第31回東京国際映画祭開幕!初参加の稲垣吾郎に大歓声「最高の思い出」
2018年10月25日 20:17

[映画.com ニュース]第31回東京国際映画祭が10月25日、東京・六本木ヒルズで開幕した。この日、最も大きな歓声を浴びたのは、コンペティション部門に選出された阪本順治監督作に主演した「半世界」の稲垣吾郎。同映画祭に参加するのは初となったが、「面白かったです。日本で初めての経験。今までテレビなどで見てきた光景と同じ。このメンバーと一緒に歩けて最高の思い出になった」と満面の笑みを浮かべ、共演の長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦、阪本監督とともに沿道のファンに手を振った。
“いの一番”でレッドカーペットに姿を現し、ファン1848人の熱視線を独占したのは、今年の映画祭アンバサダーを務める女優の松岡茉優。男性ファンの声が裏返るほどの呼びかけに、「すごく嬉しかった! (昨年は土砂降りだったが)今年は晴れて良かったです!」とニッコリ。さらに、「大好きな映画祭のアンバサダーに選ばれて本当に光栄です。皆さん、一緒に映画を楽しみましょう!」と呼びかけることを忘れなかった。
「アジア三面鏡2018 Journey」で松永大司監督が手がけた「碧朱」に主演した長谷川は、レッドカーペットでも凛とした佇まい。ミャンマーで行われた撮影に思いを馳せ、「すごくいい経験だった。学ぶことも多かったし、反省すべきことも多かった。色々なことを考えながら撮影をしていて、本当に“旅”に行くような感覚でしたね」と振り返った。
特集上映「映画俳優 役所広司」で「CURE」「Shall We ダンス?(1996)」「うなぎ」「キツツキと雨」「孤狼の血」の5本が上映される役所広司は、今年が俳優生活40周年を迎えた。丁寧にファンサービスに努め、「映画祭に大感謝ですね。こうやって5本を上映していただき、キャスト、スタッフも喜んでくれているはず。10年、20年経ってもこうしてスクリーンで見ていただいて本当に幸せです」と感無量の面持ちだった。
「旅猫リポート」の福士蒼汰は、“主演猫”のナナ、広瀬アリスらと登場。ナナを抱いてレッドカーペットを練り歩いた福士は、「ナナちゃんは歩いていると大丈夫なんですが、止まると飽きちゃうみたいですね」と苦笑い。それでも、「初めての東京国際映画祭。すごく楽しませていただいています」と満喫した様子だった。
「えちてつ物語 わたし、故郷に帰って来ました。」の緒方直人は、人生初のレッドカーペットだと明かし、「今までは現場ばかりでこういうところに縁がなかった」と照れ笑いを浮かべ、颯爽と歩き去った。また、日本映画としてコンペティション部門に名を連ねた「愛がなんだ」の今泉力哉監督は、「コンペティションはもちろん嬉しいのですが、早く皆さんに見ていただいて、感想を聞きたい」と公式上映を待ちわびていた。
レッドカーペットに出席した主なゲストは以下の通り(順不同)。
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