【第42回日本アカデミー賞】成田凌&吉沢亮ら新人俳優賞に破顔! 趣里の受賞に菅田将暉がVサイン
2019年3月1日 21:36

[映画.com ニュース]第42回日本アカデミー賞の授賞式が3月1日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、新人俳優賞を伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮、上白石萌歌、趣里、平手友梨奈(欅坂46)、芳根京子が受賞。プレゼンターを務めた菅田将暉は「よく知っている奴も何人かいるのでちょっと照れ臭いですけど、やっぱり同世代の方とこういう晴れやかな場所で出会えるのは嬉しい。これからも面白いものを作っていきたいと刺激を受けました」とメッセージを送っていた。
2018年は、映画「ルームロンダリング」「ういらぶ。」やドラマ「今日から俺は!!」などに出演し中高生の絶大な支持を集めた伊藤は、オリジナルキャラを演じた「コーヒーが冷めないうちに」が評価の対象に。塚原あゆ子監督から受けとった「あなたは見ている人を幸せにできる役者になれる」という言葉を胸に“役者道”をまい進することを決意した。「坂道のアポロン」「覚悟はいいかそこの女子。」での好演が光った中川は「この場所は自分にとっては憧れの場所だったので、改めて映画作りの世界に携わり続けたいと感じました」と話しつつ「(この場には)いつかお仕事をご一緒させていただきたい先輩の皆様がたくさんいます。僕のことをオーディションに呼んでください」とアピールしていた。
「スマホを落としただけなのに」「ビブリア古書堂の事件手帖」の成田は「映画の現場に行くたびに自分の未熟さを痛いほど感じる。このような賞をいただけて、正直ほっとしたというのが今の気持ちです。またこの場に帰ってきたいので、その時が来たら自信を持って立っていたい」と宣言。18年は8本もの映画に出演した吉沢は、同級生からいじめを受けるゲイの青年役にチャレンジした「リバーズ・エッジ」が受賞の決め手となった。ベルリン国際映画祭、日本各地の映画祭に赴いた際の出来事を振り返り「映画を愛する方々の熱を感じる瞬間があった。改めて、映画とはすごくエネルギーを持って、素敵なものだなと実感しました」と語っていた。
「羊と鋼の森」の上白石萌歌は「お芝居を初めて8年。まだまだ思い悩んだり、苦しんだりすることもありますが、間違いなく演じることに助けられている自分がいます」としみじみ。「生きてるだけで、愛。」で引きこもりヒロインを全身で体現した趣里の受賞を受け、菅田はピースサインで祝福。「映画というエンターテインメントに何度も救われてきました。誰かの心に寄り添える人間で居続けたい」(趣里)と胸中を吐露していた。
「響 HIBIKI」で映画初出演を果たした平手は、“天才女子高生小説家”という唯一無二のヒロイン像を築き上げ「芝居に対して自分に嘘をついているんじゃないかと思ったんですが、自然体でやれたのが嬉しかったです。チームの皆さん、今まで私に関わってくれた皆さんに感謝したいと思います」と告白。「累 かさね」ではこれまでの明るいイメージを覆すダークな役どころ、「散り椿」では運命に翻ろうされる武士の娘を気丈かつ可憐に演じた芳根は、「どちらの作品も逃げたくなるような“高い壁”だと感じていました。あの時、真っ正面からぶつからせていただいたことで、この場に立てていると思うと、これからも色んな“人生”に挑戦させていただきたいと思っています」と気持ちを新たにしていた。
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