イン・ザ・ハイツ

劇場公開日:

イン・ザ・ハイツ

解説

ミュージカル「ハミルトン」でも注目を集めるリン=マニュエル・ミランダによるブロードウェイミュージカルで、トニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞した「イン・ザ・ハイツ」を映画化。変わりゆくニューヨークの片隅に取り残された街ワシントンハイツ。祖国を遠く離れた人々が多く暮らすこの街は、いつも歌とダンスであふれている。そこで育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーの4人の若者たちは、それぞれ厳しい現実に直面しながらも夢を追っていた。真夏に起きた大停電の夜、彼ら4人の運命は大きく動き出す。「クレイジー・リッチ」のジョン・M・チュウ監督がメガホンをとり、「アリー スター誕生」のアンソニー・ラモス、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のコーリー・ホーキンズ、シンガーソングライターのレスリー・グレイスらが出演。

2021年製作/143分/G/アメリカ
原題:In the Heights
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2021年7月30日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第79回 ゴールデングローブ賞(2022年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) アンソニー・ラモス
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映画レビュー

3.5移民問題の現実を描いた映画

2023年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

鮮やかな色合いの映像と、歌とダンスが満載の明るいミュージカル映画。
中南米の国からの移民問題をしっかり描いていて、リアルだった。
戸籍問題から、大学で学ぶことも仕事をすることも不動産を借りることも、
何もかも移民であることが見えない壁になる。
もしも自分ならどのように対処するかを考えさせられる。

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三上結香|映画好きキャリアウーマン

4.5「止まるなイケイケ!」「地元のカーニバル!」老若男女のダンスがみどころ

2023年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ラテン系今風ミュージカル映画。
ラップ調ありの音楽にのせて、カラフルで凝った映像と老若男女のイキイキしたダンスがとても印象的。ラテン系はやはり情熱的で、典型的日本人の私にとっては憧れの的だ。
ストーリーはこれといって特筆する点はなかったが、映像良し音楽良し美人多し…というところで、娯楽映画としては申し分なし。テロップ等も含め全体的にどことなくレトロな雰囲気もあり、実におしゃれ。じゅうぶん楽しめるし、元気ももらえる作品だ。人生明るくいきたいね!

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いけい

4.0イン・ザ・ワシントン・ハイツ・・・ここが故郷

2023年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ニューヨークのワシントンハイツ。
そこはラテン系の移民が多く住む地域です。
ここでコンビニを営むウスナビ(アンソニー・ラモス)は生まれ故郷の
ドミニカ共和国に帰って父が残した店を再建したいと思っています。
映画はウスナビが集まった子供たちに昔話を聞かせる・・・
その設定で進みます。
そしてもちろん広いストリートを縦横に歌い踊る
エネルギーに満ちたミュージカル。
「生活苦」や「終わりなき借金」や「人種差別」も、
明るく歌い踊ってしまう。
ウスナビの店では常連さんがコーヒーやパンと一緒に必ず宝くじを
買います。
なんと9万6000ドルの当たりくじがウスナビの店から出たのです。
「誰に当たったか?」
「その使い道は?」
ラストにわかるのでお楽しみに!!

ウスナビは長年の夢・・・ドミニカに帰ることをとうとう決めます。
その当日の朝、
密かに思いを寄せるバネッサから、思いもかけぬプレゼントが!!
このラストシーンはとても素敵でウルウル来ちゃいました。
ウスナビがドミニカ共和国行きをどうしたか?
その結果はレビュータイトルにあります。

ともかく全編に流れる陽気なカリブ海系のラテンミュージックが、
パワフルで明るい。
移民たちのエネルギーが圧倒的でした。

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琥珀糖

3.0移民の歌

2023年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ウスナビ(アンソニー・ラモス)が子供たちに語り聞かせるという劇中劇に似たスタイルになってて、その劇中の劇がミュージカル仕立てになっています。原作ミュージカルからの映画化ということでの工夫かもしれません。カリブの島から自由の国アメリカに移住してきた彼らの祖先らが差別に苦悩してきた過去が現在まで連綿と続いている事実を語り継ぐというスタイルは、アレックス・ヘイリーが自らの一族について書いた名著「ルーツ」と似た感触がありました。大部分がミュージカルで、群舞するシーンも多く、なかなか迫力がありました。ただ、予想外に長くて、見終える頃には少し疲労しました(汗;)。

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赤ヒゲ