ベイマックス

劇場公開日:

ベイマックス

解説

孤独な少年と心優しいロボットの絆や冒険を描き、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したディズニーアニメ。最先端の技術が集う都市サンフランソウキョウに暮らす14歳の天才少年ヒロは、自ら開発したロボットを使い、アンダーグラウンドのロボット格闘技に夢中になっていた。ヒロの良き理解者でもある兄タダシは、そんな弟を案じ、自身の通う大学にヒロを連れて行く。タダシの研究仲間やロボット工学の第一人者キャラハン教授と出会い、感銘を受けたヒロは、大学で最先端の科学を学ぶことを決意。しかし、そんな矢先、不慮の事故でタダシは帰らぬ人となってしまう。目の前で兄を失ったヒロは殻に閉じこもってしまうが、そんなヒロの前に、タダシが人々の心と体の健康を守るために開発したケアロボットのベイマックスが現れ、そのおかげでヒロは少しずつ元気を取り戻していく。そして、兄の死の裏に巨悪が潜んでいることに気付いたヒロは、兄のためにも戦おうと立ち上がるが……。短編アニメ「愛犬とごちそう」(6分)が同時上映。

2014年製作/102分/G/アメリカ
原題:Big Hero 6
配給:ディズニー
劇場公開日:2014年12月20日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第87回 アカデミー賞(2015年)

受賞

長編アニメーション賞  

第72回 ゴールデングローブ賞(2015年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2014 Disney. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.02D日本語吹き替え版で鑑賞

2023年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

内容は文句なし!アニメーションの動き、キャラクターの愛らしさ、感動のストーリーと、どれをとっても一級品の仕上がりです。

もし、レヴューを見て、行こうかどうか迷っている人なら、損はないので、劇場で鑑賞されることを強くオススメします。

今回、長文になりますが、映画を観て感じたことをつらつらと綴っていこうと思います。以下、ネタバレを含めて、興味ない人は遠慮なしに読み飛ばしてください。

まず、3D版は時間の都合で見れませんでした。見終わって、素直に3Dで観たかったと思いました。これは残念。

そして、『アナ雪』に代表されるように、近年の、アニメーション映画は日本語吹き替え版の作り込みもあって、メガヒットにつながっているのだと思います。
例えば、街の看板が日本語に変わっていたりなど、細部のこだわりには感心させられます。
今回『ベイマックス』では、そもそもの舞台が日本を強く意識しているので、どこまでがオリジナルの表現で、どこからが、日本語吹き替え版特有のものなのか考えさせられました。それこそが、リピーターを増やす要因でしょう。

採用された俳優、声優さんの声の演技も、上手で、劇中でもし歌うことがあっても、異和感なく溶け込んでいます。
ただ、ベイマックスの声に関しては、もう少し考えて欲しかった。自分がユーザーだった時に、あの声では癒されないだろうと感じます。
さらに、一部話題づくりでpepperを採用したようですが、「え?」と気づかされることもなく、不快に感じることもありませんでした。

最大の疑問点は日本語版主題歌AIの『story』の存在です。
『アナ雪』が成功したのは、それぞれの劇中歌の本気の作り込み度合いと、それを日本語でつなぎ目なくオリジナルの声優が歌うことで、曲が浮いてしまうことがなかったこと。画面の動きと、日本語の歌詞、歌が見事に溶け合い、子供にもその意味が理解できる内容になったこと。誰にでも口ずさめるようになったことが挙げられます。はっきり言って内容はそれほどの映画でもなかったように認識していますが、歌のシーンは本当に感心しました。
これは、近年のディズニー映画のみならず、日本語吹き替え版には、音楽も含めて最大の配慮を施してあると、感じることが多いのです。

ところが、今作AI『story』は全く逆の配慮です。

エンディングで取ってつけたように流すのはなんの意味があるのでしょうか。途中で、退席して、スタン・リーのカメオ出演を見逃した人も多かったのでは?
このように、作品を毀損するような改変を施すのは、本当にやめて欲しい。

百歩譲って、日本語主題歌を標榜するのなら、わざわざ英語で歌い直す必要性を全く感じません。そのまま日本語で採用すればよかったのです。尺も映画用に切って。
この作品、AIのインターナショナルに発信できる表現力をアピールするためだけに利用されているとしか思えません。ごていねいに国内限定で。

過去にも、日本語版主題歌としてエンディングに流れて、好評だった事例を残念ながら知りません。(『アメイジング・スパイダーマン』『ラッシュ友情とプライド』等…)

そして、本当に言いたかったこと。
それは、このような映画をもう日本では作れないであろうということ。
長編の引退を表明した宮崎駿なきあと、唯一可能性を感じるのは、細田守作品のみです。

同じコンセプトで制作しても、『キャプテン・ハーロック』『STAND BY MEドラえもん』が関の山でしょう。

ディズニーの壮年のスタッフが、日本のアニメーションに夢を感じ、リスペクトを惜しまないように、日本のアニメ制作畑も彼らに学ぶべきところはたくさんあるはずです。なによりも日本のアニメーションが特定のファンに向けてのみ作られる、閉じたマーケットでしかないことが非常に残念でなりません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
うそつきカモメ

4.0感動した!

2023年10月27日
iPhoneアプリから投稿

アニメに偏見はないけれど、実際にはあまり見ていない。久しぶりにみたこのアニメは結構感動ものだった。さすがディズニーという感じだ。大人にも、もちろん子供にも、老若男女におすすめの映画です。

コメントする 3件)
共感した! 2件)
ジョニーデブ

5.0本当に最高。大好き。テディ、ベイマックス、ありがとう。

2023年10月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

本当に最高。大好き。テディ、ベイマックス、ありがとう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ニック
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る