マ・ドンソクに惚れる!おすすめ映画10選/「犯罪都市 THE ROUNDUP」公開記念
2022年11月3日 09:00
11月3日に最新主演作「犯罪都市 THE ROUNDUP」が公開されたマ・ドンソク。「新感染 ファイナル・エクスプレス」で脚光を浴び、21年にはマーベル作品「エターナルズ」でハリウッドへ進出。1月にはLDH JAPANとエージェント契約を結ぶなど“マブリー旋風”がいま再び吹き荒れています。
先日は、かねて交際していた17歳年下の恋人との入籍も発表するなど、公私ともに充実のドンソク。本記事では、そんな彼の魅力あふれる映画を10本ピックアップ。無双の鉄拳がさく裂するアクションから、お茶目っぷりに癒されるコメディまで、その多彩な魅力に沼落ちすること間違いなし!
マブリーの頼れる兄貴っぷりを堪能するなら、こちらがおすすめ! 最新作「犯罪都市 THE ROUNDUP」は本作の続編にあたり、ドンソクは主演とともにプロデュースも手掛けています。
クムチョン署・強力班所属のマ・ソクト(ドンソク)は、刃物をもった犯人を顔色一つ変えずに素手でねじふせる屈強な刑事。ヤクザか刑事か判断つかないほどの強面で、その強さはまさに規格外。犯人にバチコーンッと張り手を食らわせるシーンは、たまらなく痛快です。そんなソクトが追う朝鮮族ヤクザのボスを演じたのは、本作で初の悪役に挑んだユン・ゲサン。斧やナイフを武器に残虐非道の限りを尽くす姿は、トラウマ級の恐ろしさ! 目を背けたくなるようなシーンもありますが、空港トイレで2人が素手でぶつかりあうクライマックスの死闘は圧巻です。
続編「犯罪都市 THE ROUNDUP」では、怪物刑事ソクトが強力班の仲間とともに、ソン・ソック演じる新たな凶悪犯をベトナムと韓国を行き来しながら追いつめていきます。今作でも、マブリーの無双ぶりは健在! 再び壮絶な戦いを繰り広げるさまをぜひ大スクリーンで楽しんでください。
ドンソクが、その強面で貫禄たっぷりにヤクザの組長を演じたバイオレンスアクション。ダブルスーツにサングラス姿のマブリーが、手下を従えて歩くシーンは迫力満点です! 何者かに襲撃され、滅多刺しにされるも一命を取り止めた組長ドンス(ドンソク)。面目丸潰れの彼は刑事と手を組み、組員総動員で犯人を追い詰めていきます。
本作では、実際に起きた事件をモチーフに、極悪組長、暴力刑事、無差別殺人鬼による三つ巴のバトルが展開。ドンソクの凄みのある演技と破壊力抜群な怪力アクション、そして共闘する刑事との駆け引きや腹の探り合いも大きな見どころです。超極悪人でありながら、女子高生に傘を渡すなど人間味ものぞかせるドンス。そんな彼がラストで見せる渾身の薄笑いは、背筋が凍りつくほど強烈。本作はドンソク自身の主演でハリウッドリメイクも決定しています。
コン・ユ扮する主人公たちが高速鉄道内でパンデミックに巻き込まれるさまを描き、大ヒットを記録したホラーアクション。韓国作品におけるゾンビブームの火付け役となり、21年にはカン・ドンウォン主演で4年後を舞台にした続編「新感染半島 ファイナル・ステージ」も製作されました。
ドンソクが演じたのは、出産間近の妻とともに列車に乗り合わせたサンファ。噛みつこうと襲い掛かるゾンビを素手で押さえつけ、投げ飛ばす姿が話題を呼び、マブリーの出世作となりました。狂暴なゾンビにひるむことなく何度も立ち向かい、身を挺して愛する妻や子どもたちを守ろうとする姿は、惚れ惚れするほどかっこいい! 強面なサンファが身重の妻の尻に敷かれる場面は、緊迫感のある物語の中でクスっとできる貴重な一コマとなっています。そんな2人が交わす最後の会話は号泣必至!
ドン・リーの名で、ドンソクがハリウッドデビューを飾ったマーベルヒーロー作品。「ノマドランド」でアカデミー賞に輝いたクロエ・ジャオ監督がメガホンをとり、10人のヒーロー軍団“エターナルズ”が特殊能力を駆使して人類の脅威に立ち向かうさまを壮大なスケールで描きます。
ドンソクが演じたのは、心優しき戦士ギルガメッシュ。アンジェリーナ・ジョリー扮するセナの保護者的な存在で、記憶障害によって力を暴走させてしまう彼女に寄り添い、心を落ち着かせる役割を担います。強くて愛情深く、ユーモアもあるギルガメッシュは、マブリーにぴったりのハマり役。セナとギルガメッシュの固い絆を感じさせるシーンは、涙せずにはいられません。もちろんバトルシーンもマブリー節全開で、拳ひとつでモンスターを吹き飛ばすなど大活躍。パブリックイメージそのままの包容力あるキャラクターを魅力たっぷりに演じています。
人気ウェブコミックを最先端のVFXを用いて実写映画化したスペクタクルファンタジー。ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギが冥界の使者を演じ、殉職した消防士が7つの地獄で裁判を受ける“地獄めぐりの旅”を2部構成で描きます。「イカゲーム」のイ・ジョンジェも閻魔大王役で出演するなど、豪華キャストも見どころ。
ドンソクは前編「神と共に 第一章 罪と罰」のラストで登場し、後編となる本作でメインキャラクターの過去を解き明かす語り部の役割を果たします。ドンソクが演じたのは、貧しい老人と幼い孫を守るソンジュ神。孫が小学校に上がるまで老人を生きながらえさせようと、冥界の使者を追い返し、時には借金取りや地上げ屋からも体を張って2人を守ります。屋敷神ゆえ人間には手を出せず、いつもとは反対にマブリーが投げ飛ばされるシーンも。愛情深いソンジュ神を、大きな体と優しい瞳で好演しています。前後編の長編ですが、見て損なしの一級のエンタメ作品です。
人身売買組織に妻を誘拐された男が、無双の強さで犯人を追い詰めていくノワールアクション。ドンソクが演じたのは、強面なのに騙されやすいドンチョル。かつては裏社会で“雄牛”の異名で恐れられていましたが、今は愛する妻と穏やかな日々を送っています。しかし、ある事故がきっかけで妻が人身売買組織のボスに目を付けられ、さらわれてしまいます。
借金だらけで妻にも三下り半を突き付けられたうだつの上がらないドンチョルが、妻のピンチで覚醒。まさしく“雄牛”のごとく敵に突進していきます。殴られても刺されても妻を取り戻すまで決して諦めない、マブリーの凄みのある演技に引き込まれます。暴力的なシーンもありますが、ドンチョルに協力する舎弟や探偵、極悪なのにどこか間が抜けた犯人などスリルとコメディの塩梅が程よく、バイオレンス系が苦手な人も楽しめる娯楽作品に仕上がっています。
ドンソクが心臓を患う娘をもつ父親役で主演したサスペンス・コメディ。ドラマ「初対面だけど愛してます」、映画「君の結婚式」などで知られる9頭身イケメン、キム・ヨングァンが警察官役で共演しました。悲しい過去から、人助けを避けるようになった柔道場の館長ジャンス(ドンソク)。ある日、警察官のテジン(ヨングァン)と事件に巻き込まれた彼は、昏睡状態となったテジンのゴーストが見えるように。やがて二人はバディを組み、事件解決へと乗り出します。
国家代表にも選ばれた屈強な柔道家なのに、幽霊にはめっぽう弱いジャンス。霊体のテジンに怯えて逃げ回る場面は、マブリーのコメディセンスが冴え渡ります。設定は「ゴースト ニューヨークの幻」に似ていますが、本作のテーマは友情と家族愛。ドンソクの乱闘シーンはそれほど多くありませんが、見終わった後は温かな気持ちに包まれます。
マブリーの上腕筋は拝みたいけど、過激なバイオレンスは苦手という人におすすめ。ドンソクが演じたのは、生後すぐにアメリカへ養子に出された孤独なアームレスラー。八百長疑惑でアームレスリングの世界を追われた彼は、弟分に誘われ、韓国で再起を図ります。30年ぶりに帰国した彼が向かった先は、生みの母親のアパート。母親は既に他界していましたが、そこで暮らしていた妹を名乗る女性と、その子どもたちと出会います。
お約束の大立ち回りや、はち切れそうな腕で魅せるパワフルな試合シーンも見どころですが、本作はドンソクの演技力が光る1作。家族愛に飢えた男の寂しさや葛藤、不器用な優しさを表情や佇まいで繊細に演じています。劇中ではアメリカ生活で培った流ちょうな英語に加えて、豪快な食べっぷりも披露。幼い甥・姪との掛け合いもかわいらしく、ほっこりした気持ちになります。
ハ・ジョンウ、カン・ドンウォン、ドンソクら豪華キャストが顔を揃え、「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」「悪いやつら」などで高い評価を受けたユン・ジョンビン監督がメガホンをとったアクション史劇。韓国時代劇ですが、ウエスタン調の音楽など西部劇を思わせる演出で、圧政に苦しむ民衆を救うべく立ち上がった義賊の戦いが章立てで描かれていきます。
本作の一番の見どころは、冷酷非道な悪徳武官を狂気に満ちた目で演じたドンウォンと、髪を剃り上げて復讐に燃える主人公に挑んだジョンウの火花散るバトル。韓国映画界を牽引する名優2人による白熱の演技対決は見ごたえ満点です。ドンソクは、義賊の精鋭メンバー“怪力チョンボ”役で出演。本作でもその太い腕で敵を張り倒し、鉄球をブン投げるなど大暴れ! 弓の名手で紅一点のマヒャンに見せる純情ぶりも微笑ましく、脇役ながら存在感を発揮しています。
キム・ヘスがわがままな元トップ女優役で主演し、ドンソクが彼女を支えるスタイリストを演じたハートフル・コメディ。トップ女優のジュヨンは40歳を目前に人気に陰りが出始め、年下彼氏の二股も発覚。絶対に裏切らない味方が欲しい彼女は妊娠を計画しますが、既に閉経を迎えていることがわかります。そんな時、望まぬ妊娠をした中学生と知り合った彼女は、生まれてくる子を引き取ることを提案。マスコミの目をごまかすために妊娠を偽装し、中学生が出産するまで同居を始めます。
倫理観がやや気になる設定の中、良心的な役割を担っているのがマブリー演じるスタイリスト兼マネージャーのピョング。本作では大きな体をカラフルな衣装に包み、腕力を封印。自己中心的な主人公を見放すことなく、時に諭しながらそっと寄り添う理想の友人を好演しています。アクション映画で見せる豪快な姿とはひと味違う、ラブリーな姿をぜひ楽しんでください。
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