米インディペンデント・スピリット賞は「ビール・ストリートの恋人たち」が最多3冠
2019年2月25日 07:30

[映画.com ニュース] インディペンデント映画の祭典、第34回インディペンデント・スピリット・アワードの授賞式が2月23日(現地時間)、米サンタモニカで開催され、「ムーンライト」でアカデミー作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス監督の新作「ビール・ストリートの恋人たち」が、作品賞など最多3部門を制した。
米黒人文学を代表する作家ジェームズ・ボールドウィンの小説「ビール・ストリートに口あらば」を映画化した同作は、1970年代の米ニューヨーク・ハーレムに生きる若き男女の愛と信念を描いた重厚な人間ドラマ。第91回アカデミー賞では大方の予想に反してノミネートを逃した作品賞と監督賞の主要2部門に加え、主人公を支える母親役をベテランならではの貫禄で演じ上げたレジーナ・キングが助演女優賞に輝いた。
次いで脚本賞と助演男優賞の2部門で栄冠を手にしたのは、有名人の手紙を偽造していた女性作家リー・イスラエルの自伝をメリッサ・マッカーシー主演で映画化した「ある女流作家の罪と罰」。名匠ポール・シュレイダーが自らの脚本をもとにメガホンをとった「魂のゆくえ」で、戦争で息子を失い、罪悪感を背負って生きる牧師の揺れ動く心の機微を繊細に演じたイーサン・ホークが主演男優賞を、「天才作家の妻 40年目の真実」でオスカー女優たる演技力を改めて見せつけたグレン・クローズが主演女優賞を獲得。また、キャストによる息の合った演技を称えるロバート・アルトマン賞(アンサンブル賞)は、ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、クロエ・グレース・モレッツら豪華女優陣の競演で話題を集めたリメイク版「サスペリア」(ルカ・グァダニーノ監督)に贈られた。
外国映画賞にノミネートされていた日本の「万引き家族」(是枝裕和監督)は、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を原作にしたイ・チャンドンの8年ぶり監督作「バーニング 劇場版」、今年の賞レースを席巻した「女王陛下のお気に入り」「ROMA ローマ」などの強敵を相手に、惜しくも受賞を逃した。
「ビール・ストリートの恋人たち」
「ROMA ローマ」(メキシコ)
「Won't You Be My Neighbor?(原題)」
ブーツ・ライリー 「Sorry to Bother You(原題)」
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