2018年最もツイートされた映画は「ブラックパンサー」
2019年1月2日 12:00
[映画.com ニュース] Twitterデータ公式アカウントが、2018年にアメリカで最もツイートされた映画、テレビ番組ならびにストリーミング・コンテンツのランキングを発表した。
映画カテゴリーのトップ2は、全世界で記録的な興行記録を樹立した大ヒットマーベル映画「ブラックパンサー」と「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」。続く第3位にはアカデミー賞長編アニメ映画賞に輝いたピクサー・アニメ「Mr.インクレディブル」の14年ぶりとなる続編「インクレディブル・ファミリー」、第4位には内容をめぐり激烈な賛否両論を呼んだ「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」と、ディズニー作品が上位を独占している。
そのなかで、主要キャストすべてがアジア系のハリウッド映画としては異例のヒットを飛ばし、すでに続編の製作も進行している「クレイジー・リッチ!」、ニック・ロビンソン(「ジュラシック・ワールド」)やキャサリン・ラングフォード(ドラマ「13の理由」)ら注目の若手俳優を主演に迎え、LGBTの男子高校生が初めての本気の恋を通して成長する姿を描いた青春ドラマ「Love, サイモン 17歳の告白」が健闘を見せている。
テレビシリーズでは、俳優アレック・ボールドウィンによるトランプ米大統領の完璧なモノマネをはじめ、時事ネタをふんだんに盛り込んだ秀逸なコントの数々で根強い人気を誇る長寿コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」が、「グレイズ・アナトミー」や「ウォーキング・デッド」、ついに最終章を迎える「ゲーム・オブ・スローンズ」などの人気ドラマを押さえて堂々の第1位を獲得。そのほかにも、人気オーディション番組「ザ・ボイス」や、隔離された環境で共同生活を送る男女を“のぞき見”する「ビッグ・ブラザー」、夜間パトロール中の警察官を追う「Live PD」など、リアリティー番組が多数ランクインしており、アメリカにおけるリアリティー番組の人気の高さがうかがわれる。
テレビに代わる視聴プラットフォームとしてストリーミング配信サービスが主流となりつつある現状を踏まえ、新たに設けられた「配信シリーズ」のカテゴリーでは、第75回ゴールデングローブ賞主要5部門制覇、第69回エミー賞2冠を達成するなど高い評価を得ている話題のドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」を除き、第1位の人気青春ミステリー「13の理由」から第4位のリアリティー番組「クィア・アイ」まで、Netflixオリジナル作品が占める形となった。
各カテゴリーのトップ10は以下の通り。
1.「ブラックパンサー」
2.「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」
3.「インクレディブル・ファミリー」
4.「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
5.「デッドプール2」
6.「Love, サイモン 17歳の告白」
7.「A Wrinkle in Time(原題)」
8.「ジュラシック・ワールド 炎の王国」
9.「クレイジー・リッチ!」
10.「シェイプ・オブ・ウォーター」
1.「サタデー・ナイト・ライブ」(NBC)
2.「ロザンヌ」(ABC)
3.「グレイズ・アナトミー」(ABC)
4.「ウォーキング・デッド」(AMC)
5.「ビッグ・ブラザー」(CBS)
6.「ザ・ボイス」(NBC)
7.「Live PD」(A&E)
8.「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」(CW)
9.「ゲーム・オブ・スローンズ」(HBO)
10.「RIVERDALE リバーデイル」(CW)
1.「13の理由」(Netflix)
2.「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(Netflix)
3.「ブラック・ミラー」(Netflix)
4.「クィア・アイ」(Netflix)
5.「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」(Hulu)
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