ロッキー・ザ・ファイナル

劇場公開日:

解説

シルベスター・スタローンの出世作でもある「ロッキー」のシリーズ完結編となる第6作。アカデミー作品賞に輝いた第1作から30年を経て製作された本作では、スタローン自らが監督・脚本・主演の3役を務め、ロッキーの熱い魂をスクリーンによみがえらせた。ボクシング界を引退し、愛妻エイドリアンを亡くしたことへの喪失感を抱えるロッキーが、再びリングに上がり現役世界王者との戦いに挑む姿をストレートに描く。

2006年製作/103分/アメリカ
原題:Rocky Balboa
配給:20世紀フォックス映画

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(C) 2006 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc., Columbia Pictures Industries Inc., and Revolution Studios Distribution Company, LLC.

映画レビュー

4.0【”人生より重いパンチはない・・”剝落の香り漂いつつも、ボクシングに人生を掛けた男の生き様を見事に描いた作品。シリーズの掉尾を飾る作品でもある。】

2022年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■妻・エイドリアンに先立たれ、息子ともうまくいかないロッキーは、レストランを経営しながら静かな日々を送っていた。
 やがて、孤独感を拭うためボクシングを再開したロッキーは、仲間たちの協力を得て、世界ヘビー級チャンピオン・ディクソンと戦うことに・・。

◆感想

 ・今作はボクシング映画の態を取りながら、シルベスター・スタローンという不世出の俳優の生き様を凝縮した作品であると思う。

 ・前作ではキチンと描かれなかったトレーニングシーンも過去作のシーンを織り交ぜながら描かれている。

 ・エイドリアンは既に物故者として紹介されるが、第一作でロッキーに喫煙を窘められた少女が、今作では中年の女性として登場し、ロッキーを応援する姿も、巧い構成であると思う。

 ・前作で苛苛しながら観たエイドリアンの兄ポーリーも、少しだけ人間として成長している。(十分過ぎるオジサンだが・・。)
 ー そういえば、このシリーズで第一作から連続出演したのはポーリーを演じたバート・ヤングと前作では悪辣な役を演じた、故アポロのトレーナーであったデュークだけであるなあ・・。ー

 ・前作で描かれた息子との確執の解消過程も今作では、巧く表現されていると思う。

<今作は、毀誉褒貶がありつつも、長きに亘り製作されたロッキーシリーズの掉尾を飾る作品であると思う。
 そして、この後に公開されたクリードシリーズでは、ロッキーシリーズの面白さが、ロッキーが故ミッキーからセコンド術を身に着けた形で見事に華開くのである。
 後半作品(特に第五作)は酷評を受けたようであるが、この最終作品については、私は支持したいのである。
 何故ならば、この作品にはロッキーシリーズで名を挙げ、世界的スターになったシルベスター・スタローンの生き様が反映されていると、思ったからである。>

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NOBU

4.5アツすぎる漢のドラマに、涙腺がノックアウト😭 人を指差し、自分の弱さをそいつらのせいにするな!

2022年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

ボクシング映画『ロッキー』シリーズの第6作。

50代になったロッキーは、亡き妻エイドリアンとの思い出に縋りながら生きていた。そんな彼に、再びボクシングへの情熱が蘇る…。

○キャスト
ロッキー・バルボア…シルベスター・スタローン(兼監督/脚本)。

『ロッキー』シリーズ生誕30周年の節目に作られた、16年ぶりの新作。
「お爺さんになったロッキーが再びリングに上がるぅ〜?そんなクソみたいな設定の映画が面白い訳ないじゃん笑笑🤣スタローンオワタ\(^o^)/」
…とか思った人が世界中に居たことだろう。
どうせファンのために作られたボーナス・トラックのような映画だろうと、金稼ぎのために作られたどうしようもない映画だろうと、世界中の観客は思っていたことだろう…。

ナ・メ・ン・な・よ!!
スタローンを舐めんなよっつー話しですわ!
まさかのここに来てシリーズ最高傑作!!
オスカーを受賞した『1』が霞むほどの大傑作であると、個人的には思います( ̄^ ̄)

初めて観たのは多分10代の頃。
その時は「まあまあ」良い映画だなという感想だったのだが、それから10と数年。
年齢を重ねてから観賞してみると、全く見え方が違う。
まるで芳醇なワインのように、年を経るに連れて良さがどんどん深まっている🍷

ロッキー=スタローン本人という構図もついにここまで来たか!という感じ。
老体に鞭打ってリングに上がるロッキーは、みんなから笑い者にされる。
これはジジイになっても肉体派スターであり続けるスタローンに対する世間の評価そのもの。
「世間は父さんのこと、笑ってるんだ!道化扱いにしてバカにしてる!」というJr.のセリフは、ほとんどスタローン本人に向かって言い放たれている。

「世間に何を証明したいんだよ、父さん?」というJr.のセリフに対してロッキー(というかスタローン)はこう言う。
「いやぁ、世間を気にすることなんてとっくの昔に辞めたぁ。自分の考えで生きる。」
これこそ、世間の風潮に対するスタローンの答えであり、なおかつこの映画が作られた答えなのだろう。
「俺はオスカーを獲得出来るような演技派の俳優にはなれねぇ。歳を取っても肉体一つで世界と戦うアクション映画を撮り続けるだけだぁ」(羽佐間道夫ボイス)、というスタローンの心の声が聞こえて来るようだ。

世間から笑い者にされようが、自分の撮りたい映画を撮る。そんな意志に突き動かされて作られたのがこの『ファイナル』。
もうこの信念みたいなものが画面からありありと伝わってきて、初めから終わりまで心が動かされっぱなしだった😭

これはもう映画というより動く自己啓発本。
老いてなお挑戦を続けるロッキーの姿をみて、彼より歳下なのにも拘らずハングリー精神を失っている自分の心にも炎が灯ったっ!❤️‍🔥

ちょっとだけシリーズファンに対する目配せが多すぎると感じるところはあるし、前半は物語がどう進みたいのか、その方向性がちょっと分かりづらい。
でも映画のルックは過去シリーズと比べると格段にカッコ良くなっているし、非常に垢抜けている。
長寿シリーズでありながら、ちゃんと現代の映画にアップデートされている。
この辺り、スタローンの監督としての腕の確かさが証明されている。

今回のロッキーの挑戦に、勝ち負けは全く関係ない。
勝ちだの負けだのは、結局は世間の評価。
それよりも大切なのは自分の人生を生きること。でなければ人生ではなくなる。
この映画から学ぶことは多すぎる…。

この映画を観た後では、誰一人としてスタローンを笑い者にはしないだろう。
この後スタローンは『エクスペンダブルズ』という新しいヒットシリーズを生み出し、『クリード チャンプを継ぐ男』でゴールデングローブ賞を獲得する。
世間を気にすることなく、自分の道を突き進んだ結果自然と評価も付いてくる。人生とはそういうものかも知れないと、スタローンを見ていると思えてくる。

漢なら大・号・泣!な一作!😭
これぞ漢の生き様!これぞロッキーの生き様!!これぞスタローンの生き様!!!
「人を指差し、自分の弱さをそいつらのせいにするな!それは卑怯者のやるこった!お前は卑怯者なんかじゃないんだ!!この俺の息子だっ!!!」

そうだ!俺はロッキーの息子だった!
うおー!俺もやるぞー!!🔥🤩🔥

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たなかなかなか

4.5ファイターとして生まれた自分は変えられない

2022年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ロッキーがファイターではなく一人の男として成長した姿を見て、
これぞファイナルにふさわしい作品だと思った。
見どころの一つである試合演出も凝っていてやっぱり5は不要だったなぁと改めて思った。

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cure0101

4.0ボクシング映画にはカメがつきもの・・・

2021年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 『シンデレラマン』でもカメが出ていましたが、本家は『ロッキー』(1976)だったのでしょう。そのシリーズ第1作の監督ジョン・G・アビルドセンは、脚本を読むまではボクシング映画だということで乗り気じゃなかったのに亀のシーンを読んで快諾したのだとか。そして今作にももちろん2匹の亀が登場する。とにかく1作目のロッキーとエイドリアンとの恋物語を思い出させるシーンが満載でして、数年前に彼女がガンのため亡くなったという設定だけでウルウルしてしまうのです(亀だけで泣ける人は相当なファン!)。

 『ロッキー5』ではロッキー・ジュニアとして自分の息子を登場させてしまったスタローンでしたが、実の息子も父親が有名俳優ということで学校でいじめられた経験があるのかもしれません。今回のジュニア(マイロ・ヴィンティミリア)の設定でも、父親との確執にはそんな経験も生かされていたような気がしてならないのです。そして、ストーリーはロッキーと一人息子との確執や最愛の妻を失った心の喪失感を埋めようとする気持ちと、最盛期を過ぎた人気者が残りの人生とどう立ち向かうのかというテーマを秘めたボクシングドラマとなっています。もちろん、若者が観ても充分に感動できるし、どん底にあっても這い上がって勝ち進むことができると勇気を与えてくれる映画でもあります。

 この物語の中で最もいいと思われるところは、エイドリアンの兄ポーリー(バート・ヤング)も精肉工場を解雇され、ロッキー・ジュニアも勤めていた会社を辞めたというところ。また、マリー(ジェラルデン・ヒューズ)と彼女の息子にレストランでの働き口を与えたところじゃないでしょうか。ロッキー自身が人生の目的を見出す旅をすると同時に、周りの人たちにもそれを体験してもらうことを望んでいたような気がします。

 『ロッキー』第1作を観たのが丁度30年前。感銘を受けてすぐにグレーのトレーニングウェアを買ってしまったのを思い出します。そして、今作では第1作への数々のオマージュが隠されていて、特に肉のサンドバッグ、生卵一気飲み、フィラデルフィア美術館でのガッツポーズなどには感涙もの。さすがにリトル・マリーの台詞までは覚えていませんでしたけど、映画の中でちゃんと解説してくれるので復習しておかなくても大丈夫だと思います。

 マイク・タイソンだとか、ジョー・コルテスだとか、HBOの本物の実況アナだとか、ボクシングファンも納得の1作。ロッキー・ファンならば、シリーズに毎回登場しているデューク(トニー・バートン)だとか、第1作の冒頭に出ていたスパイダー(ペドロ・ラヴェル)なんて人物も興味深いところです(思い出せないけど・・・)。

【2007年4月映画館にて】

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kossy
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