JFK
劇場公開日 1992年3月21日
解説
「プラトーン」のオリバー・ストーン監督が、ケネディ大統領暗殺事件の謎に迫った社会派ドラマ。地方検事ジム・ギャリソンの著書「JFK ケネディ暗殺犯を追え」と、同事件を研究するジム・マースの著書を基に、暗殺事件を巡る唯一の訴訟であるクレイ・ショー裁判に至るまでの顛末を、虚実入り混ぜながら描き出す。1963年11月22日。テキサス州ダラスで遊説中の第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが暗殺された。アメリカ全土に衝撃が走る中、容疑者オズワルドが逮捕されるが、彼も護送中に射殺されてしまう。政府の公式調査会「ウォーレン委員会」による調査結果に疑問を抱いたニューオーリンズの地方検事ギャリソンは、真相を究明するべく単独で調査を開始するが……。ケビン・コスナーが検事ギャリソンを演じ、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・オールドマン、ドナルド・サザーランドが共演。1992年・第64回アカデミー賞で撮影賞と編集賞を受賞した。ディレクターズカット版は本編206分。
1991年製作/188分/アメリカ
原題:JFK
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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2021年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
暗殺という手段を使って大統領をも消し去り、おそらくは弟も亡き者にする米国既得権者の非情さ、それと裏腹に命を張って真実探究に邁進する地方検事ジム・ギャリソンの稀有な存在感と、それに説得力を与えるケビン・コスナーの力量、その物語を脚本にも関与し3時間をゆうに超えるエンタテインメント映画にしてしまう監督の力技、米国の闇の深さとそれと闘う正義感の強さに少々の羨望と、感銘。
2021年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
オリバー・ストーンがオールスターキャストと共に挑む、20世紀最大のミステリー。
編集が凄いですよね。登場人物同士の議論や独白が殆どなのに、あらゆる映像を織り交ぜながら魅せてくれるので全くダレない。視覚、聴覚に叩きつけられる情報量は半端無く、そこから導かれるこの暗殺事件に対しての違和感は誰もが抱くであろうもの。終盤のケビンコスナーのスピーチはオリバーストーンの思想そのものと受け止めましたが、それら全てを包含して放たれるこの映画の熱量は、本当に尋常じゃありません。
チョイ役ながらウォルターマッソー、ジャックレモンの出演は嬉しいし、トミーリージョーンズ、ケビンベーコン、ジョーペシ、そしてゲイリーオールドマンが一堂に会するなんて、今じゃ考えられないですよね。そういった映画的醍醐味も含めて、大好きな作品です。
2021年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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以前に見たことあるけど再鑑賞。
やっぱり長い。長過ぎると途中緊張感が途切れちゃう。
色々と推理はしてみても結局はクレイ・ショーですら有罪に持ち込むことはできなかった。
もちろん実話をもとにしているのであるからなのだけど。
しかし物語として見ている私としてはやはり不完全燃焼。
FBI、CIA、軍、カストロ、軍事産業、マフィアと陰謀の規模が大きすぎて
全部が絡んでいるとは流石に思えないかな。陰謀にからむ人間が多いとボロが出るからね。
個人的には軍事産業の利権って気がするなー。暗殺と分かって加担する人間は
一部に決まってるし。
久しぶりにケビン・コスナーを見た気がする。最近あまり出てないよね。
声があんまりかっこよくなかったな。イケメンだよね。
重々しい雰囲気が画面から漂って来て話自体は面白かった。
ただ、風呂敷を広げ過ぎ感はあるのでもう少し一番信憑性のある
仮説でまとめたらスッキリするしよかったのかな。
メモ取りながら見たけど謎が多すぎて混乱するわー。
2021年3月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
あまりよく知らなかったJFK暗殺事件の内容を知りたくて見てみました。
実際の映像を交えて作られているから当時の状況や空気が分かりやすかった。
しかし、こんな内容を堂々と映画にできるのはなぜなの?
やはり言論の自由がアメリカでは確保されているのか。
出演俳優の豪華なこと!
ケビン・コスナーってこんなにかっこよかったのか!
ゲイリーオールドマンの良さが出ていて嬉しかった。
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