過激な性描写、暴力、宗教、差別など「物議を醸した映画」25本
2009年5月18日 12:00

[映画.com ニュース] 米エンターテインメント・ウィークリー誌が、映画史上最も「物議を醸した映画」25本を発表した。
第1位は、メル・ギブソン監督がイエス・キリストを描いた「パッション」(04)。キリストの拷問シーンの凄惨さが話題になったほか、反ユダヤ主義的であると激しいバッシングを受けた。ほかにも「最後の誘惑」「ダ・ヴィンチ・コード」など、キリスト教がからんだ映画は大きな論争を巻き起こすことが多い。その他、過激な性描写や暴力描写が問題視された映画が多数ランクインした。
25作品は以下の通り。
2.「時計じかけのオレンジ」(71)/暴力描写
3.「華氏911」(04)/政治問題
4.「ディープ・スロート」(72)/過激な性描写
5.「JFK」(91)/歴史歪曲の可能性
6.「最後の誘惑」(88)/宗教問題(キリスト教)
7.「国民の創世」(15)/人種差別問題
8.「ナチュラル・ボーン・キラーズ」(94)/暴力描写、模倣犯による殺人事件
9.「ラストタンゴ・イン・パリ」(72)/過激な性描写
10.「ベビイドール」(56)/幼な妻
11.「ザ・メッセージ」(77)/宗教問題(イスラム教)
12.「ディア・ハンター」(78)/人種差別問題
13.「ダ・ヴィンチ・コード」(06)/宗教問題(キリスト教)
14.「ウォリアーズ」(79)/暴力描写
15.「意志の勝利」(35)/ナチスのプロパガンダ映画
16.「ユナイテッド93」(06)/同時多発テロ問題
17.「フリークス」(32)/不具者の描写
18.「私は好奇心の強い女」(67)/過激な性描写
19.「氷の微笑」(92)/性描写、同性愛者の描き方
20.「食人族」(79)/残虐描写
21.「俺たちに明日はない」(67)/暴力描写
22.「ドゥ・ザ・ライト・シング」(89)/人種問題(のちのロス暴動を誘発したと言われた)
23.「キッズ」(95)/10代のセックスとドラッグ
24.「カリギュラ」(80)/過激な性描写
25.「アラジン」(92)/アラブ系への差別
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「楓」「ズートピア2」など超注目映画を“500円”で観よう!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ