ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

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劇場公開日:

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

解説

世界的人気を誇る大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに送りだされるシリーズの第1作。原作者J・K・ローリングが自ら脚本を手がけ、実際に発売もされたホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが繰り広げる大冒険を描く。未知の幻獣を求めて世界中を周り、ニューヨークにたどり着いたニュート。ところが、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法生物たちが逃げ出してしまい、魔法生物を禁じているアメリカ合衆国魔法議会のお尋ね者になってしまう。さらに、魔法の根絶を目論む秘密結社・新セーレム救世軍の暗躍で、事態は思わぬ方向へ転がっていく。主人公ニュートを「博士と彼女のセオリー」のオスカー俳優エディ・レッドメインが演じ、ヒロイン役には「インヒアレント・ヴァイス」のキャサリン・ウォーターストンを起用。共演にもコリン・ファレル、エズラ・ミラー、サマンサ・モートンら豪華キャストが揃う。「ハリー・ポッター」シリーズ5作目から監督を務めてきたデビッド・イェーツがメガホンをとる。

2016年製作/133分/G/アメリカ
原題または英題:Fantastic Beasts and Where to Find Them
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2016年11月23日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第89回 アカデミー賞(2017年)

受賞

衣装デザイン賞 コリーン・アトウッド

ノミネート

美術賞  
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映画評論

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(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

映画レビュー

4.5史上最高のキスシーン!

2016年11月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あの「ハリー・ポッター」シリーズには勢い全作付き合ってきたものの、原作は未読、決してファンというわけではありません。本作も、どうしてそこまで盛り上がるんだろう…というさめた気持ちがありましたが、子どもが「まほう!まほう!」とわくわくしていたのと、主演のエディ・レッドメインの前作「リリーのすべて」が素晴らしかったので、いそいそと足を運びました。
…が。久しぶりに「映画の世界に引き込まれる」感覚を味わえ、とても幸せな映画時間を過ごすことができました。2Dでも十分に奥行き・高さが感じられ、「カバンの中だけれどそこに広がる異次元の世界」という感覚もくっきりと。オトナも子どももわくわくしました。
魔法動物と魔法使いの距離感も絶妙です。言葉を解するわけではなく、心を通わせられるのかどうかも判然とせず。動物たちのちょっとした仕草や表情から、かすかに感情が読み取られるか否か…というさじ加減。抑えたところが、かえって豊かさを出していました。
そして、ノー・マジ=人間であるコワルスキーさん! なんていい人! ゴールドスタイン妹が惹かれるのも当然です。こんなノー・マジ(オトナ)になりたいものだと思いました。(ちなみに、彼を演じたダン・フォグラーは、我が家では「少年マイロの火星冒険記」のおじさんで通っています。子がやたら御執心…。)
極めつけは、思いがせずに遭遇した、限りなく甘く切ないキスシーン! なんと何と…と息を飲みました。これは、私的映画人生最高のキスシーンかもしれません。(ちなみに、最高のラブシーンは「フィッシャー・キング」の駅でのダンスシーン。)思い返すだけで、雨に打たれているような錯覚に陥ります。
黒幕の彼があの人に…というくだりも、かつての2人の共演作を彷彿とし、にやりとしました。続編が、心から楽しみです。次回も子どもと一緒に観ることができるかな(付き合ってくれるかな)…。

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共感した! 5件)
cma

4.0新シリーズのテーマは"魔法"そのもの!?

2016年11月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

怖い

興奮

世界中の夢見たがり屋たちを夢中にさせた「ハリー・ポッター」シリーズが、魔法使いとして生まれた少年、ハリーの成長記だとしたら、原作者のJ.K.ローリングが初めて映画のために執筆した待望の新シリーズ、略して「ファンタビ」のテーマは、言うなれば"魔法"そのもの。魔法動物学者のニュートが魔法界と人間界の対立に巻き込まれるプロセスで、使いようによっては形あるものを無残にも破壊し得る魔法が、逆に、一瞬にして修復も可能な万能のツールであることを教えてくれる。それは、ハリーからニュートへと繫がるマジックの伝承であり、世界各地で様々な破壊が相次ぐ今という時代を生きる、多くの観客が魔法=映画に求めているもの。もしも、この世に魔法があったなら。。。次々と登場する新クリーチャーの愛くるしい表情や、精密なCGIで具現化される異次元映像を堪能しつつ、そんなことに改めて思いを至らせる。暫くは、エディ・レッドメインと一緒に恐ろしくも楽しい魔法旅行に出かけようではないか!?

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共感した! 33件)
清藤秀人

5.0時が流れて誰もが行き過ぎても...トランク一つだけで...

2024年10月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

萌える

米の値段が高騰しております。その話は置いといて、今作は
米アカデミー賞を三度受賞したコリーン・アトウッドが衣装を担当しています。
クイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)と人間(ノー・マジ)の
ラブ・ストーリー要素もあります。
舞台は1926年当時のニューヨークで、イギリスにセットを建設したそうです。

キャスティングも演技もBGMも、脚本(原作者であるJ.K.ローリングは本作で映画脚本家デビューを果たす)もほぼ完璧です。
今思えば、この一本で終わっても良かったかもしれませんが、J.K.ローリングが5部作にするというのだから、まだ終わりません。

久しぶりの鑑賞です。
3度目の視聴は吹き替え版で楽しみました。宮野真守さん、津田健次郎さん、女性声優陣も違和感はまったくありませんでした。
いつか3D版も観てみたいです。

世界各国で魔法動物の調査と保護にあたってきた魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)と出会った普通の人間(ノー・マジ)ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)。この、そっくりなトランクを持っている二人がW主人公と言っても過言ではありません。

二フラーやサンダーバード、ボウトラックルなど魔法動物たちのデザインも素晴らしいですし、1920年代のようなノスタルジックなアメリカの雰囲気もとても良く、『ハリー・ポッター』に繋がる物語ということもあり、何度観てもワクワクドキドキできる作品です。

私にとって今作のイメージが、なぜか『浪漫飛行』(米米CLUB)なので、なんとなく米の話から始めたのでした。

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Don-chan

4.0たくさんの魔法生物が出てきてわくわくする映画です!

2024年10月12日
iPhoneアプリから投稿

たくさんの魔法生物が出てきてわくわくする映画です!
ハリーポッターシリーズでも名前が出ていた魔法生物がたくさん出てきて、主人公のニュートが生態や習性について詳しく解説してくれます。
魔法生物が起こすドタバタなトラブルをコメディーっぽく解決していく一方で、ニューヨークの街で次々起こる悲惨な事件を解決しようと奔走するヒロイン。
お互いを手助けしながら問題を解決していく主人公たちに、それぞれが全く別の分野で活躍するメンバーが力を合わせればより大きな力を発揮できるというところが、私の仕事の信念と重なって感情移入しながら鑑賞することができました。
これから波乱が訪れるぞ、というような次作への期待が湧くラストでした!

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ts

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