【本日放送】「ジュラシック・ワールド 炎の王国」あらすじ・キャスト・声優・見どころまとめ
2024年5月24日 21:00

映画史を書きかえた恐竜パニックアクションの金字塔「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」が、5月24日の午後9時~11時14分(放送枠20分拡大)、日本テレビ系の金曜ロードショーで放送。この記事では映画.com編集部が、あらすじ、キャラクター、キャスト、日本語吹き替え版声優、スタッフ、見どころ、裏話などをご紹介します。
(C)Universal Pictures
(C)Universal Pictures本シリーズは、マイケル・クライトンの人気小説を、スティーブン・スピルバーグ監督らが最新の映像技術を駆使して映画化したもの。「スター・ウォーズ」シリーズとは違い、公開順が時系列になっており、「ジュラシック・パーク」シリーズ(1993、97、2001)が3作、その後の「ジュラシック・ワールド」シリーズが3作(15、18、22)と、計6作が製作されています。
シリーズ第5弾「ジュラシック・ワールド 炎の王国」は、スピルバーグと、前作の監督コリン・トレボロウが製作総指揮を担当。新たにJ・A・バヨナ(「マローボーン家の掟」)がメガホンをとりました。
(C)Universal Picturesハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げた前作から3年後、崩壊した「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れる。恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか――人間たちは決断を迫られていた。かつて「ジュラシック・ワールド」で働いていたオーウェンとクレアは、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。
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(C)Universal Picturesまさに「炎の王国」の副題の通り、「恐竜」だけではなく、「火山の噴火」という新たな脅威が、人間たちに襲いかかります。溶岩が全てを飲みこみ、岩石が降る絶体絶命の状況が物語を最高にヒリヒリさせ、どこを切り取ってもすさまじい“画力”を生み出しているんです! 炎をあげる火山を背に咆哮するT-REX、滅びゆく島に取り残され煙に包まれるブラキオサウルスなど、かっこいいだけではなく、切なさがこみ上げるカットも。
前作ではベロキラプトルたちとバイクで並走していたオーウェンが、火山噴火が巻き起こるなか恐竜たちとダッシュで避難するなど、その強さは人間離れした(!?)レベルに達しています。同じくクレアの絶叫もパワーアップしているので、要注目。前作で大活躍した球体の乗り物“ジャイロスフィア”も、最高に盛り上がるポイントで登場するので、是非チェックしてみてください。
(C)Universal Pictures本作の公開時に来日した、主演のクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワード。インタビューでは、オーウェン&クレアの「パワーアップしたバディ感」を、見どころとして語っていました。
プラット「前作はオーウェンがまさにヒーローという形で、アクションもオーウェンが中心。クレアはやっと最後に強いヒロインに生まれ変わる過程を見せたという印象だったけど、今回は冒頭からいきなり強い女に生まれ変わってるわけ。彼女もオーウェンと同じくらいかっこいいアクションを見せるんだ」
ハワード「その通りよ。前作のふたりの力学はわりと古典的な、映画でよく描かれているような、まったく馬が合わないふたりが一緒にいなきゃいけない状況があって、そこに恋愛的なテンションが絡んでくるものだった。でも今回は、ハイヒールをハードなブーツに履き替えているし、アクションの『バディもの』みたいなところがあるの」
(C)Universal Pictures同じく公開時に来日した、前作の監督でもあり、本作では製作総指揮を担うコリン・トレボロウ。インタビューで、新3部作における本作の位置づけを、以下の通り語っていました。
「前作では、まさに1日の経過を追うような、朝から始まり夜中までの出来事が描かれる内容になっていたと思うけど、今作は何日かの間の出来事で、さらにオープニングではいわゆる『ジュラシック・パーク』っぽい3年前のシーンもある。というのも、今作はこれまでのシリーズ作と比較しても、新境地に向かっていく物語だから、みんなが慣れ親しんだ『ジュラシック・パーク』の世界観を見せて、はい、見たよね? じゃあ次の境地に進むよ、という演出を冒頭に加えたかったんだ。そこからいろいろな出来事が起きて、最終的にはまた夜に全てが混乱に陥って、何が起こるか分からない事態となり……一周回ったという感じだね」
さらにトレボロウは、「今回はひとつのテーマとして、恐竜と人間の関係や、恐竜に対する人間の感情移入といった部分を非常に深く追及したかった。人間同士の思いやりや共感、あるいは人間としての恐竜に対する責任感もしっかりと描きたかったから、その結果、とてもドラマティックな作品に仕上がったと思うよ」と、“進化したテーマ”についても解説を加えています。
・6月7日 「ミッション:インポッシブル」(放送枠15分拡大)
・6月14日 「M:I-2」(放送枠35分拡大&本編ノーカット)
・6月21日 「M:i:III」(放送枠35分拡大&本編ノーカット)
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