【テレビ/配信映画リスト 6月3日~9日】今だからこそ音楽の力を感じたい「ボヘミアン・ラプソディ」地上波初放送 さらに心を動かす良作たちが配信開始
2021年6月3日 11:00
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「今週のおうちシネマ」では、今週から来週にかけて地上波TVで放送される、もしくはVODサービス(Amazon Prime Video、Netflix、Disney+)で配信が開始される作品をご紹介いたします。(文:蛯谷朋実)
「金曜ロードショー」では2018年に世界中を熱狂的な渦に巻き込んだ映画「ボヘミアン・ラプソディ」が地上波初、本編ノーカットで放送されます。テレビの前で手拍子しながらみんなで見ましょう!
配信では、阿部寛主演の時代劇コメディ「のみとり侍」や大人気映画のアニメ版「アダムス・ファミリー」、ドウェイン・ジョンソンが高さ1000メートルを超える超高層ビルで戦う「スカイスクレイパー」など話題作が盛りだくさん。
それでは、映画.comおすすめの3本をご紹介。
日本テレビ 6月4日(金)午後9時~
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18年の日本での映画興行収入1位を獲得し、社会現象となった大ヒット映画が「金曜ロードショー」で地上波初放送。
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。彼が楽曲制作やメンバーに込めた思い、スターゆえの困惑と孤独、そして病気と葛藤も含め、その生き様がまざまざと描かれています。
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ラミ・マレックが演じるフレディは、クイーンを知らない世代にも“フレディ・マーキュリー”というカリスマの人を魅了する力を感じさせてくれるのに加え、往年のファンの方には在りし日のフレディの面影を鮮明に思い出させてくれます。
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映画内では22曲のクイーンの楽曲が流れます。クイーンというバンドを知らなくても1曲くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか? たとえば、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」や「伝説のチャンピオン」はテレビや街なかでも未だに聞くことがあります。
クイーンが好きという方には最高の音楽映画であることは疑いようがないでしょう。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用し、全編を通じて十二分にクイーンを感じることができます。
たとえクイーンの楽曲を一曲も知らないとしてもこの映画は、音楽の力を私達に突きつけてくれる映画です。音楽ライブやフェスに自由にいけなくなってしまった昨今において、音楽がいかに私たちに力をくれ、強く気持ちを突き動かすものか、感じられると思います。
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ラストに待ち構えている伝説的なライブエイドのシーンは、まるでその会場で一緒に体感しているような気持ちになれることでしょう。ぜひ音楽に合わせて体を揺らし、拳を突き上げ、手をたたきながら鑑賞してみてください。
Disney+ 6月4日(日)午後4時配信開始
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21年3月に公開されたディズニー長編アニメーションが、早くもDisney+で配信開始です。
聖なる龍たちに守られた王国。人々が平和に暮らすその王国を邪悪な悪魔が襲った。龍たちは自らを犠牲に王国を守ったが、残された人々は信じる心を失っていった。500年の時が経ち、王国をふたたび魔物が襲う。聖なる龍の力が宿るという「龍の石」の守護者一族の娘ラーヤは、王国に平和を取り戻すため、姿を消した最後の龍の力をよみがえらせる旅に出る。
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人を信じることができなくなったヒロイン・ラーヤが、ひとりぼっちで世界との戦いに打って出ます。幾度となく人に裏切られ、人を信じることに臆病になってしまっているのです。そんな彼女が探し求めたのが、伝説の最後の龍シス―です。シス―はラーヤとは逆に、他人を信じすぎてしまう純真な龍です。そんなシス―との出会いが、ラーヤの心を変えていきます。
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孤独に戦う彼女や分断された世界というテーマは、今コロナ禍によって大きな変化を迎えた私たちには、より強いメッセージとして感じられることでしょう。ひとりの少女が私たちに新たな希望を感じさせてくれる、この映画が孤独を感じる心に力を与えてくれることでしょう。
Amazon Prime Video/ Netflix 6月3日(木)配信開始
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2008年のインド・ムンバイ同時多発テロでテロリストに占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇を描いた本作。駅やレストラン、病院、映画館など10件で同時に起こったテロのなか、”名もなき英雄たち”の活躍が描かれています。
08年11月、インドを代表する五つ星ホテルが500人以上の宿泊客と従業員を人質にテロリストによって占拠された。宿泊客を逃がすために、プロとしての誇りをかけてホテルに残ったホテルマンたち。部屋に取り残された赤ちゃんを救出するため、決死の覚悟で銃弾のなかへと向かう父と母。テロリストたちに支配される極限の状況下で、特殊部隊の到着まで数日という過酷な現実を前に、人々の誇りと愛に満ちあふれた脱出劇が始まる。
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まるで自分が今同じホテルにいるような緊迫感のなか、ストーリーは進んでいきます。恐怖、緊張、絶望……、ありとあらゆる感情の渦に巻き込まれていくのです。友人として、同僚として、上司として、仕事として、そして親として、自分や周りの人が助かるためにどういう行動を取るのか、取れるのか、そんな問いを思い浮かべながら、映画の登場人物ひとりひとりに感情移入をしていきます。
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主演は、「LION ライオン 25年目のただいま」「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル。ホテル客たちを命を賭して守るホテルマンを演じています。
この映画のもうひとつの視点は、テロリストたちの描き方です。なぜテロが起きるのか、彼らをテロに突き動かしてしまったこととは? 見終わったあと誰かと深く語らいたくなる事実がそこにあるでしょう。
そのほかのテレビ放映、配信開始情報はこちらから。
▽6月3日(木)
「バンディッツ」
「ダーティハリー」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「あの頃をもう一度」
「ラーヤと龍の王国」
「マックス・ペイン」
「スカイスクレイパー」
「任侠学園」
「フライト・オブ・フェニックス」
「リクルート」
「アサシン(1993)」
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