座頭市血煙り街道

劇場公開日:

解説

子母沢寛の原作を、「兵隊やくざ殴り込み」の笠原良三が脚色、「なみだ川」の三隅研次が監督した“座頭市”シリーズ第十七作目。撮影はコンビの牧浦地志。

1967年製作/86分/日本
原題:Zatoichi Challenged
配給:大映

ストーリー

市が最初に多十郎と会ったのは、五人のやくざに襲われた時だ。一瞬の居合斬りでやくざを倒した市を、多十郎が見ていたのだ。ある旅篭で、市は病死したおみねから、良太を預かった。おみねは夫庄吉を尋ねての旅の途中、病で倒れてしまったのだった。市は良太と共に前原にいるという庄吉を尋ねて、再び旅をつづけた。途中、旅芸人一座のともえと知り合った市は、一座が万造一家に無理難題をふっかけられた時、再び多十郎と会った。多十郎は万造一家に峰打ちをくらわせ、ともえの難儀を救ったのだった。やがて前原に着いた市は、庄吉が働いていたという窯焼きの太兵衛を訪ねたが、庄吉の行方は知れなかった。太兵衛の娘おみつは、そんな市をいたわり、良太の面倒を見てくれた。ある日、代官手附の鳥越の肩をもんだ市は、鳥越の口から庄吉の名を聞いた。鳥越は土地のやくざ権造と組んで、御禁制の金粉、銀粉を使った絵皿を、腕のいい下絵描きの庄吉を軟禁して描かせていたのだった。鳥越の帰りを待伏せた市は、庄吉の居所を聞き出そうとしたが、その時現われた多十郎が鳥越を斬った。多十郎は、鳥越たちの悪事を探るため、前原に来た公儀の隠密だったのだ。一方、万事が公儀に露見したと悟った権造は、良太とおみつを人質にして高飛びの仕度にかかった。市は、権造一家に乗り込み、得意の居合いで、彼ら一味を倒した。しかし、市が庄吉や良太、おみつを救い出した時、多十郎が現われ、役目として、悪事を手伝った庄吉を斬ると言った。市は良太のために庄吉を斬らせたくはなく、多十郎と剣を交えた。その時、多十郎の同僚が庄吉を斬ろうとし、それを市は刀を横手に投げて倒した。素手になった市を多十郎は斬れなかった。多十郎はただ一言、負けたと言い残すと、折りから降り出した雪の中を足早やに去っていった。

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映画レビュー

5.0血祭りと

2023年1月1日
iPhoneアプリから投稿

血煙だったらどちらを選ぶか

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ミスター

3.0ブラインド・フューリー

2021年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

4.0ブラインド・ティア

2021年6月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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近大

5.0これぞ殺陣!殺陣を見よ!殺陣だ!

2019年3月19日
PCから投稿

ううむ。本作は殺陣が凄い。これぞ殺陣。必見。

何と言っても、見せ場はラストの近衛十四郎との対決。
殺陣と思えないほどの真剣勝負。
いやマジで、段取りを1つ間違えれば大事故もありえますよこれは。
両者とも腰が入っており、かつ、とても近い距離で、かつ、動きもある。
カメラワークも素晴らしい。
迫力のある殺陣でした。

しかもそれだけではなく、その戦いのラストが最高。

刀は武士の魂。
子連れ狼なんかでは、若山富三郎なんかがよく刀を投げて相手を倒しますが、実はこれは武士道では邪道。
市は、武士ではないのですが、刀を投げることはありませんでした。
圧倒的な強さであるが故に、刀を投げるまでもなく相手を倒していたからだとも言えます。

しかし、本作のラストで、遂に市は刀(武士の魂)を投げます。
そして「武士道とは死ぬことと見つけたり」という言葉を体現します。

それを見た近衛十四郎演じる赤塚多十郎(敵役)は、その市の態度を見て一言。
「わしの負けだ。市。」
と言い残して去っていきます。

2人の武士が目と目で分かり合う。とは言え、座頭市は目が見えない。でも分かり合うんだよ。心と心で分かり合うとはこのことか。この演出を入れてきて、かつ、画にしてしまう凄さ。
その芝居を完璧に演じきる勝新太郎と近衛十四郎。

うーん。
さすが三隅監督。
わかってるねぇ。。。泣

待ってました!の三隅研次版の座頭市でした。

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