【全米映画ランキング】「ブラックパンサー」V3!「レッド・スパロー」が2位
2018年3月6日 19:30

[映画.com ニュース]ギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」がオスカー4冠に輝いた週末。全米ボックスオフィスは、2本の新作が公開されるも、マーベル・スタジオの新作「ブラックパンサー」が3週目にもかかわらず約6570万ドルの興収をあげ、V3を果たした。
同作の累計は5億ドルを突破。すでに全米歴代興収の10位につけており、7位の「ダークナイト」(08、12年/約5億3400万ドル)を抜くのは確実。暫定6位の「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(17年/約6億1900万ドル)、5位の「アベンジャーズ」(12年/約6億2300万ドル)も射程にとらえている。
初登場2位はジェニファー・ローレンス主演のスパイアクション「レッド・スパロー」。元CIA工作員のジェイソン・マシューズによる同名小説を「コンスタンティン」「アイ・アム・レジェンド」「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督が映画化。バレリーナになる夢を絶たれたドミニカ(ローレンス)はロシア諜報機関の訓練を受け女スパイとなり、米CIA局員から露政府内にいるスパイを聞き出そうとするが、陰謀に巻き込まれ米露両国から追われることになる。共演はジョエル・エドガートン、ジェレミー・アイアンズ、メアリー=ルイーズ・パーカー、マティアス・スーナールツ、シャーロット・ランプリング。
約1300万ドルのOP興収で3位デビューとなったのは、チャールズ・ブロンソン主演の犯罪スリラー「狼よさらば」をブルース・ウィリス主演でリメイクした「Death Wish」。強盗に妻を殺害され、娘をレイプされたシカゴの外科医ポール(ウィリス)が、犯人への復讐を目指し、自ら武装し、街の悪党を処刑するようになる「ビジランテ(自衛)」もの。乱射事件多発により銃規制強化の声が高まっているにもかかわらず、市民の武装を助長するような内容のため、賛否が分かれており、一部の批評家からはかなり厳しいレビューが寄せられている。共演にエリザベス・シュー、ビンセント・ドノフリオ、キンバリー・エリス。脚本はジョー・カーナハン、監督はイーライ・ロス。
今週末は、オプラ・ウィンフリー、リース・ウィザースプーン、ミンディ・カリング主演のファンタジー大作「A Wrinkle in Time」(エバ・デュバーネイ監督)に、デビッド・オイェロウォ、シャーリーズ・セロン、ジョエル・エドガートン、アマンダ・セイフライド、シャルト・コプリー共演のダークコメディ「Gringo」などが公開となる。
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