スター・ウォーズ ジェダイの帰還 特別篇

劇場公開日:

解説

「スター・ウォーズ」シリーズ20周年を記念して製作された、第3作「ジェダイの復讐」(1983/後に「ジェダイの帰還」に改題)の特別篇。ついに訪れた帝国軍と反乱軍の最終決戦、そしてルーク・スカイウォーカーと父ダース・ベイダーの宿命の対決を描く。特別篇での主な変更点は、ジャバ宮殿の演奏シーンにおけるミュージシャンやダンサーの追加、砂漠に棲む怪物サーラックの修正、エンディング直前の各地で勝利を祝うシーンの追加など。副題は劇場公開当時「ジェダイの復讐」だったが、後に本来の原題「Return of the Jedi」を訳した「ジェダイの帰還」に改題されている。

1997年製作/137分/アメリカ
原題または英題:Return of the Jedi: Special Edition
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1997年7月26日

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映画レビュー

4.0復讐ではなく帰還

2023年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

公開時は「ジェダイの復讐」でしたが、いつの間にか「ジェダイの帰還」になったのでしたね。確かに帰還というのが本作の感動的な部分でもあり、本国では公開直前に元々の「Return of …」に戻されたようですが、邦題は特別編(97)でも復讐のままで、2004年のDVD発売時に帰還に変更されたようです。もう1つビックリしたのは、ラストシーンです。オビ=ワン・ケノービやヨーダとともにアナキン・スカイウォーカーの霊体が現れるところですが、ダースベイダーを演じたセバスチャン・ショウではなく、ヘイデン・クリステンセンになっているではないですか!40年前のおぼろげな記憶では違ってたような…。これも2004年のDVDから変更になったようです。個人的には、宇宙一恐れられていたダースベイダーがにっこりしているオリジナルバージョンの方がしっくりきますが、いまだに賛否が分かれる大論争になっているようですね(汗;)。新バージョンに変えた理由にも一理あり、「アナキン・スカイウォーカーは、ダークサイドに墜ちた時点で死んでいるともいえる、というオビ=ワンの台詞のように、本来のジェダイの姿は、新三部作の姿になるという理屈のようです。そもそも物語の時系列と製作年次が逆で製作に長い年月がかかっているので、同じ俳優で作れなかったという事情があったと思いますが、製作者と同じがそれ以上にこの物語を愛するファンがたくさんいることに改めて感動しました。さて、本作は、諸々の謎が解け、善が悪に勝ち、ルークが恋敵でなくなってハンも一安心とめでたしめでたしの大団円で終わります。それで何も不満はありませんが(笑)、ジャバ・ザ・ハットやボバ・フェットが意外に簡単にやられたり、皇帝(ダース・シディアス)の最後もちょっと呆気ない感じがしたり、しっくりこないところもありました。確かにフォース・ライトニングに全集中していた虚をつかれたのかもしれませんが、気の乱れなどもすぐに察知できる恐るべきパワーの持ち主だったのでは…。C-3POが神と崇められるという展開がよかったですね!

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赤ヒゲ

5.0「遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・」

2023年4月7日
PCから投稿

スターウォーズの冒頭に必ず流れるメッセージである。
当時、僕は分かっている様で分かっていなかった。
epi.6のエンドアでチキンウォーカー(AT-ST)のアキレスが板バネだった。
人類の技術の進化で、板バネ→スプリング→油圧と続いて行った。
SF映画は当然、油圧スプリングやそれを越えるモノを使うモノだと、根拠のない思い込みがあった。それは世界中 同じ認識だったと思う。板バネを見た時は衝撃だった。
普通のSFの価値観では無いんだ。と当然、毎回、「むかしむかし」と見ていたのに分かっていなかった。
僕の中の何かが音を立てて崩れて行く瞬間だった。
「2001年宇宙の旅」のテーマは誰も見た事のない未来だった。
その頃のSFは、すべてベクトルは(明るい・暗い)未来から発想される何かだった。
油圧スプリングを超える未来のテクノロジーだった。
スターウォーズが示したSFは、アインシュタインが示した相対性理論の様に、彼ら以外、誰も気付いていない世界だった。
知らない世界を創造するなら、過去にしかヒントがないのだ。
スターウォーズepi.4が大ヒットした後、絶対2作目があると思ったディズニーが ルーカスは絶対CGを使ってくるはずだからと思い 2作目潰しで「トロン」を作った。その後も、あんな感じに作ればヒットするんだ!と安易に考えた駄作が量産された。スターウォーズがハリウッドをダメにしたとまで言われた。スターウォーズを理解していない、全くのお門違いだった。それほど当時、ルーカスは、遥か先を行っていた。
Beatlesが音楽界に与えた影響の様に、スターウォーズの呪縛(コンプレックス)を ハリウッドが振り払らうには かなりの時間が必要だった。

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ISSI

3.5納得がいかないラストの改変

2022年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ラストのお祭りのシーンで、ルークがふと見るジェダイの騎士達の幻。

オリジナル版では、ヨーダ、オビワン、オールドアナキンが並んで立っていますが、特別編では、ヤングアナキンに差し替えられています。

始めは意味も考えずに感心していたのですが、よく考えればおかしなことだらけ。

3人とも若返るならまだしも、アナキンだけが若いというのが納得いかない。

ルークは3人それぞれが死ぬ(転生する)瞬間に立ち会っていますが、その時の姿で現れるのが自然の成り行きではなかろうかと思うのですが。

2015.5.11

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うそつきカモメ

4.0ルークと

2021年10月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

幸せ

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REpower

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