食人族

劇場公開日:

食人族

解説

イタリアの鬼才ルッジェロ・デオダートが、食人族の恐怖をファウンドフッテージ・モキュメンタリー形式で描いたホラー映画。その情け容赦ない残酷描写から世界各国で上映禁止やフィルム没収、ビデオ発売中止騒動など物議を醸した一方、カルト的作品として語り継がれている一作。

ドキュメンタリー撮影のため南米アマゾン奥地の「グリーン・インフェルノ」と呼ばれる秘境を探索していたアメリカ人男女4人組が消息を絶った。現地へ向かった救助隊は未開のジャングル奥地で食人族の村にたどりつき、白骨化した遺体を発見。持ち帰った撮影済みフィルムを確認すると、そこには想像を絶する地獄絵図が記録されていた。

2023年5月、「4Kリマスター無修正完全版」が劇場公開。

1980年製作/96分/R18+/イタリア
原題:Cannibal Holocaust
配給:エクストリーム
日本初公開:1983年1月15日

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(C)F.D.Cinematografica S.r.l.1980

映画レビュー

3.0動物が殺されるのはショックです

2023年5月28日
iPhoneアプリから投稿

ブルータルなちいかわ

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yoshuggah

動物を本当に殺してる動物スナッフ映画

2023年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

気分が悪くなった、動物を本当に殺してます。

ジャコウネズミ、カメ、サル、ブタ、残虐に虐殺してます。

亀も殺して解体するシーンが長々と…

尊い命に、尊厳や優しさ思いやりを持てない、腐った人間が作った映画でしょう。

今だったら、

“映画を作る過程で動物に危害を加えていません”

とテロップが入るぐらいなのに。

『ハウス・ジャック・ビルド』や『女神の継承』は、そうだった。

殺して食べたとか言い訳してたらしいけど、

苦しませないように、痛みを最小限に、じゃなく、

残虐に虐殺してます。

この映画を作った監督は死んだらしいが、

安らかに…なんて思いません。

因果応報、罪と罰。

あの世で同じ目に遭ってる事を切に願う。

ツイッターに書いてる方いたが、動物好きのジェームズ・ガン監督も、この映画に怒ってたらしい。

この映画は、胸クソ悪い犯罪。

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RAIN DOG

4.5飽くなきタブーへの挑戦! モンド映画の最果てに華開いた、奇蹟のようなゴミ溜めの薔薇。

2023年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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じゃい

3.0ホラー形式をとった風刺?

2023年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ホラーエンターテイメントというよりも、とても風刺のきいた作品と感じました。

食人族4Kリマスター無修正完全版で劇場で鑑賞しました。
カルト的ホラー映画としてタイトルとあらすじは知っていたので、グロさを楽しむホラーエンターテイメントだろうと思っていましたが、鑑賞後の印象は大きく変わりました。

人肉を食す奇妙な風習をもつ未開民族よりも、作品の主体である文明人への不快感・嫌悪感が際立ちます。
異文化への敬意もなく利己心だけで未開の地へ押し入り、暴虐の限りを尽くします。
作品のオチ・テーマもそこがポイントなのでねらい通りなのでしょう。

「グロさ」を楽しむ作品だと思っていたのですが、現代の映像技術からすると微笑ましくもあるホラー描写です。
動物の解体は実物らしいのですが、おおよそ食事のための解体なのでグロいというより神秘的でもあります。
食料として解体したカメの頭をおもちゃにして遊ぶ文明人の姿のほうがよっぽど不快でした。

鑑賞後、公開当時の背景や監督インタビューの解説記事を読みました。
モキュメンタリーとして現実味を演出するめに、公開後しばらく役者の露出を控える取り決めをしていたとか。
作中に「やらせドキュメント映像」といわれていたものが、実は現実のニュース映像であったとか。
凄惨なニュース映像の放映は問題視されないのに、フィクションのホラー映画は規制される矛盾への監督の見解とか。

製作においても宣伝広告においてもとても画期的な手法をとられていたことがわかり、公開当時を体験できていたらさぞ面白かったろうなと感じられます。

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moro