【第95回アカデミー賞直前】ディカプリオは5度目の正直でオスカー受賞! ディズニープラスで楽しむ歴代受賞作品
2023年3月10日 10:00
世界最高峰の映画の祭典である第95回アカデミー賞授賞式がいよいよ、3月12日(日本時間13日)に開催されます。そんな映画ファン注目の最重要イベントを前に、ぜひチェックしたいのが過去のアカデミー賞受賞作品。ディズニープラスで配信されている歴代受賞作のなかから、名優たちがしのぎを削る主演男優賞、主演女優賞、そして俳優たちを輝かせる衣装デザイン賞、観客を未知なる世界に誘う視覚効果賞に輝く作品をピックアップし、ご紹介します。
第88回アカデミー賞で、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞。過去に主演男優賞に3度、助演男優賞に1度ノミネートされながら、栄冠を手にすることができずにいた人気スターが、5度目の正直で悲願のオスカー像を獲得した。
仲間の裏切りにより、最愛の息子を奪われた伝説のハンターが、大自然のなかで極限のサバイバルを強いられる姿を熱演。ほとんどセリフがない状態で、愛するもの全てを奪われた男の復讐心、そして“生への渇望”を神々しく表現した。「バイソンの生レバーを食べた」「格闘シーンで鼻の骨を折った」といった渾身の役づくりも大きな話題を集め、誰もが納得の受賞を果たした。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」)が監督を務めた。
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの半生を映画化。名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスを再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出し、日本でも興行収入が130億円を突破するなど、社会現象を巻き起こした。
主演のラミ・マレックは、マーキュリー独特の目の動き、振り返り方、マイクのひねり方など細部にまでこだわり、長い時間をかけて彼の癖を再現。また、激しいライブシーンに耐えうる肉体改造にも励み、見事、第91回アカデミー賞で初ノミネートにして、主演男優賞に輝いた。
人生の全てをバレエに捧げていたヒロインが、新作「白鳥の湖」で純真な白鳥の女王、邪悪で官能的な黒鳥を演じ分ける難役に挑むことに。しかし、過度なプレッシャーに加えて、ライバルの新人ダンサーが出現し、次第に精神的に追い詰められていく。
主人公のニナを演じたナタリー・ポートマンが、役同様に過酷な役づくりに挑み、現実と悪夢の狭間をさまよいながら、心の闇に囚われていく姿を表現。魔性へと変ぼうしたクライマックスの存在感は、それまでのイメージを塗り替えるものだった。約1年間にわたり、バレエの特訓に臨んだ姿勢も評価され、第83回アカデミー賞で主演女優賞を初受賞。ダーレン・アロノフスキー(「ザ・ホエール」)が監督を務めた。
ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督(「ロブスター」)が、18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に仕えるふたりの女性の入り乱れる愛憎を描いた人間ドラマ。オリビア・コールマンが、絶対的権力を握りながら、過食による痛風に悩まされるアン王女を演じ、第91回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた。わがままで高圧的な態度と、気まぐれでグロテスクな無慈悲さ。そして、その裏に抱える孤独といった複雑な感情を、ユーモアも交えながら奥深く表現した。
また、幼なじみで権力を握るレディ・サラ役のレイチェル・ワイズ、新人侍女のアビゲイルを演じたエマ・ストーンが、女王の寵愛を奪い合う攻防を繰り広げ、そろって助演女優賞にノミネートされた。
ティム・バートン監督(「チャーリーとチョコレート工場」)が、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を元に、19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)の新たな冒険を描くファンタジー大作。バートン作品の常連で、本作を含めて4度の衣装デザイン賞に輝くデザイナーのコリーン・アトウッドが、華やかで幻想的なワンダーランドの世界を演出している。
高級ホテルの宿泊客の殺人事件の真相を突き止めるため、ベテランのコンシェルジュ(レイフ・ファインズ)と新人ベルボーイ(トニー・レボロリ)が大冒険を繰り広げる。ウェス・アンダーソン監督(「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」)がメガホンをとった。ハイブランド「FENDI」の協力を得たミレーナ・カノネロが、物語の舞台となる1932年、1968年、1985年、そして現在にマッチした個性あふれる衣装デザインで登場人物を輝かせる。カノネロの同賞受賞は、本作で4度目となった。
アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマンさん)が、漆黒のスーツに身を包み、ブラックパンサーとして活躍。衣装デザインのルース・カーターは、色味や素材など、アフリカの伝統と歴史を徹底的にリサーチし、そこから得たインスピレーションを衣装にちりばめ、ヒーローたちの躍動を支えた。
ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」の悪役クルエラの誕生秘話を、エマ・ストーン主演で実写映画化。パンクムーブメント吹き荒れる70年代のロンドンで、デザイナーを志す少女は、なぜ悪名高きヴィランに転落したのか――。衣装デザインは、ジェニー・ビーバン。これまでのディズニー作品にはない“パンク”な世界観を確立した。
ジェームズ・キャメロン監督(「タイタニック」)が3D&モーションキャプチャー技術を駆使したSF超大作。俳優の演技をデータ化するパフォーマンス・キャプチャーを進化させたエモーション・キャプチャーや、撮影をしながら合成後の映像を確認できる新システムが、世界中の映画ファンを惑星パンドラへと誘い、映像革新の新たな1ページを更新した。
ジョニー・デップ主演の人気シリーズ第2弾。新たなキャラクターとして、海賊デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)が登場し、スパロウ船長(デップ)たちを追い詰める。顔面からタコの足が生えた、異様な風貌のデイヴィ・ジョーンズは特殊メイクではなく、フルCGで表現されている。巨大タコのクラーケンによる襲撃も迫力満点だ。
アン・リー監督(「ブロークバック・マウンテン」)が、乗っていた貨物船が遭難し、1匹のトラとともに救命ボートで漂流することになった少年のたどる運命を壮大なスケールで描く。これまでにない透明感と幻想的な映像美、そして過酷なサバイバルに挑む臨場感が見る者を飲み込み、あのキャメロン監督が「驚きにあふれていて、そして実に美しい。これ以上の作品はない」と絶賛した。
ジャングル奥地に取り残された少年の冒険と成長を描いた名作ディズニーアニメを、ジョン・ファブロー監督が実写映画化。最先端の映像技術を駆使し、主人公モーグリ(ニール・セディ)以外の動物や背景など、全てがリアルなCGで表現された。本作で培ったテクノロジーは、ファブロー監督の実写版「ライオン・キング」でさらなる進化を遂げることになった。
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