イーサン・コーエン
兄のジョエルとコンビを組んで活動している映画監督。プリンストン大学卒業後、デパートに勤務。84年、「ブラッド・シンプル」でデビューを果たす。同作から「ディボース・ショウ」(03)までのクレジットは脚本と製作のみになっているが、実際には兄のジョエルとともに監督と編集も担当しており、「レディ・キラーズ」(04)以降の作品では全ての項目に2人の名前が併記されるようになった。「ノーカントリー」(07)でアカデミー作品、監督、脚色賞の3部門を受賞し、その他「ファーゴ」(96)、「オー・ブラザー!」(00)、「シリアスマン」(09)、「トゥルー・グリット」(10)でも同賞にノミネートされた。