ニコール・キッドマン
オーストラリア人の両親のもと、シドニーで育ち、幼い頃からバレエや演技に興味をもつ。舞台に立つようになり高校を退学して女優業に専念。1983年に映画デビューし、「デッド・カーム 戦慄の航海」(89)がアメリカでヒットしたのを機に「デイズ・オブ・サンダー」(90)でハリウッドデビュー。同作で共演したトム・クルーズと結婚し、スタンリー・キューブリック監督の遺作「アイズ・ワイド・シャット」(99)での夫婦共演も話題を呼んだが、01年に離婚した。その後、ミュージカル映画「ムーラン・ルージュ」(01)でアカデミー主演女優賞に初ノミネートされ、翌年の「めぐりあう時間たち」(02)で同賞に輝く。以降、ハリウッドを代表する女優として「コールド マウンテン」(03)や「オーストラリア」(08)などに主演し、「ラビット・ホール」(10・主演)と「LION ライオン 25年目のただいま」(16・助演)、「愛すべき夫妻の秘密」(21・主演)でアカデミー賞にノミネートされた。近年の映画出演作に、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(13)、「アクアマン」(18)、「スキャンダル」(19)など。プライベートでは、06年に歌手のキース・アーバンと再婚した。