ルーム
劇場公開日 2016年4月8日
解説
アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」を映画化。監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、長らく断絶されていた外界へと脱出し、社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマ。第88回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、息子とともに生きようとする母を熱演した「ショート・ターム」のブリー・ラーソンが、主演女優賞を初ノミネートで受賞した。監督は「FRANK フランク」のレニー・アブラハムソン。7年前から施錠された部屋に監禁されているジョイと、彼女がそこで出産し、外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、自らの奪われた人生を取り戻すため、ジョイは全てをかけて脱出するが……。
2015年製作/118分/G/アイルランド・カナダ合作
原題:Room
配給:ギャガ
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2022年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
観終わって、我が子を抱きしめたくなる映画でした。
母親とは幼児にとっての”世界”そのもの、その真実を描ききっていました。
淡々と話を進めながら、閉塞と絶望と希望と安堵のバランスがほどよいです。
これからどうなるんだろう?と思わないでもありませんが、とりあえず現在を生きるという視点で描いたようです。
2022年3月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
心温まるサスペンス。前半と後半に分かれるようだが、演出が良かったし、子役の演技力は抜群ですね。
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小さかな部屋から死んだふり作戦で脱出し、ジィジバァバとの再会までは喜びに溢れていた。
しかし、その後は最良の選択だったのか、あの部屋にずっといることが誰にも迷惑をかけずに済んだのではないかと悩み続けるのだ。
だが、世界はとても広く可能性に満ちている。
そんなリアルな環境で2人で助け合いながら笑顔でいっぱいな日々を過ごしてほしい。
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