放送映画批評家協会賞作品賞は「それでも夜は明ける」
2014年1月20日 16:28

[映画.com ニュース] アカデミー賞レースの前しょう戦として注目される、放送映画批評家協会(BFCA)主催の第19回クリティックチョイス・アワードが1月16日(現地時間)に発表され、最多13部門でノミネートされた「それでも夜は明ける」が作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門で受賞した。
同じく13部門でノミネートされていた「アメリカン・ハッスル」は、アンサンブル演技賞、コメディ映画賞、コメディ映画女優賞(エイミー・アダムス)、メイクアップ賞の4部門を獲得。デビッド・O・ラッセル監督は、昨年も「世界にひとつのプレイブック」でアンサンブル演技賞とコメディ映画賞を受賞している。
主演男優賞と助演男優賞は「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーとジャレッド・レト、主演女優賞は「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェット、助演女優賞は「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴが戴冠。一方、監督賞と技術賞を中心に、最多7部門で受賞したのは「ゼロ・グラビティ」だった。
なお、アニメーション映画賞にノミネートされていた「風立ちぬ」(宮崎駿監督)は、惜しくも受賞にはいたらなかった。
2013年度・放送映画批評家協会賞の受賞者は次の通り。
▽監督賞 アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」
▽主演男優賞 マシュー・マコノヒー「ダラス・バイヤーズクラブ」
▽主演女優賞 ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
▽助演男優賞 ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」
▽助演女優賞 ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」
▽アンサンブル演技賞 「アメリカン・ハッスル」
▽若手男優・女優賞 アデル・エグザルコプロス「アデル、ブルーは熱い色」
▽オリジナル脚本賞 スパイク・ジョーンズ「her 世界でひとつの彼女」
▽脚色賞 ジョン・リドリー「それでも夜は明ける」
▽アニメーション映画賞 「アナと雪の女王」
▽アクション映画賞 「ローン・サバイバー」
▽アクション映画男優賞 マーク・ウォールバーグ「ローン・サバイバー」
▽アクション映画女優賞 サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」
▽コメディ映画賞 「アメリカン・ハッスル」
▽コメディ映画男優賞 レオナルド・ディカプリオ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
▽コメディ映画女優賞 エイミー・アダムス「アメリカン・ハッスル」
▽SF/ホラー映画賞 「ゼロ・グラビティ」
▽外国語映画賞 「アデル、ブルーは熱い色」
▽ドキュメンタリー映画賞 「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」
▽主題歌賞 “Let It Go”「アナと雪の女王」
▽作曲賞 スティーブン・プライス「ゼロ・グラビティ」
▽撮影賞 エマニュエル・ルベツキ「ゼロ・グラビティ」
▽編集賞 「ゼロ・グラビティ」
▽美術賞 「華麗なるギャツビー」
▽衣装デザイン賞 「華麗なるギャツビー」
▽メイクアップ賞 「アメリカン・ハッスル」
▽視覚効果賞 「ゼロ・グラビティ」
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