それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ

劇場公開日:

解説

人間に憧れる人魚姫とおなじみアンパンマンとその仲間たちの活躍を描くジュブナイル・アニメーションのシリーズ第12作。監督は「それいけ!アンパンマン 手のひらを太陽に」の永丘昭典。やなせたかしの原作キャラクターを基に、「アンパンマンとたのしい仲間たち おむすびまんと夏まつり」の金春智子が脚本を執筆。撮影を「それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき」の金井弘が担当している。声の出演に「GTO」の戸田恵子。また、ゲストスタアとして「おもちゃ」の南果歩、「ワンルーム・ストーリー1 あ・い・た・い」の中山秀征が参加している。全日本私立幼稚園連合会、社会福祉法人日本保育協会推薦作品。

2000年製作/52分/日本
配給:東京テアトル=メディアボックス
劇場公開日:2000年7月29日

ストーリー

海水を浄化する“うずまき城”うずまき城に住む人魚姫・サニー。ある夏の日、臨海学校へやってきた子供たちとアンパンマンの楽しそうな様子を見て陸の世界に憧れた彼女は、髪につけると人間になれるという不思議な紅色ヒトデの髪飾りを海魔女のおばばが持っていることを知り、こっそりそれを持ち出してしまう。ところが、その髪飾りには恐ろしい呪いがかけられていたのだ。さて、人間になったサニーは、記憶喪失とってパン工場に身を寄せると、アンパンマンとその仲間たちと遊んだり、しょくぱんまんに淡い恋を抱いたりと楽しい日々を送る。ところが、サニーが人魚姫であることを知ったばいきんまんが、髪飾りの呪いで封印されていた伝説の石の怪獣・ゴロンゴラを目覚めさせると、海底で大暴れを始めた。浄化装置を逆回転し、海水を汚すばいきんまん。知らせを受け駆けつけたアンパンマンたちは、しかし海中では思うように戦えずゴロンゴラの光線でヒトデに変えられてしまう。その時、自分のした過ちに気づいたサニーが髪飾りを取って人魚の姿に戻ると、果敢にもゴロンゴラの攻撃をかわし、焼きたての頭をアンパンマンに届けるのだった。かくして、復活したアンパンマンおかげでゴロンゴラは退治され、ばいきんまんも撃退。海には平和が戻り、サニーもしょくぱんまんとの別れを惜しみながら城へ帰っていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
金春智子
原作
やなせたかし
企画
戸谷仁
製作
加藤俊三
プロデューサー
山崎喜一朗
山下洋
柳内一彦
絵コンテ
永丘昭典
難波日登志
日巻裕二
キャラクター・デザイン
前田実
作画監督
前田実
撮影
金井弘
トムス・フォト
スタジオサキト
天平フィルム
美術
横山幸博
池上みどり
音楽監督
鈴木清司
音楽
いずみたく
近藤浩章
音楽プロデューサー
山田慎也
国分浩弥
千石一也
主題歌
ドリーミング
南果歩
島本須美
音響監督
山田悦司
山田智明
音響効果
糸川幸良
編集
鶴渕和子
制作デスク
小槌裕子
島田享子
制作担当
井口学
助監督
日巻裕二
特殊効果
林好美
デジタルアニメーション
トムス・フォト
色彩設計
小林照美
色指定
原田幸子
岸好子
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