【全米映画ランキング】「アンチャーテッド」が首位デビュー C・テイタム監督・主演作は2位に
2022年2月23日 09:00

プレジデンツ・デイ(大統領の日)の連休を迎えた全米ボックスオフィス。3本の新作がランクインした先週末は、トム・ホランド主演のアクションアドベンチャー「アンチャーテッド」が週末興収約4400万ドル、月曜日の興収を含めると約5100万ドルを稼ぐ大ヒットスタートを飾った。
同作は人気TVゲームをマーベル・スタジオの創設者アビ・アラドや「ダークナイト」3部作のチャールズ・ローベンといった大物プロデューサーが10年以上かけて映画化にこぎ着けた大作。マゼラン探検隊の失われた財宝を探す若きトレジャーハンター、ネイサン・ドレイク(ホランド)の冒険が描かれる。批評家からは厳しい声が多く寄せられたが、興行的には申し分ないスタートを切った。
共演は当初ネイサンを演じる予定だったマーク・ウォールバーグに、アントニオ・バンデラス。スタッフは、音楽に「アイアンマン」「ゲーム・オブ・スローンズ」「エターナルズ」のラミン・ジャワディ、撮影に「オールド・ボーイ(2003)」「ラストナイト・イン・ソーホー」のチョン・ジョンフンらが名を連ね、デビッド・O・ラッセルやショーン・レビら人気監督が企画開発に関わった後、最終的には「ヴェノム」「ゾンビランド」のルーベン・フライシャーがメガホンをとった。
初登場2位に入ったのは、チャニング・テイタム4年ぶりの主演作「Dog」。元米陸軍レンジャーのブリッグス(テイタム)が、暴れん坊の軍用犬ルルとともに彼女の調教師の葬儀に向かう道中が描かれるロードムービー。テイタムは「マジック・マイク」「ホワイトハウス・ダウン」「ローガン・ラッキー」などの主演作で共同プロデューサーを務めたリード・キャロリンとともに長編監督デビューも果たしている。
3位は「アンチャーテッド」に続いてトム・ホランド主演の「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」。累計は約7億7100万ドルに達し、「アバター」(09年/最終興収約7億6050万ドル)を抜き、ついに全米歴代3位となった。
前週首位だったケネス・ブラナー監督・主演の「ナイル殺人事件」は4位に、同じく公開2週目のジェニファー・ロペス主演のロマコメ「マリー・ミー」は6位にそれぞれランクダウンした。
その他10位には、昨年のサンダンス映画祭で好評だったショーン・エリス監督、ボイド・ホルブルック主演のホラー「The Cursed」が滑り込んだ。
今週末は、米ロックバンド「フー・ファイターズ」のメンバーがアルバム制作中に悪霊に襲われるホラーコメディ「Studio 666」などが公開される。
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