平成狸合戦ぽんぽこ
劇場公開日:1994年7月16日
解説
「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」の高畑勲監督が、人間の自然破壊により住む土地を追われそうになったタヌキたちが、住処を守ろうと奮闘する姿をユーモラスに描いた長編アニメ。人間による宅地開発で自然が減った東京・多摩丘陵に暮らすタヌキたちは、残り少なくなったエサ場をめぐって縄張り争いを起こしていた。しかし、このままでは住む場所がなくなってしまうという危機感から、タヌキたちは団結。人間たちを化かして驚かせ、宅地開発をやめさせようと計画し、先祖伝来の“化け学”を復興させる。四国や佐渡に住む伝説の長老たちに助けを求める使者も送り、残ったタヌキたちはせっせと人間を化かすが、なかなか効果が得られず……。世界最大のアニメーション映画祭として知られるアヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門グランプリを受賞。
1994年製作/119分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2023年4月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
平成の頃から気になっていたけれど、令和の今やっと観ました(笑)
2時間が長く感じた…面白いんですけどね…
30分ぐらい切って、短く濃密にした方が、より良いと思います。
いや面白いんですけどね…けっこう…
いい作品だと思うし。
メッセージ性が強いです。
一生懸命に生きてるんです、動物達も。
ますます、人間がキライになります(笑)
70点ぐらい。
2022年10月4日
Androidアプリから投稿
宮崎さんのイメージか強いが、この「平成狸合戦ぽんぽこ」はとても好きな作品だ。
この映画を見たら、みんながみんな、狸の応援をするのじゃないだろうか。
2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
元々は人間と共存していたたぬきが、人間の都市開発によってすみかを追われ、人間に立ち向かうお話。
それでも人間には敵わず。人間の現在の豊かな暮らしは環境破壊や様々な犠牲の上に成り立っていて、いろいろ考えさせられる映画です。
それでも健気に生きようとするラストのたぬきたちには元気がもらえる。
高畑勲作品の中でいちばん好き。
運動の挫折の話で、悲しかった。それでも生きていくんだね。
化学や妖怪パレードの演出、たぬきのしぐさはとにかくかわいい。
ふとした瞬間に自然を思い出し、楽しく踊るしかない。
今となっては多摩ニュータウンも衰退して、やがてまたたぬきが帰ってくるのかも。