座頭市 THE LAST
劇場公開日:2010年5月29日
解説
勝新太郎、ビートたけしが演じてきた盲目の居合いの達人・座頭市にSMAPの香取慎吾が扮し、市の最期を描く「最後の座頭市」。旅の途中で妻を殺され傷心の市は余生を静かに暮らそうと帰郷し、かつて一緒に博打の旅に出た旧友の農民・柳司の家に居候する。だが、市の故郷は博徒の天道一家に支配されており、市は再び戦いの渦中に巻き込まれていく。共演に仲代達矢、反町隆史、倍賞千恵子。監督は「亡国のイージス」「闇の子供たち」の阪本順治。
2010年製作/132分/PG12/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2022年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
とにかく似合わない香取。あれだけ長身だと猫背気味の座頭市が成り立ってない。それに彼の声を聞いただけで、ひょうきんさしか伝わってこないのだ。たけしの『座頭市』のほうがよっぽどマシだ。ストーリーもよくわからん(というか、理解しようという気もおきない)。しかも無駄に時間が長い。
仲代達矢、倍賞千恵子、原田芳雄、岩城晃一、工藤夕貴、などなど名演がすべて無駄になっていたなぁ・・・
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座頭市強いけど、圧倒的ではなく実はそんなに強くないのが不満。
ところどころやたら声を張るから、声デケェって思った。
原田義男の釣り針コントは面白いというよりも長かった。目が見えてんじゃねえのかっていうのあったけど同意。目つぶってるだけみたいに感じる場面あった。反町隆史が死にそうな時に香取信吾が近づくシーンが良かった。仲代達矢、倍賞千恵子、工藤夕貴はすごい残った。
たとえ話するのが得意なジジイだと思っていたら、実は凄い強いというラスボスは好き。最後息子斬らないところがスッキリしない。
2015年3月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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オリジナルを知っている人から見たら、これは日本映画が産んだ稀代の大キャラクターに対する、《冒涜》にしか過ぎない。
どれ位の凄さか?分かり易く言えば、ゴジラをハリウッドでリメイクした時の酷さに匹敵する。
《座頭市》とゆうキャラクターは、今は昔“大映”が産んだキャラクター。
今日それを元ライバルである“東宝”が、THE LAST として公開する。
当然オリジナルに対する“敬意”が必要なんじゃないんですか?
何故東宝黒澤時代劇の悪性リメイクを、座頭市のキャラクターを借りてまでやらなければいけないんですか?東宝さん!
「すいやせん」では、すいやせんぜ!
いくら出演者の中に仲代達矢が居るからって、豊原功輔に《室戸半兵衛》を演じさせ。岩城滉一:寺島進の2人併せ技で、『用心棒』での志村喬を。更には、百姓達が連判状に血の捺印を押すのは『椿三十郎』と思えるし、反町隆史が終盤に呟くセリフ「百姓には百姓…」云々と語らせいる等々。その他数多くの場面には失笑を禁じ得なかった。
豊原との闘いでは勿論『椿〜』なのだか、実に呆気ない。
最後の仲代との対決場面では、訳の解らない編集が入り込み呆気に取られれる。
編集の酷さは各所に見られ、特にいかさまを市が見破る場面では、何の説明も無くカメラは外に飛び出る。(部屋の中はどうなったんだよ?)
終盤までは冒頭に提示される、市と石原さとみとの恋愛関係が全く無意味な感じに(但し彼女の匂いがする物は常に身に付けている)見受けられる。
しかしそれに関して言えば、“或る意味”の復讐は果たすのだが…。
一応《THE LAST》と銘打っているから、あの様なラストになったのだろうが、全くもって画面を見つめながら「はあ?」と、溜め息が出てしまった最後でした。
主演の香取慎吾は、意外な程に好演している。若き日の座頭市としては適任かとも思う。でも座頭市とゆうキャラクターから、ユーモアが消えてしまったのが悲しい。
せめて「何切るか分かんないよ、見えないんだからね!」の決めセリフ位は入れて挙げて欲しかったなぁ〜。
(2010年6月8日TOHO シネマズ西新井/スクリーン3)
2014年6月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ウィキより
映像化権を持っていた製作会社「セディックインターナショナル」の代表である中澤敏明が、映像化権を原作者である子母澤寛の遺族に返上するのでこれが最後になる!ってこと。
確かにクライマックスの妙な編集は気になった。
説明を省いた作りはいいと思う。
いろんなアングルで撮るの面白い。
夜は暗く昼は明るい。雪景色多数
石原さとみが早々に退場したので吃驚
工藤夕貴もあんまり出番なかった
反町隆史の百姓はイマイチ
この時期はARATAでクレジットされてる。
Zeebraがどうでもええ役で出てる。
ずっと走ってるだけのどうでもエエやつにやられて海のそばで死ぬのいい。
倍賞千恵子の台詞がテーマか。
エンタメにせず広大なセットと音楽でがっつり時代劇としてみせてくれた。
庄内映画村
山形県鶴岡市、遊佐町升川集落、出羽三山神社、