【今見てほしい】名作シリーズにアニメも…“気が滅入る状況”を忘れさせてくれる映画
2020年4月10日 13:30
[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、映画館の上映自粛や公開延期が相次ぎ、さらには気軽に外出することもできず嘆いている方も多いのではないでしょうか。そこで、映画.comのTwitterでは「気が滅入る状況を忘れさせてくれる映画」を募集。Netflix、Amazon Prime Videoで配信済みの作品もあるので、今の気分をガラリと変えたいとき、自宅で時間を持て余したときなどに参考にしてください!
インドで大ヒットしたコメディドラマ。エリート理系大学を舞台に、型破りな自由人のランチョー、機械よりも動物が大好きなファラン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの3人が引き起こす騒動を描きながら、行方不明になったランチョーを探す10年後の物語が同時進行で展開する。
「笑って泣いて爽やかな気持ちになれる」という理由でおすすめしてくれる方が多かった作品です。前向きなタイトル、170分という上映時間も今にぴったり。インド映画ではそのほか、「バジュランギおじさんと、小さな迷子」「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」「ロボット」も人気でした。
フィンランドの首都ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性が繰り広げる穏やかな日常を綴ったドラマ。
登場人物たちのゆるいやり取りと、ヘルシンキの景色に癒されます。シンプルだからこそより美味しそうに見える料理の数々にも注目してください。
世界征服の鍵を握る不思議なタマをめぐるオカマ3兄弟とホステス軍団の争いに、しんちゃんたちが巻き込まれて大騒ぎをする。
「映画 クレヨンしんちゃん」といえば、「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」が泣ける作品として有名ですが、ただただ笑えて子どもと一緒に楽しめる本作もいいですよね。ユーザーからは「今でもたま~に見返して笑い転げてます。頭空っぽで見れるのでおススメです」というコメントが届きました。
「ターミネーター」のアーノルド・シュワルツェネッガーが主演し、誘拐された愛娘を救うため悪に立ち向かう元特殊部隊員の戦いを描く。迫力あるアクションはもちろん、今も根強いファンを持つ吹き替え版はクセになる面白さです。
「マッハ!」「トム・ヤム・クン!」のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督によるアクション映画。驚異的な身体能力を持つ少女ゼンが、白血病で倒れた母の治療費を稼ぐため、命がけの戦いに挑む。
本作のために4年間の修行を積んだジージャーがスタントなしで繰り広げる超絶アクションは必見。ユーザーからは「何も考えずに『スゲェ』ってだけ言って見てられる」とおすすめコメントが寄せられました。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト監督によるアクションコメディ。平和な田舎に左遷された警官エンジェル(サイモン・ペッグ)は、そこで起こった不気味で残虐な事件の捜査を開始。しかし、村人たちは揃って能天気で、どこかおかしかった。
アクションシーンがキレキレなのに、笑えるシーンもいっぱい。ユーザーからは「映画館で隣に座ってた知らない兄ちゃんの肩をバシバシ叩いて笑ぅてしもたがな」というエピソードも披露されました。
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の下、ロバート・ゼメキス監督が手がけ大ヒットを記録したSFアドベンチャー。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」と3部作一気見がおすすめ。ユーザーからは「ウイルスがどんだけ暴れたって負けてたまるか! 人類の未来を暗いものにはさせない!! 俺たちの未来はまだ白紙だぜ!!!」と、劇中の名言にちなんだ熱いメッセージが寄せられました。
マーベルコミックを映画化し、全員が犯罪歴をもつお尋ね者たちがチームを組み、銀河滅亡の危機を阻止する戦いに巻き込まれていく姿を描く。
愛すべきキャラクターたち、ジェームズ・ガン監督のセンスあふれる選曲など、たくさんの方に刺さりそうな“好き”が詰まった作品です。ハッピーな気分になった後は続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」もぜひ。
今回は誰もが一度は聞いたことのある作品、配信でも見られる作品を中心に選出しましたが、Twitterでは熱い名言が人気の「バトルシップ」や、設定に笑ってしまう「シックスヘッド・ジョーズ」などのサメ映画、「それよりは今自分の置かれてる状況の方が解決の余地あるなと思えませんか」という理由で「ミスト」をおすすめする意見が上がったほか、以下の作品も人気でした。
・パプリカ
・コウノトリ大作戦!
・リトル・ニッキー
・26世紀青年
・オデッセイ
・マスク
・ブルース・ブラザース
ぜひ、今の時期だからこそおうちでの気分転換に映画を利用してみてください。
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。