インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
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解説

「ノーカントリー」「トゥルー・グリット」のコーエン兄弟が、2013年・第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品。1960年代のフォークシーンを代表するミュージシャン、デイブ・バン・ロンクの生涯を下敷きに、売れない若手フォークシンガーの1週間をユーモラスに描いた。60年代の冬のニューヨーク。シンガーソングライターのルーウィンは、ライブハウスで歌い続けながらも、なかなか売れることができずにいた。音楽で食べていくことをあきらめかけていたが、それでも友人たちの助けを借り、なんとか日々を送っていく。「ロビン・フッド」「ドライヴ」などに出演したオスカー・アイザックがルーウィン役を演じ、歌声も披露。音楽に「オー・ブラザー!」「クレイジー・ハート」のT=ボーン・バーネット。

2013年製作/104分/G/アメリカ
原題:Inside Llewyn Davis
配給:ロングライド

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第71回 ゴールデングローブ賞(2014年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) オスカー・アイザック
最優秀主題歌賞

第66回 カンヌ国際映画祭(2013年)

受賞

コンペティション部門
グランプリ ジョエル・コーエン イーサン・コーエン

出品

コンペティション部門
出品作品 ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
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Photo by Alison Rosa (C)2012 Long Strange Trip LLC

映画レビュー

4.0人生はシニカルだ

2020年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

謎だらけの映画です。
謎が解けて背景を味わう事ができれば、おもしろさは倍増なのでしょうが、ユリシーズなど知るわけないし。
残念ながら細部は読み解けないけれど、全体像はおぼろげに見えている気がします。

主人公ルーウィンの人生は、ループしているということ。
たとえ、変わるための挑戦をしたとしても、本人が気づかないまま元の場所にもどってきてしまっている。それは、まるでネコの帰巣本能。
変われる男は、ボブディランと呼ばれる男。女神の寵愛をうけた、特別な存在だということ。
でも、ループしているのはルーウィンだけか?
ルーウィンほどの貧しさではないにしても、ほとんどの人は何かを夢みたりしながらも、実際の生活から抜け出せずループしている。それが現実。

映画に描かれる夢物語を、コーエン兄弟はシニカルに笑っている、ような気がします。よく考えてみれば、こうした映画の世界そのものが、実はコーエン兄弟が帰ってしまう場所なのか?

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マツドン

4.0成功する芸術家

2020年1月21日
Androidアプリから投稿

1961年グリニッジ・ビレッジ。フォーク・リバイバル・ブーム前夜を時代背景にした本作で、実在のシンガーや音楽プロデューサーをパロってみせたコーエン兄弟だが、主人公の売れないフォーク歌手ルーウィン・デイヴィス(オスカー・アイザック)のすさんだ生活同様映画のトーンはきわめて暗い。フォーク通でもその名を知らぬ人が多いデイヴ・ヴァン・ロンクという人が書いた自伝にインスパイアされたなんてことをインタービューで答えているので、コーエン兄弟のフォーク愛をフューチャーした作品だと勘違いされた方も多かったことだろう。

しかし、エンディング近くでルーウィンが宿代わりに使っているゴーファイン家に戻ってきた猫の名前=ユリシーズを聞かされた時、この映画が単なるロード・ムービーではないことにはたと気づかされるはず。兄弟が2000年に発表した『オー・ブラザー!』がオデュッセイア・ベースの映画だったことを思い出し、本作のストーリーの中に“オデュッセイア”またはその英訳本の異名をもつ“ユリシーズ”との共通項を見出しほっと一安心することだろう。同時に、(本作が単なる古典パロディだとしたらウディ・アレンに任せておけばいいのであって)自分達の映画を見た観客の理解に苦しむ顔が大好きなひねくれ兄弟が、誰にもわかる簡単な映画を撮ったりするだろうか、という不安が頭をよぎるにちがいない。

『オー・ブラザー!』のサントラ版の大ヒットで潤ったであろう、本作でも音楽プロデューサーをつとめているT=ボーン・バーネットならば、ジュリアード出身のオスカー・アイザックが唄う玄人はだしのプロテスト・ソングを中心に、ジャスティン・ティンバーレイクやパンチ・ブラザースなどのプロまで参加させ、目玉にボブ・ディランの未発表曲まで組み込んだサントラによって、2匹目のドジョウをねらったとしてもおかしくはない。しかし、すでに名だたる映画祭で各賞を受賞済のジョエル&イーサンが、セルフリメイクなどという安易な企画に飛びつくわけがないと思うのである。

もしかしたら『三匹荒野を行く』ならぬ『オー・ブラザー!』 的構成を観客に連想させることによって、デジャブ的な演出効果をねらったのではあるまいか。映画冒頭とエンディングのお目覚めシーン。ルーウィンが妊娠させた2人の女。ドライブ中車の中で眠ったままの2人の男。売れ残ったレコードが収められた2つの段ボール箱。2人の音楽プロデューサー…観客の既視感をかきたてながらコーエン兄弟は、これらルーウィンが道中出会う登場人物との断片的な(小説ユリシーズのような)エピソードの反復性が、ルーウィンの精神的停滞感と共に、あらゆる芸術家ならば避けて通れないある選択肢のメタファーであることに気づかせるのである。

芸術的な精神性をあくまでも追究するべきなのか。あるいは経済的に成功するために商業的な妥協をするべきなのか、という問である。橋から身投げした元相方やゴーフェイン家の人々、レガシーレコード社のメル、ジャンキーのジャズプレーヤー(ジョン・グッドマン)、ルーウィンの子供をおろさずに産んだ一番目の恋人たちは前者。(ピーターポール&マリーがモデルの)ジミー&ジニー(ジャスティン・ティンバーレイク&キャリー・マリガン)、ルーウィンの唄を“クソ”だと想っている認知症の父親、シカゴの音楽プロデューサーグロスマン、ヒッチハイクした車で眠るサラリーマンたちはおそらく後者の立場をとる人々であろう。

主人公ルーウィンの苦悩も、その2つの選択肢のどちらかに決められない優柔不断さから発せられているのであって、もっと“金の匂いのする”音楽を作れとプロデューサーに言われても素直に首を縦にふれず、芸術家としての立場を貫いて身を橋から投げた友人にいまだに引け目すら感じているのである。一方で背に腹は代えられず、友人や家族に金の無心をしながら経済的成功を夢見たりしているルーウィンなのだ。そんな2つに切り裂かれたルーウィンの内面を行ったり来たりする意識の案内役として、“ユリシーズ”と名付けられた(言うことをきかすのにかなり手こずったという)茶とらネコ君がキャスティングされたのだろう。

ジム・ジャームッシュならば迷わず芸術的精神を選ぶところだが、このユダヤ人兄弟が提示する結末はちょっと異質である。いわば芸術と経済的成功を両立させたユダヤ系アメリカ人のカリスマ音楽家=ボブ・ディランをラストに登場させ、主人公ルーウィン・デイヴィスに救いを与えているのである。ガスライトの裏口でルーウィンをボコボコにした死神のような男にAu revoirを告げることができたのも、名も無き頃のディランの唄声にルーウィンがある可能性を感じとったからではないだろうか。数々の映画賞をすでに受賞済のコーエン兄弟だから許される、経済的にも成功した芸術家の余裕を感じさせる1本だ。

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かなり悪いオヤジ

2.0コーエン兄弟が、2013年・第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを...

2019年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

コーエン兄弟が、2013年・第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品。1960年代のフォークシーンを代表するミュージシャン、デイブ・バン・ロンクの生涯を下敷きに、売れない若手フォークシンガーの1週間をユーモラスに描いた。

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yasuharu tezuka

3.0淡々

2019年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

あらすじ以上の事は大して起こらず、
目先の金と猫に翻弄され、友人の妻を孕ませるという、
どーしよーもないルーウィン。
何故か手を差し伸べてくれる人間に事欠かず、
細々と音楽は続けるが、将来は考えない。

ボブディランがの憧れた歌手の話かと思ったら、
当時の彼と同じ境遇だった一人の歌手の話でした。
でも歌は良かった。オスカーアイザックの生歌。
こーゆー演者が歌って上手いって、日本は少ないね。

つまらなくはなかったけど、万人にお勧めはしにくいかな。

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クリストフ
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