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映画「アジア三面鏡2018 Journey」 アジア三面鏡2018 Journey
劇場公開日:2018年11月9日
解説
国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭の共同プロジェクトで、日本を含むアジアの気鋭監督3人が、ひとつのテーマをもとにオムニバス映画を共同製作する「アジア三面鏡」。シリーズ第2弾となる本作は「旅」を共通テーマにそれぞれがメガホンを取った。まったく性格の異なる母娘を描いたデグナー監督作「海」(中国)、長谷川博己がミャンマー・ヤンゴン市内の鉄道整備事業に携わる日本人の商社マンを演じる松永大司監督作「碧朱(へきしゅ)」(日本)、旅先の東京で出会った謎の男から奇妙で官能的なアドバイスを受けるマンネリ化したインドネシア人夫婦を描いたエドウィン監督作「第三の変数」(インドネシア)の3作品から構成。
2018年製作/83分/PG12/日本
配給:マーメイドフィルム
スタッフ・キャスト
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たっぷりと異国情緒を味わえました。
旅行に行きたくなりました。
最後の最後に北村一輝さんがレアキャラのようにちょっとだけ出てました。
2018年11月11日
Androidアプリから投稿
中国、ミャンマー、日本を舞台に旅をテーマにしたオムニバス。
THE SEA
旦那の遺骨を海に散骨する為ドライブする母娘の話。
親子だからこその心を開き過ぎてわがままだったりギスギスした感じと信頼感とのギャップがみえる。
HEKISHU
環状鉄道を高速化する事業でミャンマーを訪れている日本人とロンジーの仕立て屋の少女の話。
便利さを追い求める日本人と不便と感じていないミャンマー人の対比が面白い。
VARIABLE №3
マンネリを打破すべく旅行で日本を訪れたインドネシア人夫婦の話。
宿の男の趣味なのか好意なのか、突拍子もない話だし空気感に妖しさがないし好みではなかった。
3話共「これ」とみせたいものを明確に押し出してくる感じはないし、ヌメっとした感じでイマイチ盛り上がらなかった。
2018年11月11日
iPhoneアプリから投稿
国際化が進んで、多様性や多様な文化を理解することが重要視されるようになった。
そして、僕たちの世界は、さまざまなひずみも抱えるようになっている。
でも、この映画を観ると、どの国でも、そこに住んでいる人々の抱える悩みや問題は、実はおんなじ、一緒だということが、ちょっと郷愁を誘ったり、滑稽だったりする。
親子の感情のすれ違いやぶつかり合い、そして、それでも親子の絆は切れない。過度な開発がなくても、きっと変わらず暮らして行く人々。セックスレス(夫のインポテンツ?)を悩む夫婦。
たぶん…、そこから始めて、おんなじと思った方が、多様性を理解するより、お互いを分かり合えるような気がした。
ちょっと角度を変えると、色々なものが見えてくる三面鏡のように。どうせ見てるものは一緒なんだから。
※ あと、余談だが、光背がネオンの仏像や、ディスプレイから丁寧に剥がされるフィルムも象徴的で笑えた。