空気人形
劇場公開日:2009年9月26日
解説
女性の「代用品」として作られた空気人形ののぞみに、ある朝「心」が芽生え、持ち主の秀雄が留守の間に街へ繰り出すようになる。そんなある日、レンタルビデオ店で働く青年・純一に出会い、密かに想いを寄せるようになった彼女は、その店でアルバイトとして働くことになるが……。「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、業田良家の短編漫画「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化。主演は韓国の人気女優ペ・ドゥナ。
2009年製作/116分/R15+/日本
配給:アスミック・エース
スタッフ・キャスト
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何故か是枝監督の作品は「幻の光」から観ているが
ところどころ抜けて途中にこの「空気人形」があった。
決していやらしく無く、ふわふわ、さらさら、
純粋で、嬉しくも悲しくもある物語だった。
空気人形役のペ・ドゥナをはじめ
ARATA*板尾創路*余貴美子
星野真里*柄本佑*寺島進
オダギリジョー*富司純子 ほか
それぞれ印象的な役を演じている。
ふわふわ流れる人たち。
優しく切ない人たち。
「こころ」はどこに。。。
今でもその印象は変わらない。
※
2022年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
見る前、なんで韓国の女優さんかなと思ったが、これは大正解。
綺麗で、初々しくて、儚げで、悲しげて、たどたどしい日本語で、心を持った人形を表現している。
東京の原風景も、美しく撮れている。
静かにストーリーが流れるのだが、映像で保っている。
それでも、後半はたるんでしまった。
2022年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
空気人形ちゃあ、アレしかないじゃないですか(;゚∀゚)=3ハァハァ
したら、案の定アレのお話じゃないですか(;゚∀゚)=3ハァハァ
『ごっつええ感じ』で即興の歌を奏でることで大好きになった板尾創路さんご出演じゃないですか。
東京~ぉ♪コミュニケ~ショ~ン♪
人見知りするか~い♪
海開きのシーズンだぜ~♪
俺は泳げないけど~♪
ですよ!板尾さんと言えば!(な…なにを言ってるのかわからねーと思うが…のポルナレフ状態ですよね…)
そうそう、映画のお話でしたよね。
エロィの。ARATAさんが人形に空気吹き込むシーンが。
あれって、モロにセクロスを暗喩していますよね。
して、ペ・ドゥナさんの無機的な面持ちが、人形という設定にドンピシャとハマってたの。
生まれてしまった感情に戸惑うところの描写が秀逸なのよん。
ラストは、かなり寂しくて切ない気持ちにになちゃったのよん。
欲を言えば、板尾さんの出番をもっとプリーズだったかな。
ちなみにレビュワーはお人形使うよりも、お人形のような服着たいのよん。
リカちゃんとか。ジェニーちゃんとか。
↑
また、そこに落とすか…(^_^;
2022年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
プライム・ビデオ鑑賞
是枝作品でしたが当時あまりピンと来なくスルーしてました。
先日たまたまプライムで見かけたので観てみることに。
心を持ってしまいました、この一言に尽きる物語。
主演のペドゥナが実に良く、彼女の魅力に溢れています。
日本語が上手で、その纏った透明感がとても魅力的でした。
是枝作品の色使いもあるのでしょうが、何故かいやらしい感じがなく儚げですらある。
また個性的なキャスティングも面白く、しっかり皆で支えているようでした。
そしてWEGの音楽がものすごくあっていましたね。
監督にしては珍しくファンタジックな作風で、しかし孤独がテーマ。
だからかどうしても寂しさが残ってしまうのですが、何だかきれいな作品でした。