エル・ファニング
姉は女優のダコタ・ファニング。2歳のとき「I am Sam アイ・アム・サム」(01)で姉ダコタ扮するルーシーの幼い頃を演じてスクリーンデビュー。子役として映画やTVドラマに多数出演し、スタジオジブリ「となりのトトロ」の英語吹替版(05)ではメイの声を担当、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(08)ではケイト・ブランシェットの少女時代を演じた。ソフィア・コッポラ監督のベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作「SOMEWHERE」(10)や、スティーブン・スピルバーグ製作&J・J・エイブラムス監督のSF映画「SUPER 8 スーパーエイト」(11)などで準主役に抜てきされ、フランシス・フォード・コッポラやキャメロン・クロウ、ニコラス・ウィンディング・レフンら有名監督からも引っ張りだこに。ディズニー映画「マレフィセント」シリーズ(14、19)ではオーロラ姫を演じた。以降の出演作にマイク・ミルズ監督の「20センチュリー・ウーマン」(16)、ソフィア・コッポラと再タッグを組んだ「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」(17)ほか、「パーティで女の子に話しかけるには」「メアリーの総て」(ともに17)、「ガルヴェストン」(18)、「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」(19)など。