10周年を迎える「さぬき映画祭2016」、山田洋次監督最新作ほか上映作品が続々決定
2015年12月16日 12:00

[映画.com ニュース] 2006年の初開催から10周年を迎える香川県の「さぬき映画祭2016」で上映される作品や来場ゲストの情報が明らかになった。
同映画祭は、映画・映像による地域文化の振興と香川の活性化を目的に、06年から開催。同県出身の本広克行監督がディレクターを務め、話題作や香川ゆかりの作品を上映するほか、様々な関連イベントが行われる。
上映作品のラインナップには、16年3月12日の全国公開に先駆けたオープニング特別先行上映となる山田洋次監督最新作「家族はつらいよ」を筆頭に、「野のなななのか」(大林宣彦監督)、「東京無国籍少女」(押井守監督)、「空気人形」(是枝裕和監督)、「世界の中心で、愛をさけぶ」「春の雪」(行定勲監督)などベテラン実力派監督による作品から、「トイレのピエタ」(松永大司監督)、「おんなのこきらい」(加藤綾佳監督)、「あの娘、早くババアになればいいのに」(頃安祐良監督)、「ひとまずすすめ」(柴田啓佑監督)、「グッド・ストライプス」(岨手由貴子監督)といった新進気鋭の若手監督による作品まで、多彩なタイトルが並ぶ。
また、大林監督、押井監督、是枝監督と「空気人形」主演のペ・ドゥナ、行定監督らのゲスト来場が予定されており、香川県でロケを行った「世界の中心で、愛をさけぶ」「春の雪」では、ロケ地巡りのバスツアーも企画されている。
さらに、アニメ作品では「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」で声優の中村繪里子を招へい。さらに、今年10月の東京国際映画祭でも特集され話題となった「機動戦士ガンダム」劇場3部作も上映し、富野由悠季総監督がゲスト登壇の予定となっている。
そのほか、「水曜どうでしょう」と「ゴリパラ見聞録」という人気バラエティ番組がコラボレーションするトークイベント企画、さぬき映画祭2016優秀企画上映作品、「さぬきストーリー・プロジェクト ショートムービー コンペティション」といったコンペティション企画、映画化もされた平田オリザのアンドロイド演劇「さようなら」の上演といった演劇企画も予定。
追加の上映作品やゲスト情報、チケット発売法等については、決定次第、映画祭の公式サイト(http://www.sanukieigasai.com/)で告知。16年1月にはディレクターの本広監督からも映画祭の詳細が発表される。
開催期間は16年2月11日から21日。会場はイオンシネマ高松東、イオンシネマ綾川、イオンシネマ宇多津、情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」ほか。
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