「雨鱒の川」で長編映画に初出演し、ドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」でブレイク。以降、「白夜行」(06)や「ホタルノヒカリ」(07)など主演ドラマの数多くが話題を集める。「僕の彼女はサイボーグ」(08)で長編映画初主演。「おっぱいバレー」(09)、大ヒットドラマ「JIN 仁」(09、11)、映画「プリンセス トヨトミ」(11)などを経て、13年にはNHK大河ドラマ「八重の桜」で主演を務めた。その他の出演作に、映画「海街diary」(15)、「本能寺ホテル」(17)、「今夜、ロマンス劇場で」(18)、「奥様は、取り扱い注意」(21)、「レジェンド&バタフライ」(23)など多数。

●「ボーン」シリーズ マット・デイモンがとにかく好き
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――綾瀬さんにとって、ベストアクション映画を教えてください。また、運動神経の良さが際立っていますが、そもそもアクションはお好きなんですか?

アクション自体は好きですね。もともとお転婆で運動するのも好きだったので、子どもの頃から運動神経は良かったんです。

アクション映画については、アクションというよりもマット・デイモンが好きということもあって、「ボーン」シリーズはよく観ています。好きなアクションパートもあるので。

マット・デイモンは、全部好きなんです。筋肉の付き方から、お芝居にいたるまで。マット・デイモンが好きという延長線上で、マット・デイモンのアクションも好きということになるのだと思います。「ボーン」シリーズ、またやって欲しいですね。

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【「ボーン」シリーズ作品情報】
 作家ロバート・ラドラムによる、記憶喪失の元CIA暗殺者ジェイソン・ボーンを主人公としたスパイ映画で、驚異的名戦闘能力で暗殺者たちと闘いながら、自らの正体を探る姿をスリリングな展開で描く人気シリーズ。

これまでに「ボーン・アイデンティティー」(2002)、「ボーン・スプレマシー」(04)、「ボーン・アルティメイタム」(07)、「ボーン・レガシー」(12)、「ジェイソン・ボーン」(16)と5作が製作されており、「ボーン・レガシー」以外の4作で、主人公のジェイソン・ボーンマット・デイモンが演じている。

4作目の「ボーン・レガシー」は、前3部作の世界観を引き継ぎ、ジェイソン・ボーンの戦いの裏側で繰り広げられていた、もう1人のスパイの物語をジェレミー・レナー主演で描いたもの。同作には、デイモンは出演していない。

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■「ボーン・アイデンティティー
ロバート・ラドラムの小説「暗殺者」を原作にダグ・リーマン監督がメガホンをとり、記憶喪失の男が驚異的な戦闘能力で暗殺者たちと戦いながら自身の正体を探る姿をスリリングな展開とスピード感あふれるアクションで活写する。嵐の夜、イタリアの漁船がマルセイユ沖で瀕死の男を救助する。男は記憶を失っており、自分の名前も経歴も思い出せない。手がかりとなるのは皮膚に埋め込まれたマイクロチップのみで、彼はそこに記された銀行名を頼りにスイスを訪れる。銀行の貸金庫には多額の現金と拳銃、そして彼の写真が貼られているが名前も国籍もそれぞれ異なる複数のパスポートが預けられていた。やがて暗殺者たちに命を狙われた彼は、偶然出会ったマリーに協力を求め、彼女の車でパリへと向かうが……。
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■「ボーン・スプレマシー
ロバート・ラドラムの小説「殺戮のオデッセイ」を原作に、「ブラディ・サンデー」「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス監督がメガホンをとった。元CIA諜報員のジェイソン・ボーンはいまだに記憶を取り戻せないまま、恋人マリーとインドでひっそりと暮らしていた。ところが、突然現れた殺し屋に命を狙われ、マリーが犠牲となってしまう。ボーンは自分を始末しようとするCIAの仕業だと考え、復讐に立ちあがる。一方、ベルリンでCIA内部の不正に関する調査を行なっていた諜報員が何者かに暗殺される事件が発生。犯行現場にはボーンの指紋が残されていたことから、CIAは彼を容疑者として追い始める。
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■「ボーン・アルティメイタム
イギリスの鬼才ポール・グリーングラス監督が前作に続いてメガホンをとり、ボーンの孤独な戦いをスリリングに描き出す。自らの失われた過去を取り戻すべく奔走するボーンは、CIAの“トレッドストーン計画”についての記事を書いた新聞記者に接触するためロンドンへと向かう。だが、そこにはCIAの現地要員が待ち受けており……。
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■「ジェイソン・ボーン
ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラス監督とデイモンが、9年ぶりにシリーズ復帰を果たし、ジェイソン・ボーンの新たな戦いを描いた。世間から姿を消して静かに生活していたジェイソン・ボーンのもとに、CIAの元同僚のニッキーが現れる。ニッキーは、CIAが世界を監視・操作するために極秘プログラムを始動させたこと、そしてボーンにまつわる、ある驚きの真実を告げる。これをきっかけにボーンは再び動き始めることとなり、追跡を任されたCIAエージェントのリーは、ボーンを組織に取り込むことを画策するが……。ボーンの追跡を指揮するCIA長官デューイ役で名優トミー・リー・ジョーンズ、その部下となるリー役で「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーがシリーズ初参加。

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●「リボルバー・リリー」 ドレス姿でのアクションは……
――主演最新作「リボルバー・リリー」についてもお聞かせください。優雅なワンピース姿で繰り広げるガンアクションは、動きやすさという観点では実際いかがでしたか?

腕とかがむき出しの分、肘あても付けられないので、しゃがんだり受け身を取ったりするとき、ケガをしないようにするという意味では気を使ったかもしれません。基本的にパンツをはいて、腕が隠れている状態でアクションをすることが多いのですが、今回はドレス姿で戦うことが多かったので。

とはいえ、アクションをやれば大体ケガはするんです。打ち身とか、もういっぱいできますし、擦り傷も絶えません。今回は腕が出ている分、擦りむきやすかったかもしれませんね」

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綾瀬はるかの主演作「リボルバー・リリー」(8月11日公開)

ハードボイルド作家・長浦京の代表作「リボルバー・リリー」を映画化したアクションサスペンス。「窮鼠はチーズの夢を見る」「パレード」「世界の中心で、愛をさけぶ」など、さまざまな話題作を送り出してきた行定勲監督がメガホンをとった。

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大正末期の1924年。関東大震災からの復興で鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、活気にあふれた東京。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・小曾根百合は、いまは東京の花街の銘酒屋で女将をしていた。しかしある時、消えた陸軍資金の鍵を握る少年・慎太と出会ったことで、百合は慎太とともに大きな陰謀の渦に巻き込まれていく。

冷徹非情な美しき諜報員として「リボルバー・リリー」と呼ばれた百合を、綾瀬が演じる。共演に、長谷川博己羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ古川琴音清水尋也、ジェシー(SixTONES)、阿部サダヲ野村萬斎豊川悦司ら豪華キャストが集結した。

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