イーサン・コーエン監督作にペドロ・パスカル、マット・デイモン

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米フォーカス・フィーチャーズと英ワーキング・タイトルが製作、イーサン・コーエンが初の単独監督を務める新作に、ペドロ・パスカルとマット・デイモンが出演していることがわかった。米IndieWireによれば、タイトルは「Drive-Away Dolls（原題）」で、今年9月22日に全米で劇場公開される。

新作「Drive-Away Dolls（原題）」は、マーガレット・クアリー（「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」）とジェラルディン・ビスワナサン（「バッド・エデュケーション」）が主演。自由奔放で同性の恋人と別れたばかりのジェイミーと、控えめで真面目な親友マリアンが、気分転換にフロリダ州タラハシーへロードトリップに出かけたところ、間抜けな犯罪者グループに遭遇し思わぬ事態に巻き込まれるというコメディのようだ。脚本はコーエンと妻のトリシア・クックが共同で執筆した。

ほかに、ビーニー・フェルドスタイン（「ブックスマート　卒業前夜のパーティーデビュー」「レディ・バード」）、コールマン・ドミンゴ（「キャンディマン」）、ビル・キャンプ（「クイーンズ・ギャンビット」）が共演。コーエンとクック、ロバート・グラフ、ティム・ビーバン、エリック・フェルナーがプロデュースしている。

コーエンと兄ジョエル・コーエンはこれまで、「ファーゴ」「ビッグ・リボウスキ」「ノーカントリー」「トゥルー・グリット」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス　名もなき男の歌」などで共同監督を務めてきた。最後に2人が監督したのは2018年の「バスターのバラード」。兄ジョエルは21年の「マクベス」で初の単独監督を手がけた。

パスカルは、ディズニープラスの人気ドラマ「マンダロリアン」に主演しており、今年配信スタートした米HBOの主演ドラマ「THE LAST OF US」も大ヒットを記録した。デイモンは、ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話を映画化したベン・アフレック監督の新作「AIR エア」に主演しており、同作は現在日本公開中。