トゥルー・グリット
劇場公開日:2011年3月18日
解説
「ノーカントリー」のコーエン兄弟が、ジョン・ウェイン主演の名作西部劇「勇気ある追跡」(1969)をジェフ・ブリッジス主演でリメイク。父親を殺された14歳の少女マッティは犯人を追跡するため、隻眼の凄腕連邦保安官コグバーン(ブリッジス)を雇う。だが、コグバーンは元泥棒で大酒飲みの自堕落な男で、彼を信用できないマッティはコグバーンに同行して犯人を追うことになる。共演にマット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、バリー・ペッパー。
2010年製作/110分/PG12/アメリカ
原題:True Grit
配給:パラマウント
スタッフ・キャスト
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2023年2月26日
Androidアプリから投稿
この世にこんな女の子がいるんだ!
ヘイリーには只々脱帽。
西部劇、これが一番!
きっと今見ても違和感なく、ドキドキする!
2023年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
最初3人とも性格悪い感じだったのに最後はみんな性格良くなってた。
女の子の強気な感じと保安官の喋り方はイライラした。
マット・デイモンかっこよかったけどもっさりしてた。
長々とやってたお互いのけなし合いがそんなに面白くなかったけど、パンの撃ち合いは面白かった。
ジャンゴの方がまだ面白い
2023年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
この映画は、1969年に公開された「勇気ある追跡」という西部劇映画のリメイクで、その映画にはジョン・ウェインが主演していたと見る直前に知り、彼が念願のオスカーを受賞した作品であったと見た後に知りました。作品名の"トゥルーグリット”という意味が最初わかりませんでしたが、上映中のセリフの中で“真の勇気”と訳されていて、なるほどと思い、それを「勇気ある追跡」とうまい具合に訳した昔の映画のタイトルにセンスを感じました。
父親を殺され復讐を誓った14才の少女が、大酒のみだが、真の勇気を持つアイパッチをした連邦保安官を雇い、のちにテキサスレンジャーも加わり、壮絶な犯人追跡劇を繰り広げるというのがストーリーです。
私はこの映画から“仇討ち"というものを考えてみました。日本では、江戸時代は武士階級では慣習として公認されていて、禁止されたのは明治に入ってからだそうですが、今の世の中でも、、殺人事件が起きた時、被害者の親族にマスコミがインタビューをすると、きまって「犯人に極刑を望む」といいます。その復讐という考え方は、表面的には人間の社会からなくなっていますが、人間の心情からは決してなくなるものではなく、古今東西の映画や芝居のテーマになっていることも多いことから、人間の永遠のテーマといえるでしょう。
コーエン兄弟の映画を見るのは「ファーゴ」「ノーカントリー」に続いて3作目ですが、前2作は理由もない殺人に次ぐ殺人で、最後はため息をついて終わるという状態でしたが、今回の映画は、殺人に対する動機づけはあるし、ラストは意外な展開で、私にとっては、女性というものを考えさせる、心に残るシーンでした。コーエン兄弟もマルくなったということでしょうか。
2023年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
「勇気ある追跡」のリメイク。
ジョン・ウェインがアカデミー賞を獲得した名演の映画らしいですが、私は観ても何も感じなかったのです。なので、今作もいただけませんでした。
老保安官と、復讐心に燃える少女の奇妙な関係が斬新で、生き抜くために清濁併せ飲む追跡劇は、想定外の事件の連続です。
それゆえ、少女目線で物語を追っかけると、どうしてもコグバーン保安官のことを好きになれません。
したたかに交渉し、父の仇をとりたい一心で旅にでて、大きな犠牲を払ってその目的を果たす。
そこに、父への愛情とか、仇への憎しみ、味方との交流、命懸けのスリル、などのエモーショナルな描写は最低限しか含まれていません。およそ半世紀前に作られた映画のドライな描写そのままです。
原作ファンがいるのであれば、その忠実なオマージュぶりに納得はしたかもしれません。
本当に「勇気ある追跡」の雰囲気をそのまま踏襲したような作りになっています。
近年の、エンターテインメントな映画に慣れている人はまったく受け付けないと思います。
私には、すこしドライ過ぎました。
2014.6.13