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【旅行前に必見】入国審査をスムーズに通過するためのコツとは? “旅行のプロ”鳥海高太朗が徹底解説

2025年7月29日 14:00

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入国審査で絶対にしてはいけないことは?
入国審査で絶対にしてはいけないことは?
(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

わずか17日間で撮影された「低予算×監督デビュー作」ながら、世界15カ国の映画祭で絶賛された「入国審査」。同作の公開を記念し、情報番組などでおなじみの“旅行のプロ”こと航空・旅行アナリスト、鳥海高太朗氏が入国審査をスムーズに通過するためのコツを伝授する特別映像を、映画.comが先行入手した。

本作は“監督の実体験”に基づく、予測不能な深層心理サスペンス。物語の中心となるのは、ニューヨークの空港で入国審査を待つ、スペインからやってきた幸せなカップル。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜふたりは止められたのか? 審査官は何かを知っているのか――? 予想外の質問が次々と浴びせられるなか、やがてある疑念が、ふたりの間に沸き起こる。

わずか17日間の撮影、たった65万ドルで製作された本作は、スペイン映画として初めて第39回インディペンデント・スピリット賞で3部門(新人作品賞、新人脚本賞、編集賞)にノミネート。ベネズエラ出身のアレハンドロ・ロハス監督とフアン・セバスティアン・バスケス監督がメガホンをとった。

特別映像では、鳥海氏が「入国審査で絶対にしてはいけないこと」を語っている。

▽そもそも入国審査とは?
画像2(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

ビザ(査証)を取得していても、ビザなしで入国が可能な国であっても、最終的に入国を判断するのは空港の入国審査官となる。入国審査官は、最終的にパスポートをスキャンし、入国目的、滞在日数、国によっては帰りの航空券(長期滞在であればビザ)、滞在先などを確認したうえで、「問題なし」と判断した場合に入国を許可する。疑わしい場合には追加質問されることもあり、入国目的のさらなる詳細、職業、将来の仕事について聞かれることもある。映画で描かれるように、まさに入国審査官が入国の最終決定権を握っている。

入国審査場でやってはいけないこととは?
画像3(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

入国審査場内は、スマートフォンおよび携帯電話の使用は原則禁止。ルールとしてはスマートフォンでのメッセージ送付、SNSやホームページの閲覧、YouTubeなどの動画再生が禁止されていることがほとんど。スマートフォンは電源をオフにする必要はないが、例えば写真を撮ったりすると注意され、別室に連れていかれるケースも。メッセージを送ることも避けた方が無難。

▽デジタル時代でも書類は紙に印刷しておくべき?
画像4(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

デジタル時代のいま、航空券のeチケット控え、宿泊先の予約確認書などはスマートフォンに保存することも可能だが、アメリカをはじめ、入国審査で書類提示を求められた場合は、紙に印刷したものを提示することが原則。特に本作のように、セカンダリー(別の場所での再審査)に行った場合には、スマートフォン自体の操作が一切認められないため、印刷しておくことが必要となる。紙で書類を持っていないと入国審査官の心証が悪くなることもあり、入国の可否につながるので、しっかり紙に印刷しておくことが必要。

▽見た目で気をつけることは?
画像5(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

服装については、清潔感がなく、Tシャツ、スウェット、ビーチサンダルなど服装がラフ過ぎると怪しまれ、審査に影響する傾向もあるので要注意。

▽日本のパスポートがあっても、ビザが必要な国はある?
画像6(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

昔は日本のパスポートは、世界中のほとんどの国でビザなしでの入国が可能で、パスポートと航空券があれば入国できた。しかしいまは、事前に電子登録が必要な「電子事前渡航認証システム」を導入する国が増えている。アメリカの「ESTA」、オーストラリア、カナダ、イギリスの「ETA」などが該当する。例えばアメリカの「ESTA」は登録を怠ると飛行機に乗ることすらできないので、注意が必要。

タイ、シンガポール、マレーシアなど入国カードに代わり、入国直前にインターネットで入国情報を登録することが必要な国もある。国によってルールが異なるので、必ず出かける前に必要な手続きの有無を確認しておくことを忘れないように。

入国審査で1番大事なポイントは?
画像7(C)2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

入国審査では絶対に嘘をついてはいけない。入国審査官はプロなので、たやすく嘘は見破られる。特に職業や滞在の目的などは、明確に答えなければならない。アメリカやヨーロッパ各国では、具体的にどこに観光に行き、何をするのかを話す方が良い。例えば、ロサンゼルスで大谷翔平選手の試合を観戦する目的であれば「ドジャーススタジアムへ野球を観戦しに行く」、また「ディズニーランドに行く」というように、具体的に話すと、入国審査もスムーズになる。

またホテルの名前も暗記して口頭で言えるようにしておくなど、明確に観光で来た目的を伝えられるようにしておくと良い。その国に来た目的を正しく話し、嘘をつかなければ、入国審査は決して怖いものではない。

入国審査」は、8月1日に東京の新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。

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