柳楽優弥主演「ガンニバル」、三池崇史監督×チョン・ヘイン「コネクト」…攻めた“アジア発”作品が充実【ディズニープラス／12月配信リスト】

「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション：ガーディアンズ・オブ・ギャラ クシー ホリデー・スペシャル」 (C)2022 MARVEL ディズニープラスで独占配信中

マーベル屈指の“個性派ぞろい”が活躍する「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の新たな冒険を描いたオリジナル作品。愛し合っていたガモーラ（ゾーイ・サルダナ）を失い、失意のどん底に突き落とされたピーター・クイル（クリス・プラット）を励ますため、空気が全く読めない（読まない）マンティス（ポム・クレメンティエフ）とドラックス（デイブ・バウティスタ）の“迷コンビ”は、地球生まれのピーターのために、最高のプレゼント＝俳優のケビン・ベーコンを探すミッションに旅立つ。

23年に劇場公開される「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3（原題）」にまつわるヒントも隠されており、MCUファンにとっては最高のクリスマスプレゼントになりそうだ。

「ペンタトニックス：ザ・ワールド・クリスマス」 (C)2022 Disney and its related entities 12月2日（金）よりディズニープラスで独占配信開始

23年には3年ぶりとなるジャパンツアーの開催も決定した、人気アカペラグループ「ペンタトニックス」が、インスピレーションを求めて魔法の力で世界中を旅する。毎年恒例のクリスマスアルバムのアイデアが浮かばず、困っているメンバーは、マネージャーの手違いで不思議な郵便室に閉じ込められる。しかし、ディズニーの魔法のおかげで、世界中を飛び回り、世界中のファンからクリスマスの伝統を教わることに。日本から、グレナダ、アイスランド、ガーナ、そしてメキシコへ。魔法に満ちた旅を通じて、彼らは世界のどこにいてもみんな同じ気持ちだということ、そして世界は本当に「小さな世界」だということに気付かされる。

「コネクト」 (C)2022 Disney and its related entities 12月7日（水）よりディズニープラスのスターで独占配信開始

三池崇史監督がチョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・ヘジュンら韓国俳優とタッグを組んだクライムSFスリラー（全6話）。ある日突然、臓器売買組織に誘拐された不死身の新しい人種“コネクト”であるハ・ドンス。眼を奪われたドンスはすぐに逃げ出すが、彼の眼はソウルの住民を恐怖に陥れていた連続殺人犯に使われており、ドンスはその殺人犯の視覚を持つようになる。失われた眼を取り戻すため、ドンスはあらゆる手を使って殺人鬼を追い続ける。

不死身であるがゆえの行動で事件を探るコネクトと、猟奇的な犯行を繰り返す連続殺人犯の対峙を、“バイオレンスの巨匠”三池監督が、不気味かつスリル満載に活写。三池作品でおなじみのNAKA雅MURAと、「ムルゲ 王朝の怪物」のホ・ダムが脚本を担当した。「愛の不時着」で知られるスタジオドラゴンが制作を担う日韓コラボが、ドラマシリーズの新たな可能性を切り開く。

主人公のドンスを演じるのは、チョン・ヘイン（「D.P.　脱走兵追跡官」「スノードロップ」）。コ・ギョンピョ（「恋のスケッチ　応答せよ1988」「シカゴ・タイプライター　時を越えてきみを想う」）が連続殺人犯オ・ジンソプ、キム・ヘジュン（「キングダム」「調査官ク・ギョンイ」）が謎多き女性イ・イランを演じる。

日が暮れると魔法の石板によって、展示物に命が吹き込まれる不思議な博物館を舞台に、そこで働く夜間警備員と展示物のドタバタ劇を描いた、人気ファンタジーコメディ「ナイトミュージアム」シリーズが、アニメーションシリーズで“復活”。高校生のニッキー・デイリーは、父ラリーの跡を継ぎ、アメリカ自然史博物館の警備員のアルバイトを始めることに。幼い頃からの友だちであるテディやサカジャウィア、レクシーとの再会を喜ぶが、復讐に燃えるカームンラーが地下から逃げ出し、冥界から自らの軍団を呼び戻そうとたくらむ。ニッキーは、カームンラーから仲間を救うため奔走する。実写映画3部作を監督したショーン・レビが、プロデューサーとして参加した。

ニコラス・ケイジが主演した大ヒット映画「ナショナル・トレジャー」をベースにしたオリジナルドラマシリーズ（全10話）。新たな主人公は、難解な謎解きが得意なインテリのジェス。ある日、ジェスは見知らぬ老人から、約100年前の宝を探すためのヒントをもらい、仲間とともに秘宝探索の旅に出る。

しかし、彼女たちを待っていたのは、歴史的遺物をブラックマーケットで取引している闇のディーラー。ジェスと仲間たちは、失われた宝を探し当てるため、アメリカの埋蔵物や史跡に隠されたヒントをたどることに。やがて、ジェスが幼い頃に亡くなった父の隠された過去も明らかになっていく。

テレビシリーズ「Total Eclipse（原題）」、映画「We Need to Do Something（原題）」で知られる新鋭リゼット・オリベラがジェスを演じる。キャサリン・ゼタ＝ジョーンズが、悪徳億万長者ビリーに扮するほか、映画版に続きジャスティン・バーサ（「ジョン・デロリアン」）が、冒険家ベン・ゲイツの相棒ライリー役でゲスト出演。映画版でベンが謎解きで使用していたおなじみのアイテム「フランクリンの眼鏡」も登場し、シリーズファンの心をくすぐる。

「カジノ」 (C)2022 Disney and its related entities クレジット表記：12 月 21 日（水）よりディズニープラスのスターで独占配信開始

第57回カンヌ国際映画祭の審査員特別グランプリを受賞した「オールド・ボーイ」で主演を務めた、韓国を代表する俳優チェ・ミンシクが26年ぶりにドラマ復帰。カジノを舞台に、裏社会に足を踏み入れた主人公チャ・ムシクの波乱万丈な人生模様を生々しく演じきる。

駅前で新聞を売りながら貧しい幼少期を過ごしたムシクは、30代で有名な英語塾の塾長となり、平凡な日々を送っていた。そんなある日、故郷の後輩であるアン・チヨンが訪ねてきて、賭博ビジネスを持ちかけたことをきっかけに、本格的にカジノ経営に手を染め、誰もがうらやむ韓国カジノ界のトップの座まで登りつめる。ところが、ある事件をきっかけに、全てを失うことに。自らの人生を取り戻すため、再び命がけのゲームに復帰し、再起を図る男の“勝敗”とは――。

「私の解放日誌」のソン・ソック、「エクストリーム・ジョブ」で存在感を発揮したイ・ドンフィ、世界的ブームを巻き起こした「イカゲーム」で暴力団組員チャン・ドクスを演じたホ・ソンテら、実力派俳優たちが脇を固める。監督・脚本を務めるのは、「犯罪都市」のカン・ユンソン。

「ガンニバル」 (C)2022 Disney 12月28日（水）よりディズニープラスのスターで独占配信開始

18年に連載が開始され、累計発行部数200万部を超える二宮正明氏による同名サスペンスコミックを実写ドラマ化（全7話／初回のみ、2話配信）。主演に柳楽優弥を迎え、息も尽かせぬ緊迫感で、戦慄のヴィレッジサイコスリラーを紡ぐ。

舞台は、都会から遠く離れた山間にある「供花村（くげむら）」。警察官の阿川大悟（柳楽）は、ある事件を起こして供花村の駐在として左遷され、犯罪とは無縁の穏やかな土地で、家族と静かに暮らしていた。しかし、老婆の奇妙な死を境に、少しずつ村の異常性に気付いていく。やがて阿川は、「人が喰われているらしい」という衝撃的な噂を耳にし、次第に狂気に蝕まれていく。

監督は「岬の兄妹」「さがす」で注目を集め、第62回日本映画監督協会新人賞に輝いた片山慎三。「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允が脚本を担う。笠松将をはじめ、吉岡里帆、倍賞美津子、中村梅雀、酒向芳、六角精児らが共演。第35回東京国際映画祭の「TIFFシリーズ部門」で第1話、第2話が先行上映され、早くも反響を呼んでいる。

南米コロンビアの奥地を舞台に、魔法にあふれた家に暮らす魔法が使えない少女ミラベルの活躍を描いた「ミラベルと魔法だらけの家」。第94回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した本作のオリジナル声優が、ハリウッドの歴史ある野外音楽堂に集結し、観客を音楽と魔法の世界に誘う。

出演はステファニー・ベアトリス（ミラベル役）、アダッサ（ドロレス役）、ジェシカ・ダロウ（ルイーサ役）ら。11月11日、12日（現地時間）に開催された公演が早くも配信される。ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」「ハミルトン」などでグラミー賞を受賞したリン＝マニュエル・ミランダが、「モアナと伝説の海」に続いて劇中のミュージカル楽曲を手がけている。

「HIP HOP くるみ割り人形」 (C)2022 Disney and its related entities 11月30日（水）よりディズニープラスで独占配信開始