米批評サイト「ロッテントマト」のジブリ映画ランキング 3作品が同率1位に!
2023年12月29日 20:00
宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」がアメリカで好評を博している。
米批評サイト「ロッテントマト」(RottenTomatoes)は批評家たちの評価をもとに、トマトメーターという独自のスコアを付けていることで知られているが、「君たちはどう生きるか」は97%という高スコアを獲得。「美しいアニメーションのレンズを通じて、示唆に富むテーマの魂の探求を描く『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿のまたひとつの傑作である」という総評となっている。
本作をきっかけにロッテントマトは、トマトメーターをもとにしたジブリ作品のランキングを発表。同率1位に輝いたのはなんと「かぐや姫の物語」「おもひでぽろぽろ」「火垂るの墓」の3作品でいずれも100%を獲得している。
「物語の奥深さ、率直さ、絶妙な映像美を誇る『かぐや姫の物語』は、時代を超越した魅力を持つ現代アニメの至宝である」(「かぐや姫の物語」総評)
「長らく延期されていた『おもひでぽろぽろ』の全米公開は、アメリカのジブリ・ファンにとってもどかしいギャップを埋めるものであると同時に、同スタジオのクオリティに対する驚くほど一貫したコミットメントをさらに証明するものでもある」(「おもひでぽろぽろ」総評)
「悲痛な反戦映画である『火垂るの墓』は、スタジオジブリの作品の中でも最も深く美しく、心を揺さぶる作品のひとつである」(「火垂るの墓」総評)
宮崎駿監督の「魔女の宅急便」は98%で4位、アカデミー賞を受賞した「千と千尋の神隠し」は97%で「君たちはどう生きるか」と同率となっている。
ロッテントマトによるジブリ作品ランキングは以下の通り。
「かぐや姫の物語」100%
「おもひでぽろぽろ」100%
「火垂るの墓」100%
「魔女の宅急便」98%
「千と千尋の神隠し」97%
「君たちはどう生きるか」97%
「天空の城ラピュタ」96%
「紅の豚」96%
「耳をすませば」95%
「借りぐらしのアリエッティ」95%
「もののけ姫」93%
「となりのトトロ」93%
「思い出のマーニー」92%
「崖の下のポニョ」92%
「風の谷のナウシカ」90%
「海がきこえる」89%
「風立ちぬ」88%
「猫の恩返し」88%
「ハウルの動く城」87%
「コクリコ坂から」87%
「平成狸合戦ぽんぽこ」86%
「ホーホケキョ となりの山田くん」78%
「ゲド戦記」38%
「アーヤと魔女」28%