第27回東京国際映画祭開幕!「嵐」登場に5分間の絶叫、宮沢りえ5年ぶりの参加
2014年10月23日 19:45
[映画.com ニュース]第27回東京国際映画祭が10月23日、東京・六本木ヒルズで開幕し、約370人のゲストがレッドカーペットを練り歩いた。その先陣を切ったのは、同映画祭のスペシャルアンバサダーを務める国民的人気グループ「嵐」。報道陣にも当日まで知らされないサプライズでの登場に、会場に駆けつけたファンは大興奮。絶叫に近いどよめきは約5分間におよび、ファンのボルテージはのっけから最高潮に達した。
本年度から、近年の同映画祭の“シンボル”だったグリーンカーペットは、レッドカーペットに様変わり。「嵐」の5人はファンに手を振り、特別招待作品として上映される「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」に主演の相葉雅紀は、男性ファンとガッツポーズし合い「26日に(上映で)映画祭に戻ってきます。僕の大好きなラブストーリーなので、気合入れてやらせて頂きました」とアピールに努めた。
二宮和也は、アンバサダー就任について「僕らも映画に携わらせて頂いているので、こういう形で関われて嬉しい」とニッコリ。また、松本潤が「素晴らしい作品がそろいました。ぜひ映画祭にいらしてください。素敵な出会いを用意しております」と宣言すると、櫻井翔が英訳し喝さいを浴びた。
日本映画として唯一コンペティション部門に選出された「紙の月」主演の宮沢りえは、第22回でオープニング作品に選出された「オーシャン」でグリーンカーペットを歩いて以来、5年ぶりの参加。微笑をたたえながらサインに応える姿は貫禄十分で、「撮影はとても過酷で生みの苦しみを味わいましたが、こういう華やかな場に作品を持って来られたことに喜びを感じています」と語った。
また、クロージング作品として上映される「寄生獣」の山崎貴監督、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛は、同作のシンボルともいえるミギーの巨大フィギュアとともに登場。染谷が「東京のど真ん中でたくさんの方々が集まって映画のお祭りをすることは、とても面白いですね」と語れば、橋本は「すごく大きな力を感じます。このまま皆さんで盛り上げて頂けたら」とファンに訴えた。
なお、昨年に続き大トリを飾ったのは安部晋三首相。フェスティバルミューズの中谷美紀に出迎えられ、寄り添うようにレッドカーペットを闊歩し、オープニング上映作品「ベイマックス」のプロデューサーを務めるジョン・ラセターや日本語吹き替え版で声優を務めた菅野美穂、小泉孝太郎と握手を交わしていた。
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