寺島進
三船芸術学院で殺陣を学び、特撮ヒーロー作品のスーツアクターやスタントマンを経験。86年、松田優作がメガホンをとった「ア・ホーマンス」で映画デビューを果たす。89年の北野武初監督作「その男、凶暴につき」で注目を浴び、以降「ソナチネ」(93)や「キッズ・リターン」(96)、「BROTHER」(00)といった北野作品に参加する。そのほか、「おかえり」(96)、「ワンダフルライフ」(99)、「空の穴」(01)など映画を中心に活動。大ヒットシリーズ「踊る大捜査線」のスピンオフ映画「交渉人 真下正義」(05)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、同作で演じたキャラクターを主人公としたスペシャルドラマ「逃亡者 木島丈一郎」(05)では主演を務める。本家の劇場版「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」(10)にも出演した。05年ごろからTVドラマの出演も増え、ヒット作「アンフェア」(05)では、劇場版「アンフェア the movie」(06)と「アンフェア the answer」(11)にも出演。そのほか、「流星の絆」や「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(ともに08)といったTVドラマに多数出演し、映画でも「清須会議」(13)、「イン・ザ・ヒーロー」(14)などで活躍する。スタジオジブリの「思い出のマーニー」(14)に声優として参加している。