【全米映画ランキング】「最強のふたり」のハリウッドリメイク「The Upside」が首位デビュー
2019年1月15日 14:00

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、世界的に大ヒットを記録した仏映画「最強のふたり」(2011年)をハリウッドでリメイクした「The Upside」が約2000万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
頸髄損傷により不自由な身体になってしまった白人の大富豪と、その介護人になった黒人男性との交流と友情を描いたコメディドラマ。オリジナルではフランソワ・クリュゼが演じた富豪をリメイク版では「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンが演じ、オマール・シーが好演した黒人の介護人にはケビン・ハートが扮した。レビューは賛否が分かれたが、興行的にはまずまずのスタートとなった。共演にニコール・キッドマン、「ER 緊急救命室」「グッド・ワイフ」のジュリアナ・マルグリーズ。監督は「幻影師アイゼンハイム」「リミットレス」のニール・バーガー。
2位は3週連続の王座から陥落した「アクアマン」。累計は約2億8700万ドルとなり、全世界興収は10億ドルを突破した。約1130万ドルのOP興収で3位デビューとなったのは、「僕のワンダフル・ライフ」の原作者W・ブルース・キャメロンによる同名小説を映画化した「A Dog's Way Home」。家族と離ればなれになった犬ベラが家に戻るまでの冒険が描かれる。出演はアシュレイ・ジャッド、エドワード・ジェームズ・オルモス、ウェス・ステュディに、ベラの声でブライス・ダラス・ハワード。監督は「アメリカン・グラフィティ」「アンタッチャブル」などの出演作で知られる俳優のチャールズ・マーティン・スミス。
昨年のクリスマスから限定公開されていたフェリシティ・ジョーンズ主演の「ビリーブ 未来への大逆転」は、拡大公開され圏外16位から8位にランクイン。リベラル派の象徴として注目を集める85歳の現役米国最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの半生を描いた伝記映画で、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「博士と彼女のセオリー」のジョーンズが若き日のルースに扮した。共演はアーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、サム・ウォーターストン、キャシー・ベイツ。メガホンをとったのは「ピースメーカー」「ディープ・インパクト」のミミ・レダー。
その他、キアヌ・リーブスが家族を失いクローン人間に家族の意識を移植させ、かつての生活を取り戻そうと試みる暴走科学者を演じた「レプリカズ」は批評、興行ともに振るわず初登場13位となった。
今週末は、M・ナイト・シャマラン監督による「アンブレイカブル」「スプリット」の続編「ミスター・ガラス」(ジェームズ・マカボイ、サミュエル・L・ジャクソン、ブルース・ウィリス主演)が公開となる。
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