コンスタンティン
劇場公開日 2005年4月16日
解説
鬼才アラン・ムーアのコミック「ヘルブレイザー」を原作に、キアヌ・リーブスがオカルト探偵を演じるVFXアクション。悪魔や天使を見る特殊能力を持つ探偵コンスタンティンは、女性刑事アンジェラと共に彼女の妹の死の真相を探るが……。堕天使役でティルダ・スウィントンが共演。監督はMTV出身で本作が映画初挑戦となるフランシス・ローレンス。撮影は「リバー・ランズ・スルー・イット」でオスカー受賞のフィリップ・ルスロー。
2005年製作/121分/アメリカ
原題:Constantine
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
映像の撮り方も新鮮で観ていておもしろかったし、綺麗だった。
理解に乏しい部分があるのでそこまで惹き込まれなかったけれど、キアヌはこういった無口でクールな役はハマリます。カッコよかったです。
2022年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
キリスト教を熟知している訳ではないが、天使については、プロテスタントとカソリックでは解釈が異なると記憶する。だから、プロテスタントの多いアメリカ人でも、カソリック的な宗教観は理解し難いじゃないかと思った。だから、日本人の僕は全くチンプンカンプン。
まぁ、ファンタジーとして見れば良いのだが、どこかで見たような場面が沢山登場する。だから、あまり新鮮味がしない。
主役の俳優さんは昔のジョン・ウェインみたいに思えた。なんと、マトリックスに出ている俳優さん(キアヌ・リーブス!)だと知って、その時も同じ様に感じた。つまり『ジョン・ウェインみたい』に確信が持てた。
2022年5月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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○作品全体
世界観、ジョン・コンスタンティンという人物、その戦い方、武器…説明もなく少女に取り憑いたハーフ・ブリードと戦うところから始まるが、キアヌ・リーブス演じるジョンのシルエットやたばこを吸うときのポーズ、確固たる自信をもって臨む悪魔への戦法がシンプルにかっこよくて没入できる。
ジョンは表情を大きく変えず、ハードボイルドな主人公だが、たばこの吸いすぎで肺がんで死が近いため天国行きのための「切符づくり」に焦っている、という物語の根幹もシンプル。しかし天国と地獄の勢力図であったり、ハーフ・ブリード・キラーであるジョンの命を欲しがるサタンの存在がその構図の奥行きを巧く作っていた。終盤のジョンの「自己犠牲」によって起きる大逆転が、その最たる例だろう。天界の強力な力が状況を覆すのであれば納得せざるをえない。「デウス・エクス・マキナ」とも異なる、本物の神の裁量なのだから、それはもう納得するしかないだろう。そう思えることがむしろ心地よくもあった。
この作品にある強い宗教観とそのルールに浸るまでは捉えづらいところもあるが、浸ってしまえばあとは作中の世界で躍動するジョン・コンスタンティンの姿に魅了される時間を過ごすことができる。そんな作品だと感じた。
○カメラワークとか
・手前に緑色のガラスを置いて、そこから出てくるようにジョンの前へ向かっていく。わかりやすい境界線演出、かつマイナスなイメージの緑から抜け出してくるような印象。
・アクションシーンで殴るときに人物の真正面カットで殴るのを誤魔化すのは、正直ダサいなあと思った。殴らないことがダサいんじゃなくて、絵的にダサい。昭和の戦隊モノのアクションみたいなカメラに向かってパンチっていう絵面、少し迫力に欠ける。
○その他
・ガブリエルがとても良いキャラだった。天界の存在でありながら無慈悲。神聖な雰囲気とその裏にまとった影の両立といえばいいだろうか、ティルダ・スウィントンの名演だと思う。
2022年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
久々に見たが、
やっぱキアヌかっこよかった。
アメリカ人の宗教観と、
エンタメと見事に融合し、
使われている音楽、
ア・パーフェクト・サークルの曲も最高なんだよね。
天使や悪魔の人物像の演出も好きです。
いつかは続編やってほしいな。
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