【国内映画ランキング】「シンデレラ」V4、「駆込み女と駆出し男」3位、「ラン・オールナイト」は9位
2015年5月19日 16:45
[映画.com ニュース] 5月16~17日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。ディズニーの「シンデレラ」が4週連続1位をキープし、公開23日間累計で動員316万人、興収40億円を突破した。5月14日には映画「シンデレラ」の川柳コンクール表彰式が開催され、第28回三島由紀夫賞にデビュー小説がノミネートされていた人気お笑いコンビ、ピースの又吉直樹が登壇し、同賞を受賞できなかったこともあってか多くのメディアに露出。話題性のあるタレントと合わせてタイミング良く作品情報を提供し続けることで、映画は腰の強い興行を展開している。
続く2位の「映画 ビリギャル」も負けじと好調をキープ。5月16日時点で動員120万人、興収14億7000万円を突破した。17日には主演の有村架純、土井裕泰監督らが大ヒット御礼舞台挨拶を都内劇場で行い、感謝を込めて大入り袋を配りながら客席を練り歩いた。若者だけでなく親子など幅広い層を動員していることから、興収30億円も視野に入ってきた。
新作では、大泉洋主演の人情時代劇「駆込み女と駆出し男」が全国311スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員12万8235人、興収1億5758万5500円を記録し、初登場3位スタートとなった。大泉が公開に向けて怒涛のプロモーションに奔走し、多くのメディアで露出。興収10億円突破に向け、平日に年配層をどこまで取り込めるかがポイントになりそうだ。
リーアム・ニーソン主演の最新クライム・アクション「ラン・オールナイト」は、初登場9位。全国238スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員5万0580人、興収6422万6200円の成績。「アンノウン」「フライト・ゲーム」のジャウム・コレット=セラ監督との3度目のタッグ作品で、最終興収は4億円前後が見込まれる。同じく洋画では「ワイルド・スピード SKY MISSION」が遂に興収30億円を突破し、シリーズ歴代最高記録を更新している。
他に新作では、全国125スクリーンで公開された人気アニメ「スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo(う~)!」が13位、品川ヒロシ監督のゾンビ・コメディ「Zアイランド」が全国169スクリーンで公開され、14位のスタートとなった。
今週末は松田翔太と前田敦子が共演した「イニシエーション・ラブ」、ニール・ブロムカンプ監督の「チャッピー」などが公開される。
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