劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛

劇場公開日:

解説

2014年から15年にかけて放送された富野由悠季監督によるテレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」全26話を新規カットなども加えて再構築した劇場版5部作の第4部。かつて存在した高度な科学技術や知識の多くが失われた遥か未来の世界を舞台に、地球と宇宙を結ぶ軌道エレベーター「キャピタル・タワー」を防衛する「キャピタル・ガード」の候補生だった少年ベルリ・ゼナムが、世界の真相や自身の生い立ちの秘密に向き合っていく姿を描く。全てのものの動力源となっているが、地球では採掘・製造ができない未知のエネルギー源である「フォトン・バッテリー」。その供給源へと向かうため、ベルリやアイーダらが乗るメガファウナは、金星宙域にあるスペースコロニー「ビーナス・グロゥブ」に到達する。地球への帰還=レコンギスタ作戦の実行をもくろむジット団との戦いを経て、フォトン・バッテリーの生産と供給を独占する「ヘルメス財団」のラ・グー総裁との会談の機会を得るアイーダだったが……。

2022年製作/101分/G/日本
配給:バンダイナムコアーツ、サンライズ
劇場公開日:2022年7月22日

スタッフ・キャスト

総監督
原作
矢立肇
富野由悠季
脚本
富野由悠季
企画
サンライズ
製作
サンライズ
コンテ
斧谷稔
演出
吉沢俊一
進藤陽平
キャラクターデザイン
吉田健一
メカニカルデザイン
安田朗
形部一平
山根公利
デザインワークス
コヤマシゲト
西村キヌ
剛田チーズ
内田パブロ
沙倉拓実
倉島亜由美
桑名郁朗
中谷誠一
作画監督
高谷浩利
小松英司
田頭真理恵
中谷誠一
寺尾洋之
高瀬健一
柴田淳
美術監督
岡田有章
佐藤歩
色彩設計
水田信子
ディスプレイデザイン
青木隆
CGディレクター
藤江智洋
撮影監督
脇顯太朗
編集
今井大介
音楽
菅野祐悟
音響監督
木村絵理子
テーマソング
DREAMS COME TRUE
オープニングテーマ
May J.
エンディングテーマ
ハセガワダイスケ
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(C)創通・サンライズ

映画レビュー

4.0すげえよGレコ4!

2022年8月6日
iPhoneアプリから投稿

3に続いて劇場鑑賞。 配信で再度1-3を復習してから映画館へ! 劇中の用語をキャッチアップしてから観ると、単語で引っかからず、2時間スムーズに鑑賞できます。 4の舞台は、クレセントシップ搭乗〜オーシャンリング。ジット団との戦闘がメイン。 終盤までアミリア軍とアーミーが登場しないため、かなり場面が整理されて鑑賞することが出来ます。 終盤はアメリアとキャピタルアーミーとの戦闘に介入、終盤のマックナイフ戦はほぼ新作カットで激アツの展開に! 今まではTVの再編集という制約上、どうしても映画として大きな抑揚をつけるのに限界があったが、リソースをここぞとばかりにぶち込んで、ようやく昇華されました! 歴代のガンダム及びサンライズロボアニメと比べても特筆すべきクオリティになっていますので、皆観に行くんだ!

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Duchamp

3.0戦闘シーンの迫力が凄い!

2022年7月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今回はヴィーナス・グローブ編なので、敵もジット団とラストの地球圏の2勢力に絞られるため、話の展開が分かりやすかですね。 それにしても、戦闘シーンの迫力が凄い! 全編映像は作り直していないと思いますが、大画面のためか、迫力に押されてしまいました。 今回は劇場で観るべき作品です。 さて、Gレコの映画も残り1つ。 最後は観客があっと驚く展開にして欲しいですね。

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はるっち

3.5個人的満足度は非常に高いが

2022年7月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

5部作の4作目ということで、途中から始まり途中で終わる。また作りもOPがあってEDがあるという、限りなくTVアニメ的なものとなっている。 ただ、本作についてある程度下地を持つ方には必見であるとお薦めする。 基になったTVシリーズがわかりにくいとされる理由の一つに、固有名詞の多さと複雑な相関関係がある。とにかく最初は地名なのか組織名なのか、はたまた人物の名前なのかすらわからない名前が大量に登場する。また各勢力や個人の関係も作中でどんどん変化していく。 劇場版ではTVシリーズよりもある程度まとまって観られるのと、あらゆることを台詞で説明してくるので、ストーリーは非常にわかりやすくなっている。一方で、Ⅰ~Ⅲではわかりやすい=面白いでは無いことも露呈してしまっていたのだか、本作(Ⅳ)はのめり込むように観てしまった。TVシリーズではピンとこなかったテーマ性も「そういうことだったか」と符に落ちるシーンもあった。 完結編となるⅤも楽しみにしたい。富野信者(笑)でこれを観ないはもったいない。

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ugacinema

5.0Gレコに富野由悠季の真髄を見た!

2022年7月29日
iPhoneアプリから投稿

「とんでもない物を見た」というのが正直な感想だ。 令和のこの時代、OVA絶頂期のような手描き作画の劇場用ロボアニメをスクリーンで見る。 しかもメガホンを取るのは御年80歳の富野由悠季総監督という。正に奇跡のような劇場作品だ。 ここまで誉めると「どうせ大御所が手がける新作だから過剰に評価してるんでしょ?」…などと受け取ってしまう人がいるかもしれない。 否、そうではない。 1本の劇場用作品としてめちゃくちゃ面白いのだ! 上手いのはその構成。 本作はTV 版アニメ5部作の内の4部な訳だが。前作ラストで金星を目指して飛び出した主人公達が、行った先で人類の行く末と限界とを知り、自然の恵みの尊さを知った上で地球圏に帰って来るまでが描かれる。 本作から見始めても彼らの夢を追う姿、その先の挫折と帰還とまでが一本の映画として、ドラマとして上手く機能しているのが良くわかる。その中でキャラクターの心理面での成長が描かれるのも巧みだ。 そして何より素晴らしいのは、ラスト30分で描かれる大総力戦。からの一騎討ちであろう。 巨大なスクリーンでも追いきれない程の圧倒的な物量で見せる艦隊戦。 マックナイフとGセルフが見せる決闘は、逆襲のシャアを彷彿とさせる熱い展開だ。 いや、あの逆シャアの一騎討ちを更に洗練させたアクションと言っても過言ではないだろう。 バッキバキに決まった構図でのメカアクションの連続は、流石富野監督…といったところか。 閃光のハサウェイの作画を見てからというもの。暫くはCGを使った緻密でセミリアルなメカアクションに目を奪われがちだった。 しかしGレコⅣで目が覚めた。 やはり手描き作画のメカアクションは良い。 このケレン味たっぷりのアクションを超える快感なんて他にない。 理屈云々じゃなく映像を見た自分の脳が喜んでる。これは争いようがない。 公開期間は2週間、今これを見ずして何を見る? 見たくなくても見ろ! 絶対に後悔はしない。

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ジョイ☮ JOY86式。

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