ゲキ×シネ「バサラオ」

劇場公開日:2025年6月27日

解説・あらすじ

「劇団☆新感線」の劇団44周年興行・夏秋公演として2024年に博多、東京、大阪で上演され15万人を動員した「バサラオ」を、同劇団の舞台を映画館のスクリーンで堪能できる「ゲキ×シネ」作品として映像化。

ミカドや貴族に代わり、武家の棟梁である将軍が政をおこなうヒノモトの国。幕府の密偵として働いてきたカイリは、密偵を辞めたいと申し出たことで寝返りを疑われ、危機に瀕する。幕府から逃れたカイリは、麗しい顔で女たちを従えたヒュウガという男が桜の下で開く宴の場に遭遇する。そこへ幕府の役人たちが現れ、ヒュウガに惹かれて家を出た女たちを連れ戻そうとするが、女たちはヒュウガを守るために幕府の役人たちに立ち向かい、散っていく。そんな女たちを葬ることなく「この女たちの血を吸って、狂い桜はいっそう美しく真っ赤な花を咲かす。その美の真ん中にあるのがこの俺だ」と言い切るヒュウガ。その生きざまに惹かれたのか、カイリはヒュウガの軍師となる。

ヒュウガを生田斗真、カイリを中村倫也が演じ、西野七瀬、粟根まこと、りょう、古田新太らが顔をそろえる。

2025年製作/180分/G/日本
配給:ヴィレッヂ、ティ・ジョイ
劇場公開日:2025年6月27日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0舞台も映画も迫力満点です

2025年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

昨年、この舞台を観に行きました。幸運にも前から2列目、通路側という良い席が当たり、役者さんの力のこもった演技を目の前で鑑賞出来ました。その反面、贅沢な悩みですが、席が前すぎて、舞台の後ろのほうや、全体が見にくい。もうちょっと後ろの席で、もう一回、観たいなと思いましたが、チケットが取れず断念するしかありませんでした。

その、私にとっては、ちょっと曰くつきの舞台を、映像で見られるとあって、すごく楽しみでした。狂気な主人公を演じる生田斗真さん、大きなスクリーンで観ると、舞台の生鑑賞を上回る、圧倒的な迫力でした。中村倫也さんも、もちろん、かっこいい。見ごたえ満点でした。

この舞台を観ようと思ったのは、その主役のお二人を差し置いて、お気に入りの西野七瀬さんが、劇団☆新感線の舞台、ベテラン俳優さんばかりの中で、大丈夫かな?と心配だったことがきっかけでした。でも、堂々としてるし、声もしっかりと通っているし、むしろ怪しい役柄は得意ですみたいな表情が、映画でも伝わってきました。全然心配する必要なかったです。

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GF

5.0圧倒! 劇団☆新感線の真骨頂

2025年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

生田斗真が美しい、中村倫也がネチッコイ、量産クールビューティー、そして古田新太おもろい。
もちろん西野七瀬の狂喜的な演技もあり、劇団☆新感線のメンバー粟根まこと、河野まこと、右近健一、さらには村木よし子さん、山本カナコさんの歌も大盤振る舞い。
ダンスも最高、生田斗真は歌舞伎の型を入れたダンスを披露し、客席通路を六法を踏んでいくシーンも最高。
もう最高の一言しか出ません。
南北朝の時代をモチーフ。歴史に疎いので、古田新太演じるゴノミカドと後醍醐天皇でいいのか。粟根まこと演じるキタタカは北条氏だろうけれど、芝居の中では「執権キタタカ」と名乗るくらいだから、北条義時くらいだろうか。そうすると後鳥羽上皇になるのかな。
劇団☆新感線は、そういうモチーフの仕方がうまい。ある時は日本史で、ある時はシェークスピアを。ちょっとした知識的クスグリをいれつつ、外連味とユーモアも忘れないエンターテイメント。飽きさせない。

ヒュウガ(生田斗真)とカイリ(中村倫也)の二人の天下取り。沖ノ島に流刑となったゴノミカド(古田新太)の擁立で鎌倉幕府執権キタタカ(粟野まこと)を倒そうと立ち上がる。

ふと、歌舞伎を体験した生田斗真の、歌舞伎を見せるダンスや見得に、ネトフリドキュメンタリー「生田斗真 挑む」の経験が確実に活かされているのだなぁって思った。
劇団☆新感線は「いにうえ歌舞伎」とも言い、ある意味、その根底にあるかっこよさが合致したのかなぁとも思った。

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ちえべ

5.0生田君凄いね。(☆o☆)

2025年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ドキドキ

いやいや たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
歌と踊りが多く ミュージカルでした。
切れの良い チャンバラごっこも 最高です。
今回は 推しのカナコ姉さんも 活躍が多く
ヾ(((≧▽≦)))/♪♪♪きゅわわわぁーーーん!!
でした。
初日の 舞台挨拶も 観られて楽しかったです。

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Hammer69

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