放送映画批評家協会賞「スポットライト」が作品賞含む3冠!「マッドマックス」は最多9部門制す
2016年1月19日 07:30
[映画.com ニュース] アカデミー賞レースの前しょう戦として注目される、放送映画批評家協会(BFCA)主催の第21回クリティックチョイス・フィルム・アワードが1月17日(現地時間)に発表され、「スポットライト 世紀のスクープ」が作品賞をはじめ、アンサンブル演技賞、オリジナル脚本賞の3冠を制した。
一方で、最多13部門にノミネートされていた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、ジョージ・ミラー監督が監督賞に輝いたほか、アクション映画賞、アクション映画男優賞(トム・ハーディ)、アクション映画女優賞(シャーリーズ・セロン)を含む最多9部門を受賞した。
主演男優賞に選ばれたのは、レオナルド・ディカプリオ(「レヴェナント 蘇えりし者」)。米バラエティによれば、ディカプリオはプロモーションで訪れている英ロンドンからの中継で受賞の喜びを語ったという。ゴールデングローブ賞に続いての受賞となり、アカデミー賞初受賞への期待がますます高まる。
また、放送テレビ批評家協会(BTJA)主催のクリティックチョイス・テレビジョン・アワードの発表も同時に行われ、最優秀コメディシリーズ賞を「マスター・オブ・ゼロ」(Netflix)、最優秀ドラマシリーズ賞を「MR. ROBOT ミスター・ロボット」(USA)、最優秀テレビ映画/ミニシリーズ賞を「FARGO ファーゴ」(FX)が受賞した。
第21回クリティックチョイス・フィルム・アワードの受賞結果は以下の通り。
▽監督賞 ジョージ・ミラー「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ「レヴェナント 蘇えりし者」
▽主演女優賞 ブリー・ラーソン「ルーム」
▽助演男優賞 シルベスター・スタローン「クリード チャンプを継ぐ男」
▽助演女優賞 アリシア・ビカンダー「リリーのすべて」
▽アンサンブル演技賞 「スポットライト 世紀のスクープ」
▽若手男優・女優賞 ジェイコブ・トレンブレイ「ルーム」
▽オリジナル脚本賞 トム・マッカーシー&ジョシュ・シンガー「スポットライト 世紀のスクープ」
▽脚色賞 チャールズ・ランドルフ&アダム・マッケイ「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
▽アニメーション映画賞 「インサイド・ヘッド」
▽アクション映画賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽アクション映画男優賞 トム・ハーディ「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽アクション映画女優賞 シャーリーズ・セロン「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽コメディ映画賞 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
▽コメディ映画男優賞 クリスチャン・ベール「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
▽コメディ映画女優賞 エイミー・シューマー「Trainwreck」
▽SF/ホラー映画賞 「Ex Machina」
▽外国語映画賞 「サウルの息子」
▽ドキュメンタリー映画賞 「エイミー(原題)」
▽主題歌賞 “See You Again”「ワイルド・スピード SKY MISSION」
▽作曲賞 エンニオ・モリコーネ「ヘイトフル・エイト」
▽撮影賞 エマニュエル・ルベツキ「レヴェナント 蘇えりし者」
▽編集賞 マーガレット・シクセル「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽美術賞 コリン・ギブソン「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽衣装デザイン賞 ジェニー・ビーバン「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽ヘア&メイクアップ賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
▽視覚効果賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
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